「カカオニブ」という食品をあなたは知っていますか?
名前の通り、カカオを加工して作られる食品ですが、その高い美容効果や健康効果で注目を集め、キヌア・チアシードに次ぐスーパーフードと言われています。この記事では、
- カカオニブの味・栄養成分
- ダイエット効果があるって本当?
- カカオニブを使ったおすすめレシピ
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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カカオニブとは
カカオニブとは、チョコレートの原料であるカカオ豆の加工食品です。発酵させたカカオ豆を焙煎し、皮と胚芽を取り除いて砕いたフレーク状のものをカカオニブと呼びます。
チョコレートのように糖分や乳成分を含んでいないため、カカオ豆に含まれる栄養分をそのまま摂ることができます。食感はナッツのようにカリカリとしています。
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どんな味?
100%カカオ豆からできているため、甘味はありません。見た目はチョコチップのようですが、香ばしくほろ苦い味がします。(カカオ99%のチョコレートを想像するとわかりやすいかもしれません。) その他に、深いコクやまろやかな酸味を感じる人もいるようです。
栄養成分
カカオニブには体に嬉しい栄養成分がたくさん含まれています。代表的な栄養成分はこちらです。
①ポリフェノール
カカオニブにはカカオポリフェノールが豊富に含まれています。ポリフェノールは 血管を広げて血流を促し血圧低下・動脈硬化を予防するほか、アンチエイジング効果 が期待されています。
②テオブロミン
カカオに含まれている苦み成分で、自然界ではほぼカカオにしか含まれていないと言われる成分です。テオブロミンはカフェインの仲間ですが、カフェインに比べて効果が穏やかなのが特徴です。
集中力や記憶力を高めたり、脳内のセロトニンを増加させリラックスさせる作用 があります。また、 血管を広げて血流を促し体温を上昇させる効果があるので冷え性の予防 にも。
③食物繊維
リグニンと呼ばれる食物繊維が多く含まれています。胃や腸で消化・分解されにくいため、他の食品に含まれる食物繊維と比べて腸のぜん動運動を促す効果が強く、 便通改善・整腸作用 が高いと言われています。
④フェニチルチアミン(PEA)
天然の惚れ薬ともいわれるフェニチルチアミンが含まれています。恋に落ちるときに分泌されると言われていて、 多幸感や興奮をもたらす作用 があります。
⑤ミネラル類
マグネシウム・鉄などのミネラル類が含まれています。ミネラルは体を構成する大事な栄養素です。 骨や歯のもとになるほか、臓器や細胞の働きをサポート します。
食べ過ぎはよくない?
栄養成分いっぱいのカカオニブ。しかし食べ過ぎには注意しなくてはいけません。実はカカオニブは脂質の多い食品です。カカオニブ100gには脂質が50gほど含まれています。「チョコレートと違って甘くないから」「健康にいいから」と食べ過ぎてしまうのは危険です。
そして、カカオニブに含まれる栄養素のひとつ、テオブロミンには気管支を広げたり、利尿作用・興奮作用があります。気管支拡張薬を服用している人は医師に相談してから摂るようにしましょう。
また、カカオニブにはチョコレートに比べて高濃度のカフェインが含まれています。特に妊娠中の方は胎児に影響を及ぼす恐れがあるので、摂取量には注意しなくてはいけません。
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カカオニブのダイエット効果
カカオニブはダイエットにも効果的と言われています。便秘を改善する食物繊維が含まれているためです。
また、同じくカカオニブに含まれているテオブロミンやポリフェノールも血流を促し、体重の増加を抑える効果があると言われています。
カロリー
100gあたり600kcalと実はカカオニブはカロリーの高い食品です。脂質が多いためですが、カカオニブに含まれている脂質は飽和脂肪酸と言って、消化・吸収がゆっくりと進み体に吸収されにくいのが特徴です。しかし、消費されなかった脂質は体に残ってしまうため食べすぎは禁物です。
糖尿病への影響は?
カカオには血糖値の上昇を抑える効果があります。カカオポリフェノールがインスリンを分泌する膵臓の働きを助けるためです。
カカオ70%以上のハイカカオチョコレートを少量ずつ長期間食べ続けた実験では、血糖値の高さを示す値が低下する傾向が見られました。
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カカオニブのおすすめダイエットレシピ
カカオニブはナッツと食感が似ているため、ナッツを使ったスイーツや料理に代用することができます。また、カカオ豆を発酵させて作られているので、発酵食品とも相性抜群です。
カカオニブヨーグルト
プレーンヨーグルトに、カカオニブをトッピングします。ナッツのようなクリスピー感で食感が良く、カカオの香りも乳製品とぴったりです。
※甘さが足りないときはハチミツを足したり、お好みでグラノーラ、フルーツを加えてもOK。
カカオニブクッキー
ナッツクッキーのナッツの代わりにカカオニブをトッピングしてみましょう。ほろ苦く、香り高いカカオニブがいつものクッキーをリッチな大人の味わいに変えてくれます。
まとめ
この記事をまとめると
- カカオニブは栄養いっぱいで、食事にも簡単に取り入れられる
- 脂質やカフェインも含まれているので、健康に良いからと言って過剰な摂取は禁物
カカオニブは間食のおやつの代わりに食べる、トッピングとしていつもの料理にプラスするなどちょい足しで楽しむのがいいでしょう。
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