カステラのザラメの代用品は?ハチミツも無い時の代用品も解説!

カステラについているザラメ部分。フワッとしたカステラの底にあるザラザラした食感が好きな人もいますね。

この記事ではカステラのザラメの代用品、はちみつもない時の代用品について書いていきます。ぜひ最後までお読みください。

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カステラのザラメの代用品は?

カステラのザラメは他の砂糖と何が違うの?と思う人もいるでしょう。ザラメについて解説していきます。ザラメは糖度が高く高純度の砂糖になります。ゆっくりと溶ける性質があるので果実酒作りやお菓子作りに使われます。

白ざら糖、中ざら糖の2種類があり白ざら糖は綿菓子の原料にもなっています。カステラに使われるのは、中ざら糖になります。

砂糖

一般的に砂糖といって思い浮かぶのは、上白糖とよばれる白いしっとりとしたものでしょう。砂糖の原材料はさとうきびで、さとうきびを加工し脱色したものが上白糖になります。

焦げやすい性質があるので、お菓子作りにはグラニュー糖がいいでしょう。実は世界的に砂糖というとグラニュー糖で、上白糖は日本のみで利用されています。

グラニュー糖

上白糖より粒が大きくサラサラしています。水分を含む上白糖に比べて、サラッとしているので固まりにくくサッと溶けるのが特徴です。溶けやすいので、コーヒーや紅茶などに入れることが多いでしょう。カフェなどに置いてあるのもグラニュー糖が多いですね。

角砂糖

角砂糖は上白糖を四角に固めた砂糖です。1個あたり約3gと重さが決まっているので、お菓子作りに使いやすいでしょう。

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はちみつが無い時の代用品は?

カステラを作るときに、はちみつも無い時の代用になる甘味料をご紹介します。

メープルシロップ

メープルシロップは、サトウカエデの樹木から出る樹液を煮詰めて作った甘味料です。最大の生産地はカナダで、日本ではワッフルやホットケーキにかけるイメージですが、カナダでは料理やお菓子作りなど幅広く使われています。

甘味料の中ではカロリーが低くカリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルも含んでいます。

メープルシロップ100gあたりの栄養素

カロリー257kcal・炭水化物(糖類)66.3mg・カリウム230mg・カルシウム75mg・マグネシウム18mg

ガムシロップ

ガムシロップは、砂糖と水とアラビアガムを煮詰めて作った甘味料です。液体なので、アイスドリンクに溶けやすく重宝されています。

みりん

みりんはもち米、米麹、アルコールを発酵させたアルコール入り調味料です。みりんは甘さもありますが、料理に使うときの役割としては照りを出す、コクや旨味を出す、煮崩れを防ぐなどがあります。

昔ながらのカステラを作るレシピではみりんが入っているものをみかけましたよ。ただし、甘みは少ないのでみりんと他の甘味料を混ぜて使うのがいいでしょう。

ジャム

ジャムはいちごや柑橘類を砂糖で煮詰めて作った食材です。砂糖を使っているので、甘みは強いです。けれどカステラ作りに使うとカステラというより、パウンドケーキになってしまいます。

昔ながらのカステラを作りたいときは、向いていないでしょう。

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昔ながらのカステラが作りたい

カステラとケーキの違いはわかりますか?カステラには、バターが使われていないのが最大の違いです。さらに、ザラメが底にしいてあるのも特徴的ですね。

材料は?

昔ならではのカステラの特徴は、材料にあります。昔からある、たまご、小麦粉、水あめ、ザラメ。上白糖のみを使ったものが昔ながらのカステラといわれています。

最近のカステラは、ふくらし粉(ベーキングパウダー)生クリームを使ったものもあり食感がケーキのようにふんわりしたものが多いです。

昔ならでばの特徴は?

昔ならではのカステラは材料にたまご、小麦粉、水あめ、ザラメ、上白糖と添加物などの余分なものが一切入っていません。たまごをしっかり泡立てることでどっしりした、素朴な味わいがあるのが特徴です。

昔ながらのカステラレシピ

<材料>卵L2個・砂糖70g・薄力粉50g・ハチミツ大1・お湯大1・ザラメ適量(60mm×125mm×45mmの型2個分)

<作り方>

  1. 全卵をボールに入れて10分ほど全力で混ぜる
  2. 砂糖を3回くらいに分けて1に混ぜる
  3. 薄力粉を3回くらいに分けて入れ混ぜる
  4. ハチミツをお湯で溶かしたものを入れまぜる
  5. 型にザラメをひき3を混ぜる
  6. 入れてオーブンで170°30分焼く
  7. 熱いうちに型から取り出しラップに包んで寝かせて翌日食べる

<クックパッドより引用>

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まとめ

ここまでカステラのザラメの代用品、はちみつもない時の代用品について書いてきました。

この記事をまとめると

  • ザラメの代用品としては、みりん・メープルシロップなどを使うと良い。

  • 昔ながらのカステラには、砂糖・小麦粉・卵・ザラメが使われていて卵をしっかり泡立てて作るのが特徴です。ふくらし粉など余分なものが入っていないので、懐かしい味がするでしょう。

カステラは卵がたくさん入っているので、昔は高級なお菓子として扱われていました。栄養豊富な食べ物のたまごたっぷりのカステラは病気のときのお見舞いとしても人気のお菓子です。昔ながらのカステラはどっしりとした味わい、ザラメのジャリジャリ感は他のケーキとは一線をかくしどこか懐かしい味がしますね。

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