カップ麺でお腹を壊す?原因はかんすい!栄養素や脂質や添加物にも注意

お湯を注ぐだけで手軽にお腹を満たせるカップ麺ですが、人によってはカップ麺を食べてお腹を壊すことがあります。そこで今回は、

  • カップ麺でお腹を壊す原因は?

  • 安いから体に悪いの?

  • カップ麺を食べるメリットは?

という疑問について詳しく解説していきます。カップ麺を食べるとお腹を壊してしまう人は参考にしてくださいね。

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カップ麺は豊富な種類と高いクオリティで人気

カップ麺は多くの食品企業が様々な味のものを販売していて、麺やスープのクオリティが高いものもあります。そんなカップ麺の魅力や食べるメリットを紹介します。

とにかく種類が豊富

カップ麺はバラエティー豊かで、食べ飽きないのも魅力の一つです。

  • 豚骨味、醤油味などのスタンダードなカップ麺
  • カレー味、トムヤムクン味などの変わり種のカップ麺
  • 麺ではなくごはんもののカップ麺
  • カップ焼きそばや油そばなどのスープの無いもの

どれも「お湯を注ぐ」という手軽な調理工程は同じですが、味や具材のバリエーションは様々ですよね。毎日食べても食べ飽きないほどです。

手軽に本格的な味

カップ麺の中には、有名ラーメン店とのコラボをしている商品もたくさん発売されています。

  • セブンプレミアム「とみ田」とコラボ
  • セブンプレミアム「中本」とコラボ
  • 明星「六厘舎」とコラボ
  • エースコック「大勝軒」とコラボ

有名店は並ばないと食べられませんが、カップ麺なら自宅でお湯を注ぐだけ。しかも、名店の監修が入っているだけ会って、味のクオリティも高いです。まだ食べたことの無い人は是非食べて見てくださいね。

驚きの低価格

カップ麺の魅力の一つは、なんといってもその価格の安さですよね。300円あればお腹を満たせるカップ麺は、一人暮らしの学生などにとっても強い味方です。

一方で、近年は、カップ麺にも高級ライン人気が高まっていて、中には有名店とのコラボによるものや具材に高級食材を使ったものもあります。

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カップ麺でお腹を壊す原因は?

カップ麺を食べた後に、お腹がゴロゴロする、下痢をしてしまうという人もいます。私も商品によっては下痢をすることがあり、食あたりかな?と心配になったことがあります。カップ麺でお腹を壊す理由は何が原因なのでしょうか?詳しく解説していきましょう。

原因はかんすい

「かんすい」はアルカリ性であるため、お腹の弱い人は下痢を引き起こすこともあります。

「かんすい」という成分は、カップ麺のコシや風味を作るために添加される添加物のことで、昔から中国では麺やワンタン、饅頭の皮などに使われてきました。

昔のカップ麺は粗悪品が多く、「かんすい」が高アルカリ性であったり発がん性のある物質が添加されていたりしていたため、体調を崩す人もいて、「カップ麺は体に悪い」というイメージがありましたが、現代は成分に制限が設けられているので安全です。

油や塩分にも原因あり

カップ麺でお腹を壊す原因は「かんすい」だけではありません。カップ麺は味が濃い目に作られていて、塩分が多く、また脂質が多い商品もあり、塩分・脂質が多いために消化不良を起こして下痢になることも考えられます。

普段からお腹が弱いという自覚がある人は、1日に何個も食べないように気を付けましょう。

カップ麺の注意点

カップ麺は体に悪いイメージを持つ人も少なくはないですが、食べすぎなければ安全な食品です。カップ麺を食べる時の注意点を解説していきます。

栄養素の偏り

カップ麺は手軽にお腹を満たせることができますが、栄養バランスは決して良くありません。カップ麺に含まれる栄養は、

  • 炭水化物
  • 脂質
  • ナトリウム
  • タンパク質

炭水化物や脂質などのエネルギーになる栄養は豊富ですが、ビタミンはほとんどないため栄養バランスはあまりよくありません。

また、タンパク質もカップ麺だけでは補えないので、サラダをプラスしたり、3食のうち2食はバランスよく食べるなどの意識を持ちましょう。

悪質な脂質が豊富

悪質な脂質と言うのは、主に「酸化した油」のことですカップ麺の麺は揚げて作られていることが多いため、酸化した油が含まれてしまいます。

酸化した油を食べると、下痢や嘔吐、腹痛頭痛などの症状が出ることもあり、酸化した油を摂取し続けると動脈硬化などのリスクを高めてしまいます。

添加物が豊富

カップラーメンは品質を安定させる目的で、保存料や添加物が含まれている場合が多いです。

  • 増粘安定剤
  • 乳化剤
  • 着色料
  • 香料
  • 酸化防止剤
  • ビタミン・食物繊維など

増粘安定剤は麺にコシを出し、乳化剤は品質を安定させる目的で添加されます。また、香料や着色料を添加することで本物のラーメンの見た目や味に近づけることもあります。

添加物は体に良くない物ですが、たまに1食食べる程度であれば大した影響はないため心配はいりません。しかし、毎日カップ麺を食べるのはよくないですね。

カップ麺によっては、栄養バランスを売りにするためにビタミン類や食物繊維を添加しているものもありますが、カップ麺で完璧に栄養バランスを整えることはできないので、カップ麺をメインの食事にするのは控えましょう。

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まとめ

カップ麺は体に悪いのか?という疑問に対する結論は、極端に害のあるカップ麺はないけれど、栄養バランスを考えると食べ過ぎない方がいい、ということが分かりました。

この記事をまとめると

  • カップ麺で下痢をする原因は「かんすい」

  • カップ麺で下痢をする原因は「酸化した脂質」

  • 毎日カップ麺は栄養バランスが偏るのでよくない

カップ麺は体に悪いというイメージを持つ人は少なくありませんが、日本は食品に使用できる添加物や成分の規制が厳しいため、1食食べただけで体に悪影響が出るというものではありません。食べ過ぎないことが大切ですね。