乾燥パセリの賞味期限・日持ち|保存方法は?冷凍・常温?期限切れは?腐る?

料理の仕上げに掛けるだけでぐっとおしゃれになるパセリは、身近なハーブのひとつです。

生のパセリは風味も豊かですし、自宅で栽培している人も多いかもしれませんね。

しかし、たくさん収穫できても一気に消費するのは難しいです。

そんな時は、乾燥パセリにしてしまいましょう。今回は、

  • 乾燥パセリの作り方

  • 乾燥パセリの賞味期限・日持ち

  • 乾燥パセリの保存方法

  • 乾燥パセリの使い道

についてご紹介します。

スポンサードリンク

乾燥パセリの作り方

乾燥パセリは意外と簡単に作ることができますし、保存もきくので大変便利です。

乾燥パセリにするメリットや乾燥の手順についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

乾燥パセリのメリット

パセリを乾燥させるメリットはおもに3つです。

  1. 長期保存ができる
  2. 大量消費できる
  3. 栄養が凝縮される

一番大きなメリットは、 乾燥させることで日持ちするようになること でしょう。

生のままだと冷蔵庫で2週間ほどが限度ですが、乾燥させるともっと長く日持ちします。

また、 かさが減るので食べられる量も増えます し、水分が飛ぶ分、 栄養が凝縮されるので少量でもしっかり栄養が摂れます 

乾燥の手順

電子レンジを使った簡単な作り方をご紹介します。

乾燥パセリの作り方
  1. パセリを洗う

  2. キッチンペーパーなどで水気をしっかりと取る

  3. 水気を取ったらパセリを摘み取っていく

  4. 摘み取ったパセリをキッチンペーパーの上に重ならないように広げる

  5. 2分加熱したら一度全体を混ぜ、もう一度2分加熱する

  6. 取り出して湿気がないか確認する

  7. 湿気があればさらに1分ずつ加熱して様子をみる

  8. 湿気がなくなったら保存袋などに入れる

  9. 手で揉んでパセリを細かく砕く

  10. 密閉容器に入れて冷蔵庫で保存する

湿気に弱いので、できれば乾燥剤などを入れておくといいでしょう。

スポンサードリンク

乾燥パセリの賞味期限・日持ち

乾燥パセリを作ったあと、具体的にどれくらい日持ちするのでしょうか?

また、腐ることはあるのか、腐った場合はどうなるのでしょうか?

市販のものの日持ちを合わせてご紹介します。

市販の場合

市販の乾燥パセリは商品によって賞味期限は違いますが、 おおむね2年ぐらい 日持ちします。

常温で湿気のない場所で保存しましょう。

その他細かな保存方法や賞味期限については、パッケージを確認しましょう。

手作りの場合

手作りの場合、日持ちの目安は以下のとおりです。

  • 常温保存:3~5日

  • 冷蔵保存:2~3週間

  • 冷凍保存:数カ月~1年

 色や風味を気にしないならもう少し長持ちします が、添加物などが入っていない分保存状態によっては日持ちの目安より短くなる可能性もあります。

パセリの状態を確認しながら使ってください。

賞味期限切れでも食べられる?

 賞味期限が切れてもカビが生えていなかったり臭いに異常がなければ食べても問題ないことがほとんどです。 

しかし、市販のものは賞味期限切れを食べるのは自己責任になりますので、了承の上食べてください。

手作りのものは、市販のものに比べて傷むのが早いため、あまりおすすめはしません。

先述したように見た目と臭いに異常がなければ食べても問題ないことが多いですので、自己判断で食べるか決めてください。

腐るとどうなる?

乾燥パセリが腐る、傷むと次のようになります。

  • ビが生える

  • カビ臭いにおいがする

  • 色が明らかにおかしい

  • 虫が付く

こういった状態になると食べられません。

特に乾燥させたハーブ系は色の変化が分かりにくいですので、作った日付は必ず記載し、一つの目安としましょう。

スポンサードリンク

乾燥パセリの保存方法

乾燥パセリは湿気に弱いため、保存には注意が必要です。

ここでは、正しい保存方法についてご紹介しますので、参考にしてください。

常温保存できる?

 常温保存も可能です。 

乾燥剤とともに入れて湿気の少ない場所で保存しましょう。

密閉袋を使う

 湿気が入らないように、フリーザーバッグなどのジップ付きの密閉袋などを活用しましょう。 

市販のものもパッケージごと、もしくは中身を出して密閉袋に移すのもありです。

冷蔵保存も便利

 自作した場合は冷蔵保存の方が長持ちするのでおすすめです。 

密閉容器または袋にいれて、乾燥剤と一緒に保存します。

使う時にあまり長く出していると結露しますので、手早く使う分だけ取り出すようにしてください。

湿気に注意

湿気が多いと虫が付きやすくなりますので注意しましょう。

冷凍できる?

 乾燥パセリは冷凍保存可能です。 

冷凍保存することで湿気も防げますし、保存期間も伸ばせますので、使い切れそうにない場合は冷凍保存しておくのもいいでしょう。

フリーザーバッグなどに平らにして入れて冷凍し、使う際は必要分だけぱきっと折って使います。

解凍せずにそのまま料理に使ってOKです。

スポンサードリンク

乾燥パセリの使い道

洋風の料理の仕上げに少し掛けるだけになりがちな乾燥パセリですが、他においしいレシピはあるのでしょうか?

おすすめレシピをご紹介します。

煮込みハンバーグに

やはり乾燥パセリと言えば洋食の彩りですよね。

煮込みハンバーグの仕上げにひと振りかけるだけで、一気に外食の雰囲気が出ます。

パセリライス

バターパセリライスやパセリの炊き込みご飯、ベーコンやウインナーと一緒に炒めた焼きめしなど、ご飯ものにはいろいろレパートリーが作れます。

炊き立てのご飯からふわっと立ち上るパセリの香りが食欲をそそります。

揚げもの・炒めものに

揚げ物の衣にたっぷり乾燥パセリを入れるとあっという間に香草パン粉焼きができます。

また、パセリは油と相性がいいので、マヨ炒めなどの炒め物にするとβカロテンの吸収がよくなります。

オリーブオイルに漬けておくのもおすすめですよ。

まとめ

今回は、乾燥パセリの作り方や賞味期限、保存方法などについてご紹介しましたが、いかがでしたか?

この記事をまとめると

  • 乾燥させると栄養が凝縮される

  • 常温:3~5日、冷蔵:2~3週間、冷凍:数カ月~1年

  • 湿気は大敵!しっかり密封と対策を!

乾燥パセリは賞味期限も長く、日持ちする上に、栄養がぎゅっと詰まった食材です。

自宅で栽培している方、安くていっぱい買った方は、この記事を参考にぜひ乾燥パセリを作ってみてください。

スポンサードリンク