かりんとうの語源(由来)はどこからきてる?かりんとうの歴史

皆さんはかりんとうはお好きですか?かりんとうといえばこげ茶色のカリカリとした食感が特徴的なお菓子のイメージがあると思います。

ですがそれ以外にはあまりかりんとうの知識は無い方が多いのではないでしょうか。とっても甘くて美味しいかりんとうですが、その名前の由来や歴史について紹介していきたいと思います。

今回の記事では、

  • かりんとうってどんな食べ物?
  • かりんとうの歴史は?
  • かりんとうの名前の由来は?
  • かりんとうのカロリーと糖質は?

これらについて解説していきたいと思います。 

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かりんとうってどんな食べ物?

現在は様々な種類がありますがよく知られているのは小麦粉に砂糖、イーストや食塩、重曹を水で練って油で揚げ黒砂糖で表面を固めてある棒状の形のかりんとうです。

かりんとうは関西から広まったされておりこの固めのかりんとうは庶民的な味として愛されていました。逆に関東では生地の発酵を長めに行うことで柔らかさと軽さを重視したかりんとうが人気であり、東西で全く違うかりんとうになったと言います。

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黒いかりんとうだけじゃない?様々な種類があるかりんとう

現在でも一般的な黒いかりんとうとは異なり白砂糖を使った白いかりんとうなどもあります。白いかりんとうは今ではそこまでではないものの昔は上流階級向けのかりんとうとして作られました。

また岩手県には2色の渦巻き状のかりんとうがあります。渦巻き状のかりんとうは生地を棒状ではなく円盤状に伸ばしてあるのも特徴的です。

かりんとうの歴史は奈良時代から!?

かりんとうの歴史はかなり古く起源は奈良時代と言われています。奈良時代に遣唐使が持ち帰ったお菓子が由来で、京都を中心に高級菓子として発達したのですが当時は日本に砂糖を作る技術が無かったため相当な高級品として扱われていました。

それからかなりの間上流階級の貴族しか口にすることもできない高級菓子だったのですが、当時から安く手に入る黒糖を絡めて作るかりんとうが主流になり江戸時代中期頃には庶民も食べられるようになったと言います。

現在の形のかりんとうになったのは明治時代になってからと言われており、そこまでは棒状ではなく様々な形のかりんとうがあったと言います。

かりんとうの名前の由来は?

かりんとうの語源は実はこれといったものがありません。しかしある説によると「かりんとうの名前は『 カリン』の木の色に似ているから」ということに由来するという説があります。

確かにかりんとうは見た目は木にそっくりですよね。かりんの木というのはあまり有名な気ではありませんが、きっと名前につけたくなるぐらいにそっくりだったんでしょうね!

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かりんとうってどんな味?カロリーや糖質は?

黒糖をたくさん使った揚げかりんとうはサクサクとした歯ごたえが特徴で、黒糖をそのまま食べているような甘さを味わうことができるお菓子です。しっかりと揚がった生地は噛むたびにジューシーさが広がりついつい食べ過ぎてしまいがちです。

一方で白いかりんとうに関しては黒いかりんとうと比べると軽いカリッとした口当たりが特徴的です。生地は軽いのですが白い砂糖を何重にもからめているので表面はカリカリです。

カロリーと糖質

そんなとっても美味しい和菓子のかりんとうですが、小麦粉を揚げて作る生地に砂糖をからめて作るという工程から想像できるようにやはりカロリーと糖質が高めです。なのでダイエット中にはあまり向かないお菓子といえそうですね。

実際のカロリーと糖質について以下にまとめてみたので参考にしてください。

<かりんとうのカロリー(kcal)と糖質(g)>

  • 黒かりんとう100g:440kcal/75.1g
  • 白かりんとう100g:444kcal/74.5g
  • 芋かりんとう100g:476kcal/68.7g

黒かりんとうと白かりんとうの他に、芋かりんとうを追加してみました。芋かりんとうとはいわゆる「芋けんぴ」のことです。小麦粉ではなくさつまいものスティックを砂糖と絡めたかりんとうですね。

どのかりんとうも高カロリー高糖質であることがわかりますね。ちなみにこちらには記載していませんが脂質もかなり高めなので注意しましょう。

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食べ過ぎ注意

かりんとうはこのようにかなりカロリーと糖質が高めですので食べ過ぎてしまうと様々な悪影響をきたしてしまう可能性があります。

美味しいのですが食べ過ぎは注意した方が良さそうですね。ではかりんとうを食べることによってどのような症状が出るのか、いくつか紹介していきますね。 

胸焼け

かりんとうが美味しいからといってついつい食べ過ぎてしまうと、かりんとうに含まれる脂質が消化されず胃もたれや胸焼けといった消化器系の症状が出る可能性があります。

油っこいものと甘いものを急激にたくさん取ってしまうと、特に胃に負担が多くなってしまいます。ひどい場合だと逆流性食道炎を引き起こしてしまいますので注意しましょう。

吐き気や嘔吐も

胸焼けが生じるだけでなく気持ち悪さや嘔吐を引き起こす可能性もあります。これは胃の内容物が消化されず胃に負担がかかっている証拠なので、もしかりんとうを食べてから気持ち悪さが続くようであれば、しばらく横になりながらじっとして消化を待ちましょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • 小麦粉に砂糖、イーストや食塩、重曹を水で練って油で揚げ黒砂糖で表面を固めてたものがかりんとう
  • 古くは奈良時代から歴史があるとされている
  • かりんとうの名前の由来はカリンの木によく似ているからという説がある
  • カロリーと糖質が高めなので食べ過ぎ注意
  • 食べ過ぎてしまうと胸焼けや吐き気などが生じる可能性がある

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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