柿の葉寿司に食中毒の危険はある？妊娠中に食べても大丈夫？ |

お寿司と聞くと「生ものなのでほとんど日持ちしない」というイメージが強いです。でも、それは奈良県名産の「柿の葉寿司」にも言えることなのでしょうか？今回は柿の葉寿司と食中毒の関係について、以下のような事を詳しくまとめていきます。

柿の葉寿司にはどんな栄養成分が入っているのか？
柿の葉寿司を食べて食中毒になる危険性は？
妊娠中に柿の葉寿司を食べてもいいのか？

こんな内容になっています。記事を最後まで読んで頂き、柿の葉寿司と食中毒の関係を徹底的に理解してしまいましょう。

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1 柿の葉寿司の栄養成分について！
2 柿の葉寿司に食中毒の危険はある？
3 妊娠中に柿の葉寿司を食べても大丈夫？
- 3.1 食中毒のリスクがある
- 3.2 妊娠中に食中毒を起こすとどうなる？
4 まとめ

柿の葉寿司の栄養成分について！

柿の葉寿司には、どんな栄養成分が含まれているのでしょうか？また、普通の握りずしとは何が違うのでしょうか？

寿司シャリは血糖値の上昇を抑える

柿の葉寿司でも、普通のお寿司でも共通する事ですが「すし飯は、白米よりも血糖値の上昇が緩やか」です。なので、出来るだけ太りたくないひとなどには、お寿司がおすすめなのです。白米にお酢を加えるだけで、GI値がグッと下がるので血糖値が急上昇するのを防げます。

そのため、沢山食べ過ぎることがなく、適量で食べるのをやめやすいのが、柿の葉寿司の特徴です。

サバは栄養たっぷり

柿の葉寿司のメインのネタと言えば「サバ」です。サバには以下のような栄養素が多く含まれています。

DHA
EPA
ビタミンB2

DHAやEPAは生活習慣病を防いだり、脳の働きを活性化させるなど様々ないい効果があります。また、ビタミンB2も多く含まれているので、疲労回復にもある程度の効果は期待できるでしょう。柿の葉寿司を通じて、青魚を沢山摂取できるのは大きなメリットですね。

柿の葉にも効能が？

柿の葉寿司は普通の握りずしと違い「柿の葉」でくるまれています。そしてこの柿の葉には「タンニン」と呼ばれる抗菌性の高い物質がたくさん含まれているのです。そのため、柿の葉寿司は古くから保存性が高いお寿司として活用されていました。

残念ながら、現代作られている柿の葉寿司は、昔の柿の葉寿司よりも長持ちしないようになっていますが、それでも普通の握りずしよりは柿の葉効果で長期の保存が可能です。

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柿の葉寿司に食中毒の危険はある？

柿の葉寿司には食中毒の危険性はあるのでしょうか？結論から言うと「食中毒になることもある」と言えます。一体どんな理由で食中毒になってしまうのか？いくつかの視点から解説していきます。

一般的な寿司より長持ちする

確かに長期間放置してしまった柿の葉寿司を食べると、食中毒になってしまいます。とはいえ、柿の葉寿司は昔から「長期保存させやすいお寿司」として親しまれてきました。そのため、普通の握りずしよりは保存期間は長めだと言っていいでしょう。

それでも日持ち期間を大幅に超えた柿の葉寿司は、食中毒菌が増殖している可能性大なので、気を付けて判断しましょう。

賞味期限切れはやばい

現代で売られている柿の葉寿司の賞味期限は「3日程度」です。昔は、酢飯を使わずに白米を使ってお寿司自体を「乳酸発酵」させていました。乳酸発酵をさせると食中毒菌が繁殖しにくく、長期間の保存が出来たのです。しかし、乳酸発酵させると正直なところ「味は落ちる」のです。

さらに、発酵した臭いが「臭い」と感じる人も多いです。そのため、現在販売されている柿の葉寿司は3日程度で食べきるようにしましょう。

アニサキスについて

柿の葉寿司のネタになっている「サバ」や「サーモン」には、アニサキスが住み着いていることもあります。アニサキスに人間が感染すると、激しい胃痛になるなど、とても怖い寄生虫です。

ただ、柿の葉寿司に使われるサバやサーモンはマイナス20℃以下で長期間冷凍した後に、解凍してネタとして使われています。なので、アニサキスは完全に死滅しているため、アニサキスを怖がる必要はないでしょう。

サバに関しては、さらに塩とお酢でしめて寿司ネタにされているので、アニサキスに感染する可能性はかなり低いです。

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