カルダモン（ホール）の効能や栄養素とは？おいしく食べる方法も紹介！

みなさんは、「カルダモン」というスパイスをご存知ですか？おそらく聞いたことのないという方がほとんどかと思います。ですが実はこの「カルダモン」は、香りの王様とも呼ばれるかなりのお役立ちスパイス。

今回は、

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カルダモンについて

カルダモンとは、カレーの香辛料の一つです。香り高く、世界各国で料理や飲料の香りづけに重宝されています。それだけでなく、古くから薬としても重宝されてきたカルダモン。「カルダモン」という名前はあまり聞いたことがない方も多いかも知れませんが、知らず知らずのうちに何かの料理や飲料に入っているカルダモンを食べたことのある人は実は多いのかもしれませんね。

香りの王様と呼ばれる高級スパイス

カルダモンの香りは、「高貴」・「爽やか」・「上品」と称されており、口に含むと清涼感のあるスパイシーな苦みが感じられます。インドでは昔から薬用とされていて、2世紀頃に香辛料としてヨーロッパに伝えられました。日本では明治時代から利用されています。北欧ではケーキやパンに、日本ではカレー粉の主原料に使われている「香りの王様」です。

カルダモンの種類

カルダモンには、「グリーンカルダモン」と「ブラウンカルダモン」の二種類があります。カルダモンという名前は同じですが、見た目や香りは全く異なります。日本で流通しているほとんどは「グリーンカルダモン」です。

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カルダモンの健康効果について

古くから薬用として使われていただけあって、カルダモンにはさまざまな健康効果があります。以下に記載させていただきます。

口臭予防

香りの王様と言われているだけあって、カルダモンの匂いは強いです。そのためカルダモンは強力な臭い消しになり、口臭ケアにも役立つのです。ニンニクやアルコールを摂取した後にカルダモンの種を噛むと効果的です。

消化促進

カルダモンの主成分である「テルピニルアセテート」という成分が、胆汁の分泌を促して消化を促進してくれます。胃もたれやお腹の張りの改善はもちろん、腸内に溜まったガスを取り除くなどの効果もあり、カルダモンを摂取することで胃腸トラブルの改善が期待できるのです。以上の点からカルダモンは古くから芳香性健胃薬として知られており、最も安全な消化促進剤と言われています。

発汗作用

カルダモンには血の巡りを良くし、発汗を促す作用があります。汗をかくと体温が下がるので、風邪の引きはじめに効果的です。

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カルダモン（ホール）の使い方

カレーやコーヒーなどにも使うことができるカルダモンですが、あまり使い慣れないという方も多いのではないでしょうか。ここからは、カルダモン（ホール）の使い方についてご紹介させていただきます。

加熱する

カルダモンのホールを加熱することで外側の皮がむけて中身の香りの強い黒い種子が出てきます。そのためカレーなどの煮込み料理にに使う場合はそのまま使って大丈夫です。

つぶす

カルダモン（ホール）の場合、そのままだと外側の皮の部分にはほとんど香りがありません。中の黒い種子の方が香りが強いのです。そのため、カルダモンのホールを指で押して潰すことでより強い香りを楽しめます。

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カルダモン（ホール）をおいしく食べる方法

万能スパイスであるカルダモンですが、どうせならおいしく食べたいですよね。ここからは、カルダモンを美味しく食べる方法をご紹介させていただきます。

そのまま噛んで食べる

そのまま噛んで食べると聞くと斬新に聞こえますが、カルダモンをそのまま噛んで食べることは口臭予防にとても効果的です。人と会う前にカルダモンを一粒噛んでおくと良いでしょう。味も辛さが強くないのでさほど食べづらくはありません。

カレーなどの煮込み料理に

カルダモンはカレーの風味には欠かせない存在です。また、お肉やお魚の煮込み料理に使えばお肉やお魚の独特な臭みに対しての「匂い消し」にもなります。

サヤを剥いてヨーグルトやサラダに

カルダモンは乳製品の独特の臭い消しにもなります。そのためヨーグルトとも相性が良く、一振りするだけでとっても簡単に美味しくなります。

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まとめ

いかがでしたでしょうか？カルダモンという名前は一見すると馴染みのない名前ですが、カルダモンの実態を知れば、実は私たちの身近にカルダモンは使われていたんだということに気がつきますね。一粒食べるだけでも口臭予防に役立ち、カレーなどの煮込み料理をより一層美味しくさせてくれ、ヨーグルトやコーヒーなどのおいしさをも引き立ててくれるカルダモン。みなさんもぜひ、カルダモンを日々の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか？