冷凍カキフライは旬の時期以外でも美味しいカキが楽しめてとても便利ですよね。調理手順もとても単純で、凍ったまま揚げるだけで良いので時短にもなります。今回は、冷凍カキフライを美味しくサクサクに揚げる方法について紹介していきます。
解凍する必要はあるのか、どうすればサクサクになるのか、カキに含まれる栄養素はどのようなものなのか、詳しく見ていきましょう。今回紹介していくテーマは、
- 冷凍カキフライの解凍方法は?
- 冷凍のカキフライを美味しく揚げる方法
- カキは栄養満点!
これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね♪
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目次
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冷凍カキフライの解凍方法は?
冷凍カキフライを油で揚げる際は、解凍してから揚げなければいけないのでしょうか?冷凍カキフライの取り扱いについて紹介していきます。
そもそも解凍してはダメ
冷凍カキフライを油で揚げる際、加熱不足が不安で解凍してから揚げたくなるという方も多いのではないでしょうか。しかし冷凍保存したカキフライは解凍してしまうと、カキから水分や旨味がでてしまいます。
油ハネの原因にもなり危険ですので、冷凍カキフライは必ず凍ったまま調理しましょう。
水がはねて危険
先ほども紹介した通り、冷凍カキフライを解凍してから油で揚げてしまうと、流出した水分によって激しく油が跳ねる危険性があります。これはカキを冷凍→解凍したことにより、カキの細胞膜が破れて水分が流出したことが原因です。
そのほかの冷凍フライも同じ現象が起きますから、冷凍販売されているフライを揚げる場合は必ず凍ったまま油であげましょう。
衣が爆発することも
冷凍カキフライを解凍してから油で揚げると、衣が水分を吸うことにより脆くなり、揚げた際に衣が爆発する危険性があります。非常に危険ですので、既に解凍してしまっている場合はオーブン調理などに切り替えましょう。
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冷凍カキをカキフライで美味しく揚げる方法
冷凍保存したカキをカキフライにして美味しく上げる方法について紹介していきます。カキの解凍方法などにポイントがありますので、是非チェックしてみてくださいね。
材料
材料
- 冷凍牡蠣:10個
- 3%食塩水:カキがヒタヒタにつかるくらい
- こしょう:少々
- 小麦粉:適量
- 溶き卵:1個分
- 生パン粉(なければ乾燥パン粉でも可):2カップ
- 揚げ油:適量
材料のポイントは、冷凍カキを解凍する際に使用する3%食塩水です。食塩水に浸けることによりぷりぷりのカキに解凍できます。
手順
- 冷凍のカキを3%食塩水に3分ほど浸けて半解凍の状態にする。
- キッチンペーパーなどで丁寧に水分をふき取る。
- カキにコショウをまんべんなく振りかける。
- 小麦粉→溶き卵→パン粉の順番で衣をまぶす。
- 油を160℃に熱する。
- 中火で2分30秒程度揚げたら一度裏返し、再度1分30秒ほど揚げる。
- こんがりきつね色になったら完成。
フライを作る際は「バッター液」と呼ばれる、小麦粉と卵などを混ぜ合わせた液体をあらかじめ作り、バッター液をつけて衣をまぶす方法もあります。ご自身のやりやすい方法であればどちらでも大丈夫です。
注意点
冷凍カキをフライで使用する場合は、解凍方法と水分のふき取りをしっかり行うことが大切です。流水解凍でも大丈夫ですが、やはり身のぷりぷり感は食塩水で解凍する方法には劣ります。
解凍したらしっかりと水分を拭き取らないと、衣が水っぽくなってサクサクに揚がらなかったり、油はねするなど、色々とうまくいきません。カキフライの油跳ねはかなり激しく危険ですので注意しましょう。
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カキは栄養満点!
最後にカキを食べることによって得られる栄養面のメリットについて紹介していきます。カキは「海のミルク」と言われるほどですが、どのような栄養素が多く含まれているのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
栄養素
カキの栄養素について以下で詳しくまとめていきます。全ての100gあたりの数値になります。
タンパク質6.6g
脂質1.4g
炭水化物4.7g
カロリーやタンパク質などはお肉やお魚には劣りますが、非常にヘルシーな食材であることがわかります。続いて多く含まれているビタミンやミネラルについて紹介します。
ビタミンB2
ナイアシン
ビタミンB12
葉酸
ナトリウム
マグネシウム
カルシウム
鉄
亜鉛
銅
ヨウ素
セレン
モリブデン etc
他のビタミンやミネラルなども多く含まれていますが、特にこれらの成分は多く含まれています。ちなみに、牡蠣が海のミルクといわれる理由は、含まれている成分が牛乳とにているからです。同僚に対する含有量で比較すると、牛乳より牡蠣の方が栄養価は高いです。
豆知識♪
亜鉛に関しては、全食品中トップの含有量となっており、鉄分豊富で有名なレバーや赤身肉などよりも多く含まれています。
効果
カキには多くの種類のビタミンやミネラルが含まれていますが、主に鉄分や銅、亜鉛などの成分が多く含まれているため、女性にとってもうれしい効果が見込めます。
特に貧血予防には効果的です。理由としては元々鉄分が多く含まれているうえ、更に銅の効果により鉄分の吸収がよくなるからです。
一日どれくらい食べても良い?
牡蠣には豊富な栄養素が含まれていますから、食べすぎには注意したいところです。1日の目安としては5個くらいがよいでしょう。長期的に鉄分や亜鉛を過剰摂取することにより、毛が抜けたり、肌が老化するなどの副反応が見られる場合もあります。
まとめ
今回は、冷凍カキフライの取り扱い方法や、冷凍カキを使用したカキフライの作り方などについて紹介していきました。
この記事をまとめると
- 冷凍カキフライは凍ったまま揚げる!
- 冷凍カキをフライする場合は、3%食塩水で解凍し、よく水を拭き取ってから調理。
- 牡蠣には鉄分や亜鉛などが特に多く含まれており、女性にうれしい食材!
最後までご覧いただきありがとうございました♪
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