風味豊かな鰹節は、色々な料理に活用することが出来るため非常に重宝します。そのため、常に台所にストックしておく家庭も多いのではないでしょうか。一般的に長持ちしそうな鰹節ですが、その賞味期限についてはあまり知られていません。
- 鰹節の賞味期限について
- 状態別の保存方法
- 賞味期限が切れた時の見分け方
今回は、こちらについて詳しく解説します。
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目次
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鰹節の賞味期限
一言に鰹節と言っても、その種類は様々です。ここでは、鰹節の種類ごとの賞味期限について解説します。
本節(塊)の場合
「鰹節の塊」といった表現の似合う本節は、使用したいタイミングに合わせて削ります。削りたての本節は、他の鰹節とは比べ物にならないほどの風味があることが大きな魅力です。
本節の賞味期限は、通常約1年の賞味期限となっています。空気に触れることで酸化が促進して品質が劣化しやすいため、メーカーによっては脱酸素剤などを使用している場合も。
その場合は、脱酸素剤の効力により空気との接触が一切起こらないため、通常の賞味期限よりも更に長い2年間の賞味期限を設定しているメーカーもあります。
食品包装内に脱酸素剤を封入することで、包装内の空気の吸着が期待できます。
結果として、食品が包装内で過剰に空気に接触するリスクを軽減することが可能なのです。
削り節(真空パック)の場合
一方、スーパーなどで見かけることの多い真空パックされた削り節の賞味期限はどうでしょうか?一般的な食品メーカーに於いては、削り節の賞味期限を1年間に定めている場合が多いです。
しかし、本節同様に注意が必要なのは、あくまで未開封状態でのみ賞味期限が1年間となる点です。これは、本節と違い削り節は空気に触れる断面が非常に多いため、酸化が促進しやすい特徴を持っているため。
そのため、一度開封した削り節は賞味期限に関わらず早めに使い切ることが風味を落とさずに美味しく食べる秘訣になります。
具体的には「皮を剥いたりんごの色が茶色くなる」「クギが錆びる」といったものも全て酸化によるもの。
食品が酸素に触れることによって、食品の品質や風味を変質化させる現象と言えます。
一度酸化してしまった食品を元に戻すことは出来ないため美味しく食品を食べるためには極力酸素に触れないように管理することが重要になるのです。
なお、同様に食品の品質や風味を変質化させる要素として「日光」と「温度」も挙げられます。
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鰹節の保存方法
使いきれずに余ってしまった鰹節は、しっかりと保存することで品質を劣化させずに美味しい状態をキープ出来ます。
ここでは、鰹節の種類ごとの保存方法について解説します。
本節(塊)の場合
未開封
未開封状態の本節は、梱包がされた状態を指します。外箱や包装裏面に保存状態の指定がされているため、指示に従ってください。原則として、「冷暗所での保存」が推奨されています。
開封後
開封後は、前述した食品の酸化を防止するために空気に触れないように注意して冷蔵保存を行いましょう。
具体的な手順は以下の通りです。
- ラップを広げる
- ラップに本節を乗せて空気を抜きながらしっかりと巻きつける
- 付箋などに冷蔵実施日を記入して貼り付ける
- 冷蔵庫の奥に保存する
削り節(真空パック)の場合
未開封
未開封状態の削り節は、密閉された状態であるため酸化の恐れはありません。高温多湿を避けて常温で保存すれば問題ありません。
開封後
開封したあとの削り節は、非常に酸化が起こりやすい状態です。そのため、以下の手順で保存を行いましょう。
- 開封した削り節をフリーザーバックに入れる
- フリーザーバックの空気を抜いてチャックをする
- フリーザーバックの表面に冷蔵実施日を記入する
- 冷蔵庫に保存する
なお、開封後しばらく削り節を使用する機会がない場合は、冷蔵庫ではなく冷凍庫へ保存することもおすすめです。これは、一つ一つが薄い削り節は、含まれる水分量が少なく素早く冷凍が行われることにより、品質劣化が冷蔵保存よりも起こりにくいためです。
そのため、次にいつ削り節を使用するかによって保存する温度帯を使い分けると良いでしょう。
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賞味期限が切れた場合は?
原則として、賞味期限の切れた鰹節を使用することはおすすめできません。どうしても賞味期限切れの鰹節を使用せざるを得ない場合は、あくまで自己責任で行うとともに使用前に以下の状況が発生していないことを確かめるようにしましょう。
風味が落ちる
開封した鰹節の色が変色したり、変な臭いがしていたら酸化が進んでいるサインです。風味が劣ってしまい料理に使用しても美味しく仕上げることが出来ないため、使用せずに廃棄しましょう。
悪性のカビが生えたら
本節は、製造工程で敢えて優良なカビを付着させていることで有名です。しかし、賞味期限切れの鰹節には全く性質の異なる悪性カビが発生することがあります。以下のような特徴を持ったカビが生えていた場合は、使用せずに廃棄しましょう。
- 黒い斑点状
- 白くフワフワした綿毛状
注意したいのは、カビは思った以上に広範囲に生息している点です。黒い斑点部分だけを取り除いたとしてもカビの菌糸は周囲に根を張っている場合があります。勿体ない気持ちはわかりますが、一度カビが発生した鰹節は全て廃棄することが大切です。
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まとめ
この記事をまとめると
- 鰹節は削る前の「本節」と「削り節」の2種類に分類することが出来る
- 本節の賞味期限は1年〜2年、削り節の賞味期限は1年のものが多い
- 一度開封した鰹節は、期限を問わず早めに使い切ることが大切
- 開封後の鰹節は空気に触れないようにして、冷蔵庫保存がおすすめ
- 賞味期限切れの鰹節には、悪性のカビが生えることがある
いかがだったでしょうか。
鰹節の風味を十分に味わうには、やはり鮮度が命です。どうしても残ってしまった鰹節は記事内の保存方法を実践して美味しさを長持ちさせましょう。
この記事が皆さんの参考になれば幸いです。
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