皆様は「カニカマ」って好きですか?お弁当の彩りに使えたり、サラダに混ぜたり、様々な使いどころのあるカニカマは日本の主婦の味方ですよね!シンプルですけど非常に美味しいカニカマは私も大好きです!
カニカマという名前からカニが入っているんじゃないの?と思いがちですが実はカニには入っていません!
ならカニカマは甲殻類アレルギーを持つ子供も食べられる?と疑問を持つ方もいるかもしれませんね。今回はカニカマの正体や、カニカマが引き起こす可能性のある食物アレルギーについて紹介していきますね!
スポンサードリンク
目次
|
|
お弁当によく入るカニカマの正体は?
カニではない?!
カニカマは略した言い方で、正式名称を「カニかまぼこ」といます。名前で分かるとおり実はかまぼこなんです!
スポンサードリンク
原材料は?
カニカマに使われる原材料は以下のものになります。
- スケトウダラなどの魚のすり身
- カニエキス
- 卵白
- でんぷん
- 着色料
- 調味料
お気づきになった方もいるかもしれませんか、カニカマはカニが入っていないんです!その代わりカニエキスが使われています。カニエキスはカニから抽出した成分を食塩と合わせたもので、カニカマのかにっぽさを出すために非常に重要な役割を持っています。
スポンサードリンク
甲殻類アレルギーの人は食べられる?
食べない方が良い
ではカニが入っていないなら甲殻類アレルギーの人たちも食べれるよね!と思ってしまうかもしれませんが、そこは明確に「食べてはいけません!」と伝えておきましょう。
カニエキスでアレルギー症状が出る人が多い
カニエキスであっても甲殻類アレルギーの症状が出ることが確認されています。
カニが食べれない人用にカニエキスの入ってないカニカマというのも販売されているので、もしカニカマを何としても食べたいけれど甲殻類アレルギーを持っているという方は、カニエキスが入っていないものを探してみてくださいね!
実はアレルギーの人用に作られたものではなく、宗教上でカニやえびなど甲殻類を食べれない人も中にはいるため、カニエキスなしのカニカマが販売されるようになったそうです。
スポンサードリンク
小麦アレルギーの人も注意!
原材料に小麦が含まれていることも
カニカマには甲殻類アレルギー他にも気を付けるべき食物アレルギーの原因となる「小麦」が含まれていることがあります。
よく手巻き寿司に使われる棒状のカニカマには小麦が含まれているんです。サラダフレークと書いてある日本水産のカニカマには小麦は含まれていません。このようにメーカーによっても原材料は様々なので、口にする前に必ず食品表示の「アレルギー特定原材料」を見るように心がけてください。
スポンサードリンク
食物アレルギーに対応したカニカマもある
特に小さいお子さんに気を付けよう
食物アレルギーは特に小さいお子さんに多く見られます。大人が食べているものを子供が食べたくなるのは当然の反応です。保育園の給食などで使われる物に関しては、食物アレルギーにかなり配慮しているので心配ありませんが、家庭料理の場合は親が食物アレルギーについてしっかり知識を持っていなければお子さんを危険に晒してしまう可能性もあります。
食品表示は必ず確認しよう
小さいお子さんがいる人の場合、食品表示の「アレルギー特定原材料」を必ずチェックしてから購入しましょう。カニカマのように一見アレルギーの原因となる原材料が含まれていなさそうな食品も数多く存在します。しっかり食品表示を確認することで、絶対食べれないと感じていたものが実は食べられる商品があったりなど、様々な発見をすることができると思います。家族みんなでおいしくご飯を食べるために、きちんと食品表示は確認しましょうね!
アレルギーの診察は何科に行くと良いの?
アレルギーの影響を疑った場合は、何科に行けばいいのか分かりづらいですよね。基本的には症状に合わせた診療科の受診を行えばよいのですが、それぞれの特徴をお伝えしますね!
耳鼻科/耳鼻咽喉科
耳鼻咽喉科は、鼻、耳、のどを専門的に診る診療科です。食べ物を食べた後に「くしゃみ・鼻みず・鼻づまり」という鼻炎症状がとくに気になる場合は、耳鼻咽喉科を受診するのがおすすめです。症状を伝えると、基本的にアレルギーの検査を受けることができます。
小児科
子どものアレルギー症状、花粉症なら小児科で診てもらうのがベストです。薬の選び方や、対応の方法、緊急時の対応も大人と異なる場合が多いので、子どもの場合は専門医に診てもらいましょう。長く診てくれているかかりつけの小児科があるなら、まずそこに相談してみましょう。
内科
内科は15歳以上の人が対象で、「ケガの治療や手術などの外科的な治療が必要ない病気のほとんど」を診療します。内科、外科という言葉ななんとも分かりづらさがありますよね。体を切ったり縫ったりせずに治してくれそうだなぁと思ったら、内科でOKです。風邪や体内の不調の治療などが内科の領域ですが、アレルギーの一種である花粉症も範囲内なので、内科でアレルギー症や花粉症の治療を行っている人はたくさんいます。
眼科
眼科は目とその周辺のまぶた、目の筋肉、涙に関する器官を専門的に治療します。食物アレルギーで、「目」に異常が出てきた方は眼科での受診がおすすめです。例を挙げるとしたら「目のかゆみ、充血、流涙、目やに、まぶたの腫れなど」の症状がある場合ですね。アレルギーの処方薬でステロイド点眼薬を使用する場合は、眼圧が弱くなってしまうケースもあるようです。定期的に眼科に受診し眼圧検査をおこなってチェックしてもらいながら治療していくのが良いでしょう。
アレルギー科
あまり聞き馴染みのない診療科目ですが、「重篤な場合」はアレルギー科の受診がおすすめです。文字通りアレルギー性疾患を専門的に盛る診療科なので、アレルギー専門医が常駐しているのが特徴です。クリニックの名前に「~アレルギークリニック」とあったり、診療科目に「アレルギー科」と掲げているところの多くはアレルギー専門医が診療を行っています。アレルギーや花粉症に対する治療は、「診療ガイドライン」という、治療の流れややり方のルールブックがありますので、どの診療科でも大きく変わることはありませんが、症状が重い場合などは、アレルギー専門医がいるアレルギー科を受診するという選択もあります。
スポンサードリンク
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- カニカマにはカニの身は入っていない!
- カニエキスも甲殻類アレルギーに反応するので注意!
- カニカマには小麦も入っている場合があるので小麦アレルギーの人は注意が必要!
- 食品表示の「アレルギー特定原材料」を必ずチェックしよう。
今回のように食品について様々な知識をシェアしています。他にもたくさんの記事を掲載していますので是非ご覧ください!
スポンサードリンク