みなさんはバーや居酒屋のカクテルで定番の物と言ったら何を想像しますか?カクテルの中でも、高い人気を誇っているものと言えば「カシスオレンジ」は外せませんよね。
甘くてフルーティーな口当たりから、お酒が苦手という方でもとても飲みやすいカクテルですよね♪また、見た目もとても綺麗で、SNSなどを中心にとても映える写真が投稿されていますよね。
口当たりの良さからついついお酒が進み過ぎてしまうこともしばしば。そんなカシスオレンジですが実際のアルコール度数や何杯くらいまでが悪酔いしないかご存じでしょうか?そこで今回は、
- カシスオレンジの度数は?
- カシスオレンジとカシスウーロンはどちらが酔う?
- 悪酔いしない為に
これらのテーマで紹介していきたいと思います。これからコロナが明けて、いよいよ忘年会や友人との飲み会も増えるかもしれません。気になるあの人と、と考えている人もいるのでは?
そんな時、飲み過ぎて失敗をしてしまうなんて嫌ですよね・・・どれくらいの量が良いのか知っておきたい所です。
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目次
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カシスオレンジの度数は?
特に若い女性に絶大な人気を誇るカシスオレンジですが、具体的なアルコール度数はどの程度なのでしょうか?
いくら美味しくて見た目が良いと言っても、度数が高ければ注意が必要です。お酒に弱い人でもすいすい飲めてしまうほどですからなおさらです。それでは具体的に紹介していきます。
度数
一般的なカシスオレンジのアルコール度数は4~5%となっています。ビールや缶チューハイなどと同等となっています。
その他の日本酒やワインなどが10~20度前後、焼酎が40度前後、ウィスキーなどの洋酒は40~50度前後ですのでかなりアルコール度数は弱めです。
恐らく多くの方は、飲んでもジュースとそれほど変化を感じられないでしょう。
酔わない?
一般的に「アルコール度数の低いお酒」というと、アルコール度数5%以下の物を指します。カシスオレンジもこの中に入っていますので、相当苦手な方でない限りは飲んでも急激に酔ったり、体調が悪くなったりはしないでしょう。
また、カシスオレンジに使われるお酒はリキュール系の物ですのでとても飲みやすく万人向けです。1~2杯程度ではなかなか酔わない方が多いと思われます。
しかしながらお酒はお酒です。飲み続ければ必ず酔いが回ってきますので、自分の体調や許容量と相談しながら飲むことは必須です。
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カシスオレンジとカシスウーロンはどちらが酔う?
カシスオレンジと似たカクテルで、カシスウーロンというカクテルもあります。カシスウーロンはカシスリキュールをウーロン茶で割ったカクテルで、カシスの甘酸っぱさとウーロン茶の渋さが紅茶を飲むような味に近いことからこれまた女性を中心に大人気のカクテルとなっています。
そんなカシスオレンジとカシスウーロンはどちらが酔いやすいのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
オレンジとアルコール
実はアルコールとオレンジジュースは相性が良いことが科学的に証明されています。
お酒を大量に飲むと、アルコールを分解しようと肝臓の働きが活発になります。この分解処理の際に、グリコーゲンをたくさん生成するのですが、アルコールをたくさん摂取すると生成が遅れてしまい低血糖の状態になってしまいます。
その際の助けになる成分が、オレンジジュースに含まれる糖分です。オレンジジュースで糖分を直接摂取できることはもちろんですが、その他にもビタミンCやカリウムも含まれていることから、アルコールを摂取する際にはとても体の助けになる成分が含まれています。
ウーロンとアルコール
ウーロン茶にはカフェインが含まれています。カフェインの体に及ぼす代表的な作用として「利尿作用」が挙げられます。アルコール自体にも強い利尿作用がありますので、ウーロン茶とアルコールの組み合わせはあまり良い組み合わせとは言えませんね。
本来アルコールを分解するために必要な水分をどんどん外に出してしまいますので、カシスウーロンを飲み続けた場合はカシスオレンジと比較すると酔いやすいでしょう
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悪酔いしない為に
お酒を飲み過ぎてついつい悪酔いしてしまい、失敗してしまった!という方も多いのではないでしょうか?そんな方は悪酔いとはどういったメカニズムでなってしまうのかを知ることが大切です。
失敗の原因を知れれば、対処方法やお酒の飲み方のヒントにも繋がりますしね。是非知っておきたい所です。
悪酔いのメカニズム
この悪酔いの原因は「アセトアルデヒド」という物質が原因だと言われています。
この物質は、アルコールを分解する過程で発生し、体にとっては有害な物質です。最終的には分解され無害な物質になりますが、大量のアルコールのせいで肝臓の分解機能が間に合わなくなると動悸・ふらつき・呼吸が速くなる・吐き気などの症状が出ます。
そしてさらに飲み過ぎると、アセトアルデヒドの影響を翌朝まで持ち越し「二日酔い」の状態になってしまいます。これが悪酔いのメカニズムです。
何杯までなら悪酔いしない?
一般的なアルコールの適量と言われている量が、「純アルコール20gに相当する酒量」と言われています。これは健康診断などの際に、「お酒をどのくらい飲みますか?」という項目でよく使われます。
日本酒でしたら1合(180ml)、ビールはロング缶1本(500ml)、ウィスキーはダブル1杯(60ml)などと大体の目安量は決まっています。社会人でしたら記入したことがある人も多いですよね。
またこのような公式でも求められます。
お酒の量(ml) × アルコール度数/100 ×0.8(アルコールの比重)= 純アルコール量(g)(サントリーHPより引用)
5%のカシスオレンジを飲む場合は、500ml程度が適量と言えます。
オレンジとウーロンどちらが悪酔いしない?
実は緑茶やウーロン茶などのお茶類には、利尿作用のあるカフェインが含まれているものがほとんどです。そのため、さらに脱水をすすめてしまう可能性が大きいです。
科学的な根拠からも、カシスオレンジの方がカシスウーロンより悪酔いする可能性は低いと考えられます。どちらも好きという方は知っておけば調整ができますね。
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まとめ
今回は「カシスオレンジとカシスウーロンの比較や悪酔いの仕組みについて」紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- カシスオレンジのアルコール度数は4~5%で比較的酔い辛いカクテルである
- オレンジジュースに含まれる糖分のおかげでアルコールの分解を助けてくれるので酔い辛い
- カシスウーロンにはウーロン茶のカフェインも相まって悪酔いしやすくなる
カシスオレンジに含まれる、オレンジジュースの成分がアルコールとの相性が良いことが科学的に証明されているということに驚きました。飲んでもなかなか酔わないしジュースみたいなカクテル、という印象がありましたが理由があったのですね。
知っておけば、飲むペースやバランスなどを工夫でき、長くお酒の席で平静を保つことができますね。
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