カカオバターはそのまま食べることができる?栄養成分や使い方とは? |

カカオバターといえばチョコレートを作るために必要不可欠な素材ですが、あまり直接触れることがないくらい私たちの生活の中では見ることがないですよね。

そんなカカオバターですが、人肌で溶ける性質を持っていたり健康により脂質を含んでいたりなどさまざまな特徴を持っているバターでもあるんです。

以前、カカオバターって直接食べることができるのかという質問をいただきましたので今回の記事ではカカオバターとはどのような食材なのか、どんな成分が含まれているのか、直接食べることができるのかについて解説していきたいと思います。

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1 カカオバターとはどんなもの？
- 1.1 カカオバターの味は？直接食べられるの？
2 カカオバターの成分
3 カカオバターってどこで買えるの？
4 カカオバターはお菓子作り以外にも非常に優秀
- 4.1 肌を柔らかくしてくれる効果も
5 まとめ

カカオバターとはどんなもの？

まずはカカオバターについて簡単に解説していきます。カカオバターの原料となるのは、みなさんもよく知るカカオ豆です。このカカオ豆を丁寧に加工した結果、液体状になったものをカカオリカーを呼びます。

その後、液体状となったカカオリカーをプレス機によって圧搾すると、2つの物質に分けることが出来ます。そのうちの1つが「カカオバター」になるのです。なお、分けられたもう1つの物質は、お菓子作りなどに使用されることの多い「ココアパウダー」になります。

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カカオバターの味は？直接食べられるの？

カカオリカーから圧搾して抽出したカカオバターは、そのままでも食べることができますがチョコレートのような甘みを感じることはできません。チョコレートはカカオバターに砂糖を加えて作るものなので、カカオバター自体に甘味は含まれていないのです。

どちらかと言うとカカオバターは無味無臭に近いので、チョコレートのような香りもしません。いわゆる一般的なパターンに近いものを想像してもらった方が良いでしょう。

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カカオバターの成分

カカオ豆というのは約50%が脂肪で、この脂肪分を圧搾して抽出したものがカカオバターになります。カカオバターを構成する脂肪は以下のものになります。

パルチミン酸
オレイン酸
ステアリン酸

ひとつずつ詳しく解説していきたいと思います。

パルチミン酸は肌に良い

パルチミン酸とは牛肉などにも含まれている脂肪酸の一つです。摂取することで動脈硬化防止作用があると言われています。

その他にも肌の炎症や乾燥の原因となる「活性酸素」の発生を抑えることで、炎症によるメラニン色素の生成とヒアルロン酸分解による乾燥を防いでくれるといわれています。さらにできてしまったメラニン色素を還元して色を薄くしてくれたり、コラーゲンの生成を促す効果もあるなどの効果も期待されています！