缶詰の賞味期限切れ1年は食べられる?一般的な保存期間は?腐るとどうなるの?

皆さんは家の調理棚に缶詰は置いてありますか?だいたいどの家庭にも一つは置いてあるのではないでしょうか。缶詰といると長期保存が可能というイメージがあったり、災害時の食料として優秀であるイメージがありますよね。

ですがそんな長期保存ができる缶詰といっても賞味期限がしっかりあります。缶詰は普段から賞味期限をチェックするわけではないので、食品棚の奥の方にだいぶ賞味期限が切れた缶詰が見つかるということも少なくないはずです。

今回の記事では賞味期限切れの缶詰というのはどのくらいまでなら食べれるのかについて紹介していきたいと思います。

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缶詰の賞味期限ってだいたいどれくらい?

保存食や非常食に最適な缶詰ですが、最近ではかなりバリエーションが増えていますよね。バリエーションが増えるということは使っている食材の種類も様々になってきているということですね。

缶詰の賞味期限は中に入っている食品によって期間が決まります。大体魚介類や肉類の缶詰であれば36ヶ月くらい果物や野菜の場合は24ヶ月から36ヶ月と幅があるようです。

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賞味期限と消費期限の違いとは

ちなみに皆さん賞味期限の他に消費期限というものがありますよね。この二つの違いというのをしっかり理解していますか?せっかくなので一つずつおさらいしていきましょう。

〇賞味期限とは?

賞味期限とはその日付までは「品質が保たれているので、おいしく食べることができますよ」という期限を表します。賞味期限は品質が悪くなりにくい食品に表示されていることが一般的です。このような食品は賞味期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。賞味期限の食品例としてはスナック菓子や冷凍食品などがあります。

〇消費期限とは?

消費期限とは賞味期限とは違い「その日付までは食べることができます」という期限の事を言います。お弁当や生肉、生魚などの品質が悪くなりやすい食品などに表示されています。消費期限を過ぎているものに関しては食べると食中毒に繋がることがあるため、食べてはいけません!消費期限の食品例としてはショートケーキ、サンドイッチ、お弁当などがあります。

もちろん缶詰は生鮮食品ではありませんので賞味期限が設定されています。ただ缶詰も例にもれず開封してしまうことで商品の状態が変化してしまうので、開封した後はその日に食べ切るようにしてください。

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賞味期限が切れた缶詰の中身を確認する方法

では実際に賞味期限を大幅に超えてしまった缶詰というのはどのようになってしまうのでしょうか。

<賞味期限が切れていたんだ缶詰の特徴>

 

  • 缶詰にサビがある
  • 缶詰が膨張している
  • 缶詰の蓋を押した時に凹む
  • 缶詰を少し開けてみたときに明らかに異臭がする

このような状態になっていたら、食べるのをやめたほうが良さそうです。無理に缶詰の蓋を開けてしまうと、食品が腐敗してガスがたまっている場合に中身が飛び散ってしまう可能性があります。

このような状態の缶詰を開ける時は、素手で触らずに手袋使ったり、タオルを上からかけて飛び散る範囲を限定するようにしましょう。

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賞味期限切れの缶詰はいつまで食べられるの?

では皆さんが一番気になっている、賞味期限切れの缶詰をいつまで食べることができるのかについて紹介していきますね。

賞味期限が切れて半年くらいであれば、基本的には問題なく食べることができるといわれています。賞味期限のある食品がどれくらい食べれるかという期間を考える方法として一番良いのが「賞味期限から1.5倍の長さまでであれば大丈夫」と言う考え方です。 

例を挙げると賞味期限が1年で設定されている食品の場合、賞味期限が切れて半年ぐらいまでであれば問題なく食べることができるということです。缶詰の場合2年から3年に設定されている場合が多いので、賞味期限が2年で設定されている缶詰は3年ぐらいまで、3年で設定されている缶詰は4.5年ぐらいまでであれば問題なく食べることができるということです。

例外もある!

ただし缶詰の中には何かしらの衝撃によって容器に穴が開いてしまっていることがあります。そして缶詰の容器というのは年々劣化していきますので、簡単な衝撃でも破損してしまう場合があります。そうした場合、設定されている賞味期限よりもだいぶ保存期間が短くなってしまうので注意しましょう。

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賞味期限切れの缶詰は無理して食べない方が良い!

缶詰の賞味期限というのはいつもチェックするわけではないので、気づいたら賞味期限が切れていることがほとんどだと思います。しかし賞味期限切れでも容器の缶に異常がなければ基本的に、半年や1年程度であれば食べることができるということがわかりましたね。

ですがこれはあくまで安全に食べることのできる保証期間ですので、賞味期限切れの場合は無理してその缶詰を食べる必要はないかなと感じました。また、賞味期限切れの缶詰を食べる時は、安心のためにしっかり加熱してから食べるようにするとよいでしょう。

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まとめ

この記事をまとめると

  • 缶詰は基本的に2年から3年程度の賞味期限を持つ!
  • 賞味期限は切れていても1.5倍の長さまでであれば問題なく食べることができる
  • 缶詰の容器に傷がついていたり穴が開いていると賞味期限通りに保存することができないので注意しよう
  • 賞味期限が大幅に切れた缶詰は無理して食べる必要はない!

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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