カリフラワーが苦い?原因・対処方法・茹で方のコツや保存方法

淡泊な味でアレンジがしやすいカリフラワーですが、苦くて食べれない!という一部の人の意見もあります。では、なぜカリフラワーは苦く感じるのでしょうか。今回は、

  • カリフラワーが苦い原因・対処法について
  • 美味しくカリフラワーを食べる方法
  • 保存方法について

カリフラワーの苦味の対処方法や茹で方のコツについて詳しく知りたい方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

スポンサードリンク

カリフラワーが苦い?原因・対処法は?

カリフラワーはアブラナ科の植物です。味が濃くないので幅広い料理に使えますが、苦味が苦手という人います。では、なぜ苦く感じるのでしょうか。

対処法なども含めてご紹介していきます。

スポンサードリンク

カリフラワーはどんな味?

カリフラワーは、味にクセがなくほんのり甘みのある味です。しかし、旬の時期以外だと場合によってはえぐみが強く苦さを感じます。では、苦く感じる原因について詳しく解説していきます。

苦く感じる原因は?

そもそもアブラナ科は、苦味を含む植物です。しかし、べられないくらい苦い!と感じた時は、化学肥料が原因によるものです。 

悪天候などが原因で大きな野菜が育たない場合に多く使われます。この化学肥料によって、えぐみが増します。

対処方法はある?

カリフラワーの苦味は、お湯に茹でると苦味が消えます。この苦味は、水溶性なので水につけることがポイントです。

しかし、お湯で茹でるのではなく電子レンジで柔らかくしても消えるように感じますよね。ですが、電子レンジでは水に触れていないため苦味が茹でるのに比べて消えにくいです。

苦味が出にくい茹で方

  1. 深めの鍋に水をはって、塩を適量入れて火にかけます
  2. 沸騰したら、切り分けたカリフラワーを入れて2分から3分ほど茹でます
  3. 茹で上がれば、ザルにあげてそのまま冷まします(この時に、水には浸さずにそのまま冷まします)

後ほど美味しく食べる茹で方のコツもご紹介します。

スポンサードリンク

カリフラワーをおいしく食べる方法はある?

しかし、苦味があるカリフラワーですが下ごしらえや茹で方を知っておけば美味しく食べれます。下ごしらえはこのような方法で行います。

下ごしらえの方法は?

下ごしらえの方法は、茎の部分の切り分けとアク抜きです。カリフラワーは、花の蕾を潰さないように切り分けます。

その際は、花蕾の裏の茎部分から包丁を入れます。裏から切ることで、花蕾が落ちずにキレイに切り分けることができますよ。

次にアク抜きをしましょう。後ほど茹で方のコツで、アク抜きの方法も詳しくご紹介します。

茹で方のコツ

カリフラワーは、ゆでることで美味しさを閉じ込めたまま茹であげれます。

カリフラワーの茹で方のコツは2つです。

  • ホコリが溜まっている場合があるため、茹でる前に水につけてよく洗うこと
  • カリフラワーがある程度つかれる量の水を用意し、沸騰させたら全体の約2パーセントの塩と水で溶かした小麦粉・お酢を入れること(アク抜きにもなります)
MEMO
  • 塩・・・塩を入れることにより、甘みを引き出します。
  • お酢・・・お酢を入れることで、白く仕上がります。また、お酢の酸味は残らないのでご安心ください。
  • 小麦粉・・・温度が下がりにくくなり、高温かつ短時間ですぐに茹でることができます。また、アクを吸い取る効果だけでなく旨味も閉じ込めてくれますよ。

ゆで時間は約1分〜2分程度で、上下にひっくりかえしてゆでます。また、冷ますときはうちわなどで扇いで冷ましましょう。

参考:ニチレイ冷凍で食を豊かにほほえみごはん【カリフラワーのゆで方/ゆで時間ガイド】丸ごと2分が美味しい!(https://www.nichireifoods.co.jp/media/10873/

選び方は?

カリフラワーの選び方のポイントは、3つです。

  1. 花蕾が隙間なく詰まっており、重みを感じるもの
  2. 花蕾の色が黄色味がかっておらず、白色になっているか
  3. カリフラワーの茎の切り口部分が瑞々しいか

この3つのポイントをしっかり抑えておき、美味しいカリフラワーを選びましょう。

スポンサードリンク

カリフラワーの保存方法は?

保存・日持ち

美味しいカリフラワーの選び方の次は、保存方法についてご紹介します。

どのくらい日持ちする?

カリフラワーは、常温で2日から3日ほど日持ちします。また、冷蔵保存の場合は1週間・冷凍保存の場合は1ヶ月ほど持ちますよ。

続いて、冷凍での保存方法についてご紹介します。

冷凍保存できる?

カリフラワーは、冷凍保存も可能です。冷凍保存する場合は、1ヶ月ほど保存できます。

カリフラワーを冷凍保存する場合は、茹でてから保存がおすすめです。

カリフラワーを茹でた後に、水気を拭き取ってから蓋付きの容器やジップロックに入れて冷凍すれば完了です。また、カリフラワーをそのまま保存するのではなく刻んでから保存することで、料理に使う時に便利ですよ。

また、冷凍する際は、金属トレイの上に置くことで熱伝導により急速に冷凍されます。さらに、薄く平らにして保存することで均等に冷凍ができますよ。

また、加熱調理してから冷凍することにより、含まれる酵素を壊すため腐敗を遅らせることができます。長期間保存するのであればあらかじ加熱をしましょう。

解凍の方法は?

では、冷凍したカリフラワーの解凍方法をご紹介します。解凍する場合は、前日に冷蔵庫に移しておき自然解凍をする方法がおすすめです。

冷蔵庫で自然解凍することにより、水分の流出も少なくなり、味・食感が落ちるのを防ぎます。

スポンサードリンク

まとめ

カリフラワーが本来、味にクセがなくほんのり甘みを感じますが反対に苦味を感じる場合は化学肥料が原因です。

この記事をまとめると

  • 苦味は、塩・小麦粉・お酢を入れたお湯で茹でることによって苦味が消えるだけでなく美味しく茹で上がる
  • 花蕾が白色で詰まっており、茎の切り口部分が瑞々しいものを選ぶと良い
  • カリフラワーは、茹でてから冷凍保存すると1ヶ月ほど持つ

しっかりと下ごしらえを行うことでカリフラワーの苦味は消えます。カリフラワーを使って料理するときはアク抜きなどの下ごしらえをしましょう。

スポンサードリンク