カスタードクリームが酸っぱいときは危険?腐るとどうなるの?

なめらかな食感と優しい甘さが楽しめるカスタードクリーム。シュークリームやクリームパンなどに使われ、好んで食べる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、そんなカスタードクリームについて、

  • カスタードクリームとは?
  • カスタードクリームは日持ちしない!
  • 腐ったカスタードクリームのサイン

をテーマに紹介していきます。カスタードクリームの日持ちについて知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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カスタードクリームとは?

そもそもカスタードクリームとはどんなクリームなのかご存知ですか?ここではカスタードクリームの原材料や作り方について紹介していきます。

カスタードクリームについて

クリーム色で、とろとろとした食感と甘さが特徴のカスタードクリーム。シュークリームやエクレア・クリームパンなどで使用されています。

そのほか、タルトやミルフィーユなどのケーキ・たい焼きや今川焼などの和菓子でも大活躍。

カスタードソースは卵・牛乳・砂糖・バニラエッセンスを混ぜ合わせたものですが、これをクリーム状にすると、カスタードクリームになります。

カスタードクリームの原材料

カスタードクリームは、一般的に卵黄・砂糖・小麦粉(コーンスターチ・薄力粉)・牛乳で作られます。

カスタードクリームの作り方

カスタードクリームは自宅にある材料で簡単に作れるクリームです。

材料

  • 卵黄…3個
  • 牛乳…2カップ(400ml)
  • 砂糖(上白糖)…70g
  • 薄力粉…30g
  • あればバニラオイル…少々

作り方

  1. 卵黄、砂糖をボウルに入れ、白っぽくなるまで混ぜ合わせます。しっかり混ぜることで、牛乳を加えた時に卵黄が固まりにくくなります。
  2. 薄力粉を加えて、軽く混ぜます。混ぜすぎると粘り気が出てくるため、さっと混ぜるだけで大丈夫です。
  3. 鍋に牛乳を入れて火にかけ、フツフツと泡が沸いてきたら火を止め、2に少しずつ加えます。牛乳は熱くなりすぎると膜が張ってしまうので注意してください。牛乳を一度に入れると卵黄が固まってしまうので気をつけましょう。お好みでバニラオイルを加え、こしながら鍋に移します。
  4. 鍋に移して中火にかけます。木ベラで絶えず混ぜていきましょう。沸いてくるまではゆっくり混ぜ、固まり始めたら、スピードを上げて手早く混ぜ続けるのがコツです。もたっとした状態になったら火からおろしてください。
  5. バットに広げたらカスタードクリームの表面に密着させるようにしてラップをかけ、粗熱をとってから冷蔵庫で冷やします。余熱で火が通らないように、氷水や氷の上に置いて粗熱を取るのがポイントです。

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カスタードクリームは日持ちしない!

保存・日持ち

カスタードクリームを作った後に気になるのは、賞味期限ではないでしょうか。ここでは、カスタードクリームの日持ちや保存方法について紹介していきます。

カスタードクリームが腐りやすい理由

カスタードクリームは牛乳や卵など、傷みやすい食材を使用して作られているため、あまり日持ちしません。

また、カスタードクリームを作ってから粗熱をとっているあいだに、容器内に水滴ができてしまった場合、雑菌が繁殖しやすい状態になり、より日持ちが短くなってしまいます。

カスタードクリームを手作りする場合は、余分な水滴を発生させないように注意しましょう。

日持ち目安

火を通しているから大丈夫と思いがちですが、カスタードクリームの日持ちは短めです。作ったカスタードクリームは冷蔵庫に保存し、1~3日以内に食べきるのが良いでしょう。

常温保存には適しておらず、常温保存での日持ちは作ってから2~3時間程度となります。夏場など気温や湿気が高い時期は、常温で置いておかないのがおすすめです。

保存方法は?

カスタードクリームはラップで包み、保存袋に入れて冷蔵庫で保存しましょう。できる限り密閉するのがポイントです。

冷凍保存すれば2週間ほど日持ちしますが、風味がや食感が落ちるのでおすすめしません。冷凍する場合は、カスタードクリームを保存袋に入れ、薄く伸ばして冷凍するのがおすすめ。

凍らせる前に、菜箸などを押しつけて線を入れておくと、使いたい分だけパキッと折って取り出しやすくなるので便利です。

解凍する際は、使用する分を取り出し、耐熱容器に入れ、ふんわりとラップをかけて500Wの電子レンジで40秒ほど加熱してください。

加熱後、スプーンで混ぜて適温まで冷ましましょう。風味や食感が落ちたカスタードクリームは、お菓子の材料に使うのがおすすめです。

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腐ったカスタードクリームのサイン

腐ってる・臭い

腐ったカスタードクリームの特徴は、以下の通りです。

  • カビが生える
  • 分離している
  • 異臭がする
  • 舌に刺激を感じる
  • 変色している

上記のような異変を感じたら、食べるのは避けましょう。カスタードクリームはそもそも傷みやすく日持ちがしないクリームです。

菌が繁殖したカスタードクリームを食べると、腹痛や下痢・嘔吐・発熱などの食中毒症状を引き起こす可能性があるため、気をつけてください。

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まとめ

カスタードクリームの日持ちについて紹介してきましたが、いかがでしたか?甘くてとろりとした食感が美味しいカスタードクリーム。

自宅でも簡単に作れますが、傷みやすい食品なので、正しく保存して、なるべく早めに食べきってください。

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