魚などの食材を酒粕で漬けた”粕漬け”は、焼くと香ばしくて美味しい料理ですが、冷凍で保存することもできます。その保存方法や賞味期限について着目しました。それでは、
- 粕漬けの日持ち
- 賞味期限切れはいつまで食べられる?
- 粕漬けは腐るとどうなる?
- 粕漬けの保存方法
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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粕漬けってどんな食べ物?
“粕漬け”は、魚などの食材を酒粕やみりん粕に漬けた料理です。その歴史は古く、平安時代の文献にも粕漬けについての記載が残されています。漬ける食材は魚以外にも、野菜・お肉などがあります。
粕漬けと同じと思われがちな西京漬けは、酒粕ではなく味噌漬けにしたものを言います。
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粕漬けの日持ち・賞味期限はどのくらい?
粕漬けは、どのくらい日持ちするのでしょうか?魚の粕漬けの、冷蔵・冷凍それぞれの日持ちはこちらです。
- 冷蔵保存期限…約1週間
- 冷凍保存期限…約1ヶ月
基本的に冷蔵保存の粕漬けですが、賞味期限内に冷凍することで1ヶ月ほど日持ちさせることができます。粕漬けではない通常の魚は冷蔵でもここまで日持ちしませんが、粕漬けにすることで1週間持たせることができます。
賞味期限切れはいつまで食べられる?
賞味期限は冷蔵で1週間程度ですが、気づいたら期限が切れていた!なんていうこともありますよね。賞味期限切れの粕漬けは、保存状態が良ければ1〜2日過ぎていても食べられることがあります。
『賞味期限』は美味しく食べられる期限ですが、『消費期限』は安全に食べられる期限を言います。消費期限切れの場合、粕漬けが腐っている可能性もあるので食べないほうが安全です。では、粕漬けが腐ったり傷んだりするとどうなるのでしょうか?
粕漬けが腐るとどうなる?
粕漬けは賞味期限が切れていたり、保存状態が悪かったりすると傷んでしまいます。特に魚を漬けた粕漬けの場合は、腐りやすいので要注意です。生魚を冷蔵庫で数日そのままにしておくと、傷んでしまいますよね。粕漬けが腐った時は、このような変化が見られます。
- 腐敗臭がする
- 酸っぱい味がする
- カビが生える
- 表面がぬるぬるする
- 糸を引く
粕漬けは腐ると、匂いや見た目が変化します。特に酒粕がねばねばしたり、ぬめりが出ます。万が一腐った粕漬けを食べてしまうと、腹痛や下痢などの食中毒症状を起こすことがあるので食べないようにしましょう。
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粕漬けの保存方法
粕漬けは生物なので、必ず冷蔵庫に入れて保存します。保存期限の目安は1週間程度です。また、より長く保存したい場合は冷凍保存も可能です。冷蔵・冷凍それぞれの保存方法のポイントを確認しましょう。
冷蔵方法
粕漬けを冷蔵庫で保存する場合、基本的に購入した状態のまま冷蔵庫に入れるのでOKです。生身の場合は、乾燥しないようラップに包むか、お皿にのせてラップをかけましょう。
冷蔵庫にパーシャル室がある場合は、そちらに入れることをおすすめします。パーシャル室は上の段よりも冷えているので、美味しさをキープしやすいです。
冷凍方法
粕漬けを長期保存したい場合は、冷凍保存も可能です。冷凍すれば1ヶ月ほど日持ちするので、すぐに消費できない時におすすめですよ。冷凍保存のポイントはこちらです。
- 賞味期限内に冷凍する
- 乾燥しないようラップ+密閉袋に入れる
- 真空パックの場合はそのまま冷凍する
解凍方法は?
冷凍した粕漬けの解凍方法は、冷蔵庫で自然解凍が良いでしょう。電子レンジの解凍機能を使ってもOKですが、火が通り過ぎることがあります。冷蔵庫で解凍する場合は、食べる前日に冷凍庫から移します。
焼き方
冷凍した粕漬けは、解凍してから通常通り焼きあげましょう。冷凍のまま焼くと中心部まで火が通らず、生焼けとなってしまうのでNGです。
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まとめ
この記事をまとめると
- 粕漬けの賞味期限は、冷蔵:約1週間 / 冷凍:約1ヶ月
- 腐ると酸っぱい匂い・ぬるぬる・糸を引くなどの変化が見られる
- 長期保存は冷凍がおすすめ!ラップ+密閉袋で保存を◎
粕漬けは体にも良い料理なので、上手く保存して美味しく食べましょう。すぐに消費できない時は、賞味期限内に冷凍すれば1ヶ月ほど日持ちするのでおすすめですよ◎
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