皆さんは唐辛子はお好きですか?唐辛子は辛味を作り出す調味料として代表的なものですが、辛味の苦手な人にとってはなるべく避けたい食材ですよね。
ただ実は唐辛子はそのまま食べるとそこまで辛くないって知っていましたか?
今回の記事では、
- 唐辛子ってどんな食材?
- 唐辛子の栄養価
- 辛味の単位
- そのまま食べられる?
- 種は取った方がいいの?
- 辛味を調節するには?
これらについて解説していきたいと思います。
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目次
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唐辛子ってどんな食材?
唐辛子は、ナス科トウガラシ属で、中南米を原産としています。辛味があるので香辛料として使われることが多いですよね!
そんな唐辛子ですが、実は同じトウガラシ属にはピーマンやパプリカ、ししとうなども含まれています。辛味がある唐辛子ですが、辛味のないトウガラシ属の仲間もいるのですね!
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唐辛子に含まれる栄養素
唐辛子にはどんな栄養素が含まれているのでしょうか。唐辛子に含まれている栄養素は、下記の通りです。
カプサイシン ビタミンC ビタミンA ビタミンE カロテン
こうしてみてみると、唐辛子の主要成分はカプサイシンなのですが、ビタミン類もたくさん含まれているんですね!
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唐辛子の辛さには単位がある?
唐辛子のからさを測る際に必要な単位に「スコヴィル値」というものがあります。
辛さを測る単位
スコヴィル値は辛さを測る単位のことで、数値が高ければ高いほど辛いということになります。例えば、「鷹の爪」のスコヴィル値は50,000ほどと言われています。それに対し辛いことで有名な「ハバネロ」のスコヴィル値は350,000です!このようにスコヴィル値によって唐辛子の辛さレベルを計測しています。
カプサイシンの割合を示すもの
スコヴィル値=カプサイシンの割合を示すものです。そのため、辛い唐辛子はより多くのカプサイシンを含んでいるということになります。このスコヴィル値によって、世界の激辛唐辛子ランキングやギネス認定が決定されているのです。
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乾燥させた唐辛子はそのまま食べられる?
唐辛子を乾燥させたものに、鷹の爪というものがありますよね。厳密には乾燥させた唐辛子のことを鷹の爪というのではなく、鷹の爪という品種が乾燥唐辛子に使われる代表的な品種なのです。
鷹の爪は乾燥させることで長期保存が可能になります。さらに乾燥させた状態でも程よく辛味を味わうことが出来るため、そのまま使うことが出来ます。
もちろん鷹の爪は水に浸したり、煮物や水分の多い炒め物に入れることで戻して使うことも出来ます。辛味が強いですが、そのまま食べることも出来ます。皆さんの中でも鷹の爪の辛味を味わいたい人でそのまま食べている人もいるのではないでしょうか。
油に溶かすことでより風味が高い辛味になる
実は鷹の爪をそのまま食べたときは、そこまで辛味が多くありません。辛味成分のカプサイシンは油に溶ける性質があるので、油と一緒に調理することで程よい辛味を料理全体にまとわせることが出来ます。
ちなみに辛味は「ワタ>種>皮」の順で強いので、辛味が苦手な人は皮だけを使うようにしたり、カットせずにまるごと使うことで抑えることができます。逆に強い辛味を求めたい人はなるべく細かくして、ワタや種の部分が油に触れるようにすると良いでしょう。
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種は取った方がいいの?
よく料理のレシピなどを見ると唐辛子の種は取ってくださいというように書いてありますが、先ほども紹介した通り種にはそこまで強い辛味はありませんので食べても大丈夫です。
料理本などで唐辛子の種を捨てるとされているのは、見た目や食感が損なわれてしまう可能性があるからです。唐辛子の種は水面に浮いてしまうので、何となく白い種がポツポツと浮いていると見た目が気になる人もいますよね。
また唐辛子の種はポリポリとした食感がありますので、その食感も気になる方がいます。ただ、そこまで見た目も食感も気になるのかと言うと私はあまり気にならない方なのでそのまま食べています。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- 唐辛子はナス科トウガラシ属で中南米を原産としている
- とても辛みの強いカプサイシンという栄養成分を持つ
- その他にもビタミンが豊富
- 乾燥唐辛子はそのままでも食べることが出来る
- 種は取らずとも食べることが出来るが、とったほうが見た目と食感がよいのでとることが推奨されがち
- カプサイシンは油に溶ける性質を持つため油と一緒に調理することで辛味が広がる
- そのまま食べるとそこまで辛くない
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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