辛いものを食べて起きる腹痛はいつまで続く?下痢する時の対処法や緩和の仕方は?

暑い季節なのに汗をかきながら辛いものが食べたい・・・!寒い季節に辛いものを食べて体を温めたい・・・!最近では辛さの種類によって好みが分かれたり世界の色々な辛い料理に挑戦するなんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。

辛いものを食べたくなるのはストレスが原因!?などとも言われますが、程よく辛いものを食べることで夏バテ・食欲不振を解消できたりエネルギー代謝が良くなったりと良い事もあるんですよ!

今回は、

  • 辛いものを食べるとどうして腹痛が起こるの?
  • 辛いものを食べて下痢になってしまった・・・3つの対処法!
  • 薬を飲むと効果はあるの?
などをお伝えしていきます。

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辛い物を食べて腹痛が起こる原因  

辛いものを食べると必ず腹痛が起きる・・・なんてお悩みの方も少なくないのではないでしょうか。

香辛料・スパイスの効いた食事はクセになる美味しさでついつい食べ過ぎてしまいますよね。ここからは辛いものを食べることで腹痛が起こる原因をお伝えします。

カプサイシン

カプサイシンは、

  • 唐辛子
  • トウガラシ粉末を使用したキムチ・カレー
  • トウガラシを油に漬け込んだラー油

などに主に含まれているカプサイシノイドと呼ばれる天然の有機化合物の1つです。カプサイシンは

気体になりにくく粉状にしても、加熱しても壊れにくく辛さが減少しない

水には溶けないが油・アルコール・酢には溶けやすく辛味成分が溶け出す
性質があります。カプサイシンを含む食品を適量摂取することで、

  • 食欲増進効果
  • 胃粘膜を保護する作用が働き、胃潰瘍になりにくくなる
  • アドレナリン分泌が起こり脂肪代謝・エネルギー代謝を促進・発汗作用

などの体に嬉しい効果に期待できます。

下痢が出るのはなぜ?

カプサイシンには腸の蠕動運動を活発にする効果もあり便秘解消効果などに期待できますが、過剰に摂取してしまうと腸の蠕動運動が活発になり過ぎて下痢を引き起こすことがあります。

また、カプサイシンを含む食品を過剰摂取してしまうと、

  • 胃腸が荒れる・胃食道逆流症になる
  • 咳が出る・鼻水が出る・涙が出る・息切れする
  • 粘膜炎症・吐き気・嘔吐・高血圧

などの不調が起こるとされています。

おしりも痛くなるのはなぜ?

辛いものを食べた後の排便時に、肛門がヒリヒリと熱さを帯びているように感じたことはありませんか?

カプサイシンを含む食品を食べると辛さを感じられますが、その刺激は口の中だけでなく気管支・消化管全体にまで及んでいます。

肛門側にある直腸には、カプサイシンの受容体の感覚神経(TRPV1)があることからカプサイシンの成分によっておしりも痛くなるのです。

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辛い物を食べて下痢した時の対処法  

もしも美味しくて辛いものを食べたのに、下痢になってしまってしんどい・・・なんて時は、ご紹介する3つの方法をお試しくださいね。

お腹を温めて横になる

過剰になり過ぎた腸の蠕動運動などによって引き起こされた下痢などの場合は、

  • お腹を温める (冷やさない)
  • 横になる (無理せず休むようにする)

などで、なるべく安静にし下痢による体力消耗を抑えるようにしましょう。

暖かい牛乳を少量飲む

牛乳などの乳製品の多くには「カゼイン」と呼ばれる成分が含まれており、カプサイシンと結びつくことで

  • 口内の神経を刺激する働きを弱め、辛味を感じにくくする
  • 胃腸などの神経への刺激も弱め、腹痛・下痢などを起こりにくくする

などの効果があります。

食前・辛味を感じる前に牛乳を飲む
と効果的です。

お粥を食べる

カプサイシンの過剰摂取をすると胃腸粘膜を痛めてしまい下痢を引き起こしてしまいます。なるべく

  • 消化に良いもの(胃腸に負担をかけない)
  • 温かいもの(内臓を冷やさない)
  • 胃腸を刺激しない(辛いものなどを避ける)

なものを食べるようにしましょう。

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薬に効果はある?  

カプサイシンによる辛い下痢・腹痛の症状は、市販の薬を服薬することで和らげる効果はあるのでしょうか?代表的な薬「正露丸」と「ビオフェルミン」で詳しく見ていきましょう。

正露丸  

正露丸のブランドサイトに掲載されている情報によると

香辛料などの多い刺激の強い食品を食べたことによる消化不良や吸収不良が原因の軟便・下痢などにも効果的
と記載があります。

耐え難い症状の場合は、試してみるのも良いでしょう。

ビオフェルミン

ビオフェルミンのブランドサイトに掲載されている情報には

腸の運動が過剰になったことで起こる軟便などに効果的
との記載があります。

整腸作用もあるため、試してみるのも良いでしょう。

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まとめ

この記事をまとめると

  • 辛いものを食べる事によって起こる腹痛は、トウガラシに含まれるカプサイシンが原因
  • カプサイシンは粉状・加熱調理しても辛味が減少しない
  • カプサイシンは水に溶けにくく油・アルコール・酢には辛味成分が溶け出しやすい
  • カプサイシンを過剰摂取することで腸の蠕動運動が過剰になり、腹痛・下痢を引き起こすことがある
  • 肛門側にある直腸にはカプサイシン受容体の神経があることから、排便時にお尻がヒリヒリ・熱く感じることがある
  • 辛いものを食べた際に下痢になった場合は、安静にする・消化に良く温かい食べ物を食べる
  • 食前に牛乳などのカゼインが含まれる乳製品を摂取することで、辛味を感じにくくなり胃腸への過度な刺激を和らげる効果がある
  • 市販の薬にも、辛いものを食べた際に起こりやすい過剰な胃腸の蠕動運動で引き起こされる軟便・下痢などの不調にも効果がある

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