戦後に食の洋風化が進んだことやワインブームなどの影響で、広く人気が出たカマンベールチーズ。
カマンベールチーズとはフランスのノルマンディ地方・カマンベール村で製法が確立され、柔らかいチーズの表面に白カビを熟成させたチーズです。日本でも多数のメーカーで作られており、スーパーでもパックや缶などに包装されて販売されています。
- カマンベールチーズが美味しくない?種類や産地で、味は違うの?
- メーカーによっての違いとは?
- カマンベールチーズの美味しい食べ方をご紹介!
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目次
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カマンベールチーズがまずい?
チーズが好きな方でも好きで無い方でも、カマンベールチーズは苦手・・・と言った方もいらっしゃるかもしれませんね。ここからは、カマンベールチーズの特徴を詳しく見ていきましょう。
種類によって味が違う?
カマンベールチーズとは
- 熟成タイプ
- ロングライフタイプ
に分類することができます。熟成タイプとは
産地によっても味が違う?
カマンベールチーズは世界中で作られており、産地によっても味わいは大きく違います。
- ノルマンディ産(フランス)・・・発祥の地・本場の味わいである「カマンベール・ド・ノルマンディ」は白カビ部分の表皮が厚めで濃厚な味わいが特徴的です。世界中で愛されています。
- 国産(日本製)・・・カマンベール初心者の方やクセの強い味わいが苦手な方にピッタリの国産カマンベールは、日本人の味覚に合わせた味わいで一般的に食べられているプロセスチーズにも似た風味が特徴的です。様々なメーカー・個人店などで販売されています。
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銘柄ごとの違いは?
ここからは国産のカマンベールチーズの銘柄を中心に特徴をお伝えしていきます。スーパーなどでお手軽に購入できるものから、お取り寄せや食セレクトショップなどで購入できるものもあるのでお好みの1品を探してみてくださいね。
花畑牧場
(画像引用:花畑牧場)
花畑牧場から販売されているカマンベールチーズは、個装された食べ切りサイズの商品で北海道・十勝産の生乳を100%使用して作られた手作りチーズです。とてもクリーミーで国産のカマンベールチーズの中でも、少し臭みがあるといった意見が多いです。
製造日から120日程度の賞味期限で、販売店舗も基本的に北海道内のショップが中心ですがオンラインショップからのお取り寄せも可能です。
ロルフ
(画像引用:株式会社HOKO)
日本ハム株式会社の子会社・HOKOのチーズ専門ブランド「ロルフ」から販売されているカマンベールチーズは、デンマーク産です。少し硬めのロングライフタイプで、少し塩気が強いと感じるといった意見が多いです。
賞味期限は365日(1年)程度で、スーパーなどで販売されています。
雪印
(画像引用:雪印メグミルク)
雪印メグミルクから販売されているカマンベールチーズは、北海道産の生乳を100%を使用して作られたロングライフタイプです。日本人好みの味わいなため食べ慣れない方にも食べやすいといった意見が多く、予め6つに切れているタイプの商品もあります。
賞味期限は180日程度で、全国のスーパーで販売されています。
その他
(画像引用:株式会社明治)
上記以外にも日本で販売されているカマンベールチーズは多数あり、
- 明治北海道十勝カマンベールチーズ(国産・モンドセレクション3年連続最高金賞受賞)
- よつ葉北海道十勝100カマンベールチーズ(国産・フランスのイズニー社と技術提携された商品)
- アーラカマンベールチーズ(デンマーク産・スカンディナビア最大の乳製品メーカーのアーラ・フーズ社の製品)
- イル・ド・フランスカマンベールチーズ(フランス産・100%フランス産のチーズブランド)
- クール・ド・リオンカマンベールチーズ(フランス産・ノルマンディ地方のブランド)
だけでなく色々な種類のカマンベールチーズが販売されています。
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カマンベールチーズの美味しい食べ方は?
ここからはカマンベールチーズの美味しい食べ方をご紹介します。
そのまま食べる
切られていないカマンベールチーズは、食べやすい大きさにカットして頂きます。
加熱して食べる
カマンベールチーズを
皮は食べられる?
カマンベールチーズの表皮の皮は、白カビですが発酵の際に発生する無害なカビですので食べることはできます。しかし味わいが独特なため苦手な方は、常温でカマンベールを少し置き柔らかくした後に皮を取ってしまうと良いでしょう。残しても問題ありません。
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まとめ
この記事をまとめると
- カマンベールチーズはフランスのノルマンディ地方・カマンベール村で製法が確立され、柔らかいチーズの表面に白カビを熟成させたチーズ
- 熟成タイプとは伝統的な製法で熟成させ菌が発酵し続けている。熟成度合いによって味わいや食感が大きく変化するのが特徴
- ロングライフタイプ加熱殺菌後に包装されているため熟成は行われず品質が安定している。長期保存が可能で比較的安価で購入できるのが特徴
- 国産のカマンベールチーズは日本人の味覚に合わせた味わいで、外国産に比べて食べやすい。日本国内には、数多くのカマンベールチーズが販売されている。
- カマンベールチーズはそのまま・リンゴなどの果物と一緒に・電子レンジで加熱してハチミツや黒胡椒をかけるなどの食べ方がおススメで、表皮の皮は食べても食べなくてもどちらでも良い
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