かんすいのラーメンは体に悪い?下痢や腹痛に?気にしなくても良い?

皆さんはインスタントラーメンはお好きですか？インスタントラーメンはお湯を注ぐだけでいつでもどこでも簡単においしいラーメンが食べられる画期的なアイテムですよね。

ただやはりインスタントラーメンって体に悪いイメージが一緒についてきます。その大きな原因は塩分や「かんすい」によるものではないでしょうか。

今回の記事では、

これらについて解説していきたいと思います。

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かんすいってどんなもの？

かんすいとは、「炭酸ナトリウム」・「炭酸カリウム」・「リン酸系のカリウム塩」・「ナトリウム塩」のうちのどれか１つ以上を含む液体または粉末のアルカリ剤のことです。

インスタントラーメンに多く使われる食品添加物

インスタントラーメンにとってかんすいはなくてはならないものです。その理由は、

などの働きがかんすいにはあるからです。

かんすいを使うとコシが出て日持ちする

かんすいが小麦粉のグルテンと反応することで、独特の弾力や歯触りを生み出します。中華麺ならではの「こし」は、このかんすいから生まれているのです。そのためかんすいは、ラーメンの麺にはどうしても欠かせない成分です。

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かんすいの成分ってどんなもの？

固形かんすいは主に炭酸ナトリウム

ほとんどのかんすいは、炭酸ナトリウムと炭酸カリウムが主な成分です。固形かんすいに主に使われている炭酸ナトリウムの特徴は、麺の食感をソフトに仕上げることです。博多ラーメンや沖縄そば・長崎ちゃんぽんや焼きそばなどによく使われます。

炭酸ナトリウム自体は古くから多くの国で食品添加物として使用されているので、基本的には「安全」とみなされている食品添加物です。

アルカリ性になる性質を持ちますが、胃酸によって中和されるので体に大きな影響を与えることはないとされています。しかし一度に大量に飲み込んでしまうと、胃酸による中和が追いつかなくなってしまうので腹痛や焼けるような感覚のの灼熱感を引き起こす場合があります。

液体かんすいは主に炭酸カリウム

液体かんすいに主に使われる炭酸カリウムの特徴は、麺の締まりや弾力性を高めることです。喜多方ラーメンや佐野ラーメン・札幌ラーメンや旭川ラーメン・昔ながらの中華そばなどによく使われます。

炭酸カリウムは合成化合物であり、こちらも通常食べる分には体に害を及ぼすものではありませんが、過剰に摂取することで消化器系の臓器に負担をかけてしまい、腹痛や下痢などを引き起こすことがあります。

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かんすいはそこまで気にしなくても良い、が答え？

ここまではかんすいについての悪い情報をメインに紹介してみましたが、かんすいが全て悪いかというと全くそうではなく、食材に含まれているレベルのかんすいであれば「気にしなくても良い」というのが答えです。

ではその根拠について解説していきたいと思います。

安全性が確保されている

かんすいは食品添加物ですので、指定されている成分や原料はどれも一定の基準をクリアしており、安全性は確立されています。しかし、どんな食材でも取りすぎ食べ過ぎはよくありませんので、過剰に摂取することはやめましょう。

かんすい確認証がある

現在使われているかんすいは、日本食品添加物協会の認証を受けておりますので、食べてもなにも問題はありません。

日本食品添加物協会の認証を受けるには、厳しい基準をクリアしなければなりませんので、体に害を与える可能性のあるものに関しては全て弾かれてしまいます。

それでもかんすいが認証を受けたということは、体に与える影響はかなり少ないということがわかりますね。

有害な成分はゆでるうちにお湯にほぼ溶けだす

かんすいのアルカリは茹で汁の中に溶け出します。そのためこれを摂取することを避ければ、かんすいの成分が体内に取り込まれることはありません。

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それでも気になる場合は

ここまでかんすいについての安全性を紹介してきましたが、それでも体に与える影響について心配の方は「無かんすい麺」というものが販売されていますので、そちらの麺を使用した物を選ぶと良いでしょう。

無かんすい麺は、かんすいだけでなく食塩も一切使用していない体に負担の少ない麺ですので安心して食べることができますが、かんすいが入っているものに比べると食感がイマイチな場合がほとんどです。

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まとめ

いかがでしたでしょうか？今回の記事をまとめると、

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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