角煮と言えば、豚バラですがその他の部位を使ったら仕上がりがどうなるのか気になる方もいるのではないでしょうか?普段なんとなくスーパーで買っている豚肉ですが部位によって相性の良い調理方法があり、角煮を作るときどの部位でもいいというわけではありません。
今回の記事はこちらの内容です!
- 角煮に使える部位3選!どんな特徴がある?
- 仕上がりの違いは?
- おいしく作る方法・適さない部位は?
角煮をより美味しく作るには適した部位を使いましょう!早速説明していきます。
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目次
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角煮に使える部位3選!どんな特徴がある?
角煮に使える豚の部位はこちらです。
・スペアリブ
・肩
・モモ
それぞれの特徴について詳しく説明します。
スペアリブ
スペアリブとは骨付きバラ肉のことです。骨とその周りについている肉のことをスペアリブと呼び、スーパーでは骨を外して肉だけで売られていることが多いです。豚肉のイメージが強いですが、牛、鶏、にもスペアリブと言われる部位がありますよ。脂身が多くこってりとした旨味があり、肉のうまみが美味しいので煮込み料理におすすめの部位です。
・角煮
・ビーフシチュー
・ステーキ
・焼肉
肩
次におすすめするのが豚肩です。肩はよく動かす部分なので筋肉質で少し硬いのが特徴です。赤身と脂身のバランスがよくどんな料理でも合います。豚肩は煮込むことでコラーゲンが溶けだします。角煮にすると、とても柔らかくトロトロした食感を味わえます。
・生姜焼き
・豚汁
・ステーキ
モモ
最後におすすめするのがモモの部位です。お尻の周辺でよく動かす部分なので、脂身が少なく赤みが中心です。あっさりとした味わいでヘルシーなのが特徴。比較的安価なのでお財布にも優しいですよ。
・しゃぶしゃぶ
・炒め物
モモは火を入れすぎると固くなってしまったりパサついてしまうたったりするため、注意が必要です。
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仕上がりの違いは?
それぞれの部位には特徴があり、仕上がりも異なります。詳しく説明します。
スペアリブ
スペアリブは脂身が多いため、煮込むことで脂身のこってりとした美味しさを余すことなく味わうことができます。また煮込んでも固くなりにくく、角煮に最も適した部位と言えるでしょう。
肩
肩は脂身と赤身のバランスが取れた部位です。長時間煮込むことでコラーゲンがゼラチン化し、とても柔らかい食感になります。コラーゲンは美肌にも良いため女性には特におすすめです。
モモ
モモはスペアリブや肩に比べると、長時間煮込むことで肉が固く、ぱさぱさしてしまいます。そのため長時間煮込むことは避け、余熱でじっくり煮込むと固くなりすぎません。比較的安く、ヘルシーなのでさっぱりした角煮を食べたいときにおすすめです。
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おいしく作る方法・適さない部位は?
一般的に角煮を作るときは鍋でじっくり煮込みますが、時間がかかってしまい面倒だと感じる方も多いのではないでしょうか。そんな時は圧力鍋やレンジ、炊飯器を使って解決しましょう!最後に角煮を美味しく作る方法をご紹介します。また角煮に適さない部位もご紹介するので、作るときの参考にしてくださいね。
圧力鍋
作るのに時間がかかる豚の角煮ですが、圧力鍋を使うことで短時間で柔らかく作ることができます。またガスを使う時間が短くなるので節約にもなります。
レンジ・炊飯器
圧力鍋がご家庭にない方は、レンジや炊飯器で作ることができます。
レンジでの作り方
- 豚肉を一口大にカットする
- 耐熱ボウルに豚肉、水、長ねぎの青い部分を入れラップをかけて電子レンジ600wで6分加熱
- 肉を流水で洗い、アクを落とし水気を切ります
- 肉と調味料を耐熱ボウルに入れ、15分程度漬けておきます
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ラップをかけ電子レンジ600wで3分加熱、裏返して更に3分加熱して完成です
炊飯器での作り方
- 豚肉を一口大にカットする
- フライパンで両面に焼き目をつける
- 豚肉と水、長ねぎを入れ炊飯をONにする
- 炊飯が終わったら調味料を加え炊飯器のスイッチをONにする。(※大根や卵などの具材を入れたい場合はこの時に入れます。)
- 炊飯が終了したら完成です
※すぐに食べない場合は鍋に移しましょう。長時間炊飯器で保温していると、焦げる恐れがあります。
レンジや炊飯器を使うことで、早く簡単に角煮を作ることができます。ただしレンジや炊飯器はご家庭にある種類によっても禁止事項があるため、取扱説明書を確認してから調理するようにしてくださいね。
適さない部位は?
豚肉は部位ごとの固さはあまり差がないため、どの部位でも基本的に角煮に使うことができます。強いて言うのであればロースとヒレ肉です。柔らかい肉は長時間煮込むと固くなってしまうため角煮には向いていません。
まとめ
以上、角煮に合う豚肉についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
この記事をまとめると
- 角煮におすすめの部位は、スペアリブ、肩、モモ
- スペアリブは脂身が多く、旨味が凝縮された味わいになる
- 肩は長時間煮込むことでコラーゲンが柔らかくになりトロトロの食感になる
- モモはヘルシーであっさりした味わいになる
- 圧力鍋やレンジ、炊飯器を使うことで調理時間を短くできる
- ロースとヒレは長時間煮込むと固くなってしまうので、角煮には向いていない
使う部位によっても角煮の味わいに違いがあります。皆さんのお好みに合わせた部位を使って、美味しい角煮を食べてくださいね。