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カッテージチーズを作ったことはありますか?チーズと言えば、乳酸菌やカビなど微生物の働きを利用し、長期間の熟成を経て作られるイメージがありますよね。ところが、カッテージチーズの場合、シンプルな材料で簡単に作ることができるのです。今回は、カッテージチーズの作り方や保存方法について、ご紹介します。
- カッテージチーズとは?
- カッテージチーズの作り方と美味しい食べ方!
- カッテージチーズの賞味期限はどれくらい?保存方法は?
- カッテージチーズを冷凍保存する方法!
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目次
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カッテージチーズとは?
非熟成チーズの代表格
カッテージチーズは、オランダ原産のフレッシュチーズを指します。原材料は、牛乳から脂肪分を出した脱脂乳です。木綿豆腐を崩したようなボロボロとした見た目で、熟成させていないためチーズ特有の強い発酵の臭いやカビなどは見られません。味は、少し酸味のある爽やかな味わいが特徴です。脂肪分が少なく、あっさりとしています。
カッテージチーズの栄養素
カッテージチーズは脂肪分を抜いて作られているため、他のチーズよりもカロリーが低めです。たんぱく質・ビタミン・カルシウムなどの栄養素も豊富なのが特徴で、低カロリーで高たんぱくな食材と言えます。
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カッテージチーズの作り方と美味しい食べ方!
カッテージチーズの簡単な作り方
カッテージチーズは自分で作ることができます。材料もシンプルで作り方も簡単なので、お子さんと一緒に作るのもおすすめです。
材料
- 牛乳:500ml
- レモン汁:30ml
- 塩:少々
- ギュ乳を60℃程度に温める(うっすらと膜ができる程度)
- 酢を加えて、火を止める
- 布巾やクッキングペーパーなどに濾して、搾る(搾り汁はホエーとして料理に使えます)
- 塩を少々加え完成(塩を加えるとよりカッテージチーズ感が出ます)
カッテージチーズの美味しい食べ方
①そのまま食べる
カッテージチーズはそのまま食べても美味しく、塩を少々加えるだけでも食べられます。味が淡白なので、調味料で味付けして食べるのもおすすめです。塩気が欲しい場合は、塩、黒胡椒、醤油などを足したり、甘みが欲しい場合は、ハチミツやシロップなどを足しても美味しくいただけます。
②混ぜて食べる
サラダなどの生野菜に混ぜて食べる食べ方も定番です。サラダに酸味やコクを足すことができ、シンプルながら美味しい1品となります。低カロリーでありながら高たんぱくなのが特徴なので、ダイエット中の方にもおすすめの食材です。オリーブオイルやバルサミコ酢などをかけると一層おいしくいただけます。
③料理に合わせる
カッテージチーズは、パスタやピザなどのイタリアンにも合います。ケチャップなどで味がしっかりついた料理には、カッテージ―チーズのすっきりした酸味によって、料理の美味しさが引き立ちます。
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カッテージチーズの賞味期限はどれくらい?保存方法は?
ナチュラルチーズの特性について
よつ葉乳業のホームページによると、「ナチュラルチーズは、乳、バターミルク、クリーム又はこれらを混合したもののほとんどすべて又は一部のたんぱく質を酵素その他の凝固剤により凝固させた凝乳から乳清の一部を除去したもの又はこれらを熟成したもの」と定義されています。
これに対して、ナチュラルチーズを粉砕し、加熱溶融し、乳化したものが「プロセスチーズ」です。
手作りの場合の保存方法
手作りしたカッテージチーズの保存方法として、どのような点に気を付けたらいいのでしょうか?チーズは冷蔵室(適温5℃前後)で保存しましょう。その際のポイントは3つ!
- ①乾燥に気を付ける
乾燥はチーズの大敵です。乾燥して、水分が抜け過ぎたカッテージチーズはパサパサになり、食感が損なわれます。
- ②結露に気を付ける
冷蔵庫から出した時などの温度差で、結露が発生します。特に、チーズを入れた保存容器の内蓋に水滴がついたままにしておくと、カビの原因になります。タッパーなどの保存容器を使う場合、内蓋についた水滴はこまめに拭きましょう。 - ③におい移りに気を付ける
チーズはにおいを吸着しやすい性質があるため、肉や魚、キムチ、漬物のようなにおいの強いものの近くで保存するのはNG!ジップロックなどの保存袋や保存容器に入れて、密閉して保存しましょう。
市販の場合の保存方法
市販されているチーズは、購入した形のまま冷蔵庫に入れて保存しましょう。使いかけのカッテージチーズを保存する場合は、密閉可能な容器に入れて冷蔵室で保存しましょう。もし、容器がない場合は、アルミホイルで包んだ上、ラップでくるんで保存してもOK!市販の場合は、記載されている賞味期限内に使い切ってください。
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カッテージチーズを冷凍保存する方法!
冷凍する手順
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1回で使う分量ごとにカッテージチーズを小分けする
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サランラップを広げ、1を入れて包む(薄く延ばしておくと後で解凍しやすい)
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2をさらに、密閉できる保存袋へ入れて中の空気を抜く
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保存袋ごとアルミホイルで包む(急速に冷凍することができる)
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金属製のバットなどにカッテージチーズを載せて冷凍庫へ
なお、SNS等の情報によると、粒タイプのカッテージチーズはオリーブオイルや塩に漬けてから保存すると保存性を高めることができるそうです。また、グラタンやキッシュなどに調理してから冷凍すると、より風味を保ちやすくなるそうです。ぜひ、お試しください。
冷蔵庫で自然解凍する
冷凍したカッテージチーズを使いたい場合は、冷凍庫⇒冷蔵庫の順にゆっくり解凍させましょう。急いでいる場合は、流水解凍も可能です。
ただし、常温解凍と電子レンジでの解凍はNG!水分が蒸発すると、風味がなくなったり、固い食感になってしまいますので注意しましょう。一度冷凍したカッテージチーズは生食にはむきません。加熱調理に活用しましょう。
保存期間はどれくらい?メリットとデメリットは?
カッテージチーズの冷凍保存期間は、2週間~1ヶ月ほどです。メリットは、上手に保存すればカビなどの雑菌が活動できなくなり、長持ちする点です。デメリットは、徐々に風味が落ちてしまう点です。長期間保存しておくと、冷蔵中にカビが生えることもあるのでこまめにチェックしましょう。
手作りのカッテージチーズは冷凍できる?
カッテージチーズは他のチーズと比べて賞味期限が短いのが難点ですが、牛乳を使った自家製カッテージチーズでも、冷蔵庫で10日ほど保存が可能です。
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まとめ
今回は、カッテージチーズについて作り方や保存方法をご紹介しましたが、いかだったでしょうか?
この記事をまとめると
- カッテージチーズは、非加熱チーズの代表格
- 栄養価が高く、低カロリーだが高たんぱく質
- 牛乳、塩、レモン汁の材料で、カッテージチーズが簡単に作れる
- 冷凍保存期間は、2週間~1ヶ月ほど
物価高が進む昨今において、チーズも値上げの対象となっています。カッテージチーズは、シンプルな材料で簡単に作れますし、いろんな料理に使うことができますので、上手に保存して活用してみてくださいね。
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