柑橘類アレルギー種類・症状の種類は?原因や対処方法はある?

食後のデザートとしても美味しいのが「柑橘類などのフルーツ」です。今回は、この柑橘類を食べるとアレルギー症状が出ることもあるのか?ということを中心に以下のような事を解説していきます。

  • 柑橘類のアレルギーの種類とは?
  • 柑橘類のアレルギーでどんな症状が起こるのか?
  • 柑橘類のアレルギーはどうして起こるのか?

こんな内容となっています。記事を最後まで読んで、柑橘類のアレルギーについて徹底理解していきましょう。

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柑橘類アレルギーの種類は?

柑橘類のアレルギーにはどんな果物があるのでしょうか?いくつかの症状が考えられるので、柑橘類の種類を分けてご紹介していきます。

みかん・オレンジ

みかんやオレンジを食べ過ぎると、下痢などの症状が現れることがあります。これは、アレルギーとはちょっと違いますが、ビタミンCの摂りすぎにより起こるものです。ビタミンCは体内に摂取されると、肝臓で処理されます。

肝臓に負担がかかると、消化器官自体の働きが悪くなり、下痢などの症状を引き起こしてしまうのです。みかんやオレンジを大量に食べ過ぎることは注意しましょう。また、オレンジを食べると、口の中がイガイガするなどのアレルギーを発症する場合もあります。

レモン

レモンを食べ過ぎても、下痢などの副作用をもたらすケースがあります。レモンにも多くのビタミンCが含まれているので、食べ過ぎると同様の結果になるでしょう。一度に沢山食べ過ぎないことをおすすめします。

グレープフルーツ

グレープフルーツを食べ過ぎると、稀にですが口の中が痒くなるようなアレルギーが起こることがあります。これは、オレンジと同様でアレルゲンが含まれているためで、特に小さなお子様には起こりやすいでしょう。

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どんな症状がある?

柑橘類のアレルギー症状としては、どんな物があるでしょうか?

蕁麻疹になる

まず多い症状としては「蕁麻疹」です。柑橘類のアレルゲンが腸で吸収されてしまい、全身に蕁麻疹として現れます。主には4歳から6歳くらいの小さなお子様に発症しやすいアレルギーで、果物アレルギーは小児アレルギーの多くの部分を占めています。

口の中や喉が痒くなる

柑橘類などの果物を食べると、「口の中がイガイガする」という症状を発症することもあります。これも、同様に果物に含まれるアレルゲンが腸から吸収され、血液の中に入り込んで反応を起こしてしまう症状です。口の中がイガイガするという症状は、比較的起こりやすいのでよく注意しておきましょう。

アナフィラキシーはおきる?

柑橘類を食べてアナフィラキシーのような、重いアレルギーは比較的起こりにくいと言われています。アナフィラキシーなどを起こしやすい果物は「バナナ」「アボカド」「マンゴー」「パパイヤ」などの熱帯地方原産の果物ばかりで、柑橘類でアナフィラキシーが起こった事例はあまり報告されていません。

万が一起こってしまった場合は、すぐに救急車を呼んで対応しましょう。

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アレルギーが起きる原因は?

柑橘類を食べてアレルギーが起こった場合、どんな原因が考えられるでしょうか?

何に反応している?

柑橘類を食べてアレルギーが発症する場合、果物の中の「たんぱく質」に反応しています。果物の中には、花粉症で反応するたんぱく質とよく似たたんぱく質が含まれています。このたんぱく質に体が反応してアレルギーを起こすのです。

幸い、柑橘類にはそこまで多くのこのアレルゲンは含まれていませんが、人によっては反応してしまうケースもあるので、注意しましょう。また、前述した通りビタミンCの過剰摂取で、下痢や腹痛、嘔吐などの症状を受ける場合もあります。

ビタミンCは取らなければいけませんが、摂りすぎてもダメな物質だったのです。

適量はどれくらい?

果物を食べてアレルギーや下痢になりたくないのであれば、1日に200g以下に抑えるのが大切です。果物を食べてもいい量は1日に200gくらいと決められているのです。柑橘類のみかんでいうと「標準サイズの物を3個程度」が適量です。

それ以上の柑橘類を食べ過ぎると、胃腸の不調に繋がるのでよく注意して食べましょう。

対処方法はある?

柑橘類を食べてアレルギーになった際は、一度病院に行かれることをおすすめします。食物アレルギーと言っても、どの食物が原因でアレルギーになっているのかが分かりません。一度病院を受診され、アレルゲンを特定しておくのがいいでしょう。

また、果物アレルギーにならないように対処する方法は、果物を食べないことしかないので、小さなお子様に与える際は少量ずつ与えて、異常がないことを確認しながら食べさせてみましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は「柑橘類を食べるとアレルギー症状が起こるのか?」ということを詳しく解説してきました。稀なケースですが、アレルギーは発生することもあるようです。最後に記事内容をまとめていきます。

この記事をまとめると

  • 柑橘類のアレルギーは、ビタミンCの過剰摂取や特定のたんぱく質の摂取で起こっていた
  • 柑橘類を食べ過ぎると、下痢や嘔吐、腹痛などの症状が現れることがある
  • 果物は1日に200gを目安に食べるといい

こんな内容となっていました。あなたも柑橘類を食べる時は、体に異常がないかどうかチェックしながら食べるようにしてみましょう。

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