ふき味噌の日持ち・賞味期限・保存期間|冷蔵・冷凍の保存方法

口の中に広がる独特な苦さが病みつきになるのが、春の味覚「ふきのとう」です。ふきのとうは、生のままではあまり日持ちしませんが、「ふき味噌」にすることで、長期保存が可能です。そこで今回は、ふき味噌とはどうやって作ればいいのか?どんな料理に使えるのか?などを詳しく解説していきます。

先に記事内容をザっと見ていきましょう。

  • ふき味噌とはどんな食べ物?
  • ふき味噌はどうやって保存すればいいの?
  • ふき味噌を料理に使うには、どうすればいいの?

この記事を最後まで読んで頂き、ふき味噌の料理名人になってしまいましょう!

スポンサードリンク

ふき味噌ってどんな食べ物?

ふき味噌とは、ふきのとうを味噌で和えて保存しやすい状態にした食品です。ふき味噌単体で食べても美味しいですが、様々な料理に薬味として使えるので、昔から日本では保存食として親しまれています。

作り方

ふき味噌の作り方は簡単です。調理方法をまとめておきました。

  1. 味噌大さじ4、みりん大さじ2、砂糖小さじ1をボウルに混ぜ合わせ、タレを作る
  2. サラダオイルをフライパンに多めに敷き、弱火で加熱
  3. 摘んできたふきのとうの固い部分を切り取り、あとはみじん切りにする
  4. ふきのとうをフライパンで弱火で炒め、そこにみそだれを投入する
  5. 水分が無くなってきたら、最後に砂糖で味を調える
  6. お皿に空けて冷ませば完成

こんな感じで、味噌とふきのとうさえあれば誰でも簡単に作れる食材なのです。

スポンサードリンク

ふき味噌の日持ち・賞味期限

ふき味噌は、調理後「約10日程度」は日持ちします。保存方法については後述しますが、冷凍庫で保存するのが最も長く日持ちするのでおすすめです。常温保存ではそんなに長く日持ちしないので、注意しましょう。

スポンサードリンク

ふき味噌は腐るとどうなる?

ふき味噌が腐ると、分かりやすいのは「カビが生える状態」です。白っぽくカビが生えてしまったら、ふきが腐ってきている状態なので食べられません。ただ、味噌自体が腐る事は殆どあり得ないので、適切な環境で保管していれば、10日程度は腐らずに食べられるでしょう。最初の調理の時に、しっかり水分を飛ばしておくのが大切です。

スポンサードリンク

ふき味噌の保存方法

それでは、ふき味噌はどうやって保存するのがいいのか?保存方法を、詳しく解説いたします。

冷蔵

まずは、「冷蔵庫で保存する方法」です。出来上がったふき味噌を、常温で一旦冷ましきちんと消毒された蓋つき容器に移して、冷蔵庫に入れます。使う時は、清潔な箸で必要な分だけ取り分けるようにしましょう。

冷凍

続いて、さらに長持ちしやすい「冷凍保存」です。冷凍保存をすると、なんとふき味噌は「1年間くらい保存が可能」だと言われています。ふき味噌にして冷凍すると、カチカチに固まらないので、調理時も使いやすいのです。

まずは、出来上がったふき味噌を冷まし、1回分くらいずつに小分けにしてラップにくるみます。その後、ジップロックなどにまとめて入れて、冷凍庫に保存するだけ。この方法で1年間は保存できるため、年中ふきのとうの香りを楽しむことが出来ます。

スポンサードリンク

ふき味噌の食べ方レシピ

ふき味噌はどうやって食べるのが美味しいのでしょうか?食べ方のレシピをいくつかご紹介しておきます。

ふき味噌パスタ

まずは、ふき味噌パスタです。しめじなどのキノコをオリーブオイルを敷いたフライパンで炒め、そこにふき味噌を入れます。パスタが茹で上がったら、フライパンに投入。その後醤油を少量加え、味を見ましょう。最後にコショウと刻みのりをかけて完成です。

豚肉炒め

醤油と酒、みりんで下味をつけた豚肉をフライパンで炒め、そこにふき味噌を適量投入します。豚肉に火が通ったら完成。塩コショウで味を調えて盛り付けましょう。味噌の香りが豚肉との相性抜群です。

ふき味噌なす

ふき味噌は「なす」とも相性がいいです。切ったなすの上にふき味噌を塗って、油を敷いたフライパンで弱火で焼くだけ。なすの食感と、ふきのとうの香りを一緒に楽しみましょう。

ふき味噌じゃがいも

ふき味噌は「じゃがいも」にも合います。じゃがいもは一旦蒸し器でふかしてふかし芋に仕上げます。そこに、ふき味噌とバターを乗せて、最後にトースターで焦げ目をつければ完成。じゃがバターならぬ、ふき味噌じゃがいもです。

ふき味噌チーズ

ふき味噌は意外にも「チーズ」と一緒に味わうと絶品になります。豆腐を一丁スライスにし、耐熱皿に並べます。そこにふき味噌を乗せ、その上にとろけるチーズを刻んでかけます。その後、オーブントースターで焦げ目がつくまで焼けば完成。

豆腐は水分が多いので、事前に水抜きをして調理に使うと、しっかりとした歯ごたえになって美味しくいただけるでしょう。味が足りない時は、塩コショウで調整してください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は、春の味覚「ふきのとう」を長期保存しながら味わえる保存食「ふき味噌」について解説してきました。非常に優れた保存食だと、お分かりいただけたはずです。最後に記事内容を簡単にまとめておきます。

この記事をまとめると

  • ふき味噌は自宅で簡単に作れる便利な保存食
  • ふき味噌は冷蔵庫で10日間、冷凍すれば1年間は保存することが可能
  • ふき味噌は調理も簡単で、様々な料理と相性が抜群

こんな感じの内容でした。あなたもふきのとうを手に入れた場合は、ふき味噌にして長期間保存してみられてはいかがでしょうか?

スポンサードリンク