蒲焼さん太郎は体に悪い?カロリーは?添加物は?ダイエットには危険?

誰もが子供の頃に食べた経験のある駄菓子。人それぞれ頭に思い浮かべる駄菓子は異なるものの、特に印象の深い駄菓子として「蒲焼さん太郎」を挙げる人は多いのではないでしょうか。

実は最近、この蒲焼さん太郎を使用したダイエットが話題となっています。

  • 蒲焼さん太郎は体に悪いの?
  • 蒲焼さん太郎はダイエットに使える?
  • 他の太郎シリーズとの違い

今回は、こちらについて詳しく解説します。

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蒲焼さん太郎は体に悪い?

結論から言うと、蒲焼さん太郎を食べることは、体にとって特に悪影響を及ぼすことはありません。ただしそれは、あくまで適量を摂取することを想定した場合です。

蒲焼さん太郎に含まれる栄養成分を解説するまえに、まずは蒲焼さん太郎の特徴について解説します。

蒲焼さん太郎は、茨城県常総市に本社を置く「株式会社菓道」から発売されている駄菓子です。その名の通りうなぎの蒲焼のような外観をしていることが特徴ですが、使用されている原料はスケソウダラを中心とした白身魚なのです。

白身魚は、魚の中でもカロリーや糖質が低いと言われています。そこで、蒲焼さん太郎に含まれる様々な栄養素と原材料について調べました。

カロリーは?

蒲焼さん太郎1枚あたりに含まれる栄養成分は以下のとおりです。

栄養成分 含有量
カロリー 10kcal
たんぱく質 0.70g
脂質 0.02g
炭水化物 1.90g
食塩相当量 0.10g

含まれるカロリーは10kcalとかなり少ないです。そこで、知名度の高い他の駄菓子ともカロリー量を比較してみました。

商品名 カロリー
蒲焼さん太郎 10kcal
うまい棒(テリヤキバーガー味) 43kcal
餅太郎 32kcal
コーラグミ 39kcal

スナック菓子や、グミと比較しても蒲焼さん太郎に含まれるカロリーが非常に低いことが判ります。

やはり、白身魚を原材料として使用していることが、低カロリーである理由となっているようです。

塩分や糖質は?

次に蒲焼さん太郎に含まれる塩分量や糖質について、同様に他の駄菓子と比較してみましょう。

なお、塩分量は食塩相当量を参考に糖質は炭水化物量を参考にして算出しています。

商品名 食塩相当量 糖質(炭水化物)
蒲焼きさん太郎 0.1g 1.9g
うまい棒

(テリヤキバーガー味)
0.1g 3.7g
餅太郎 0.08g 3.7g
コーラグミ 0.003g 9.0g

原料に白身魚を使用している蒲焼さん太郎は、カロリーだけでなく糖質についても他の駄菓子よりも低い数値であることが判ります。

添加物は?

食品を日持ちさせる用途で使用されることの多い食品添加物。蒲焼さん太郎に使用されている添加物を、原材料名欄から確認してみましょう。

魚肉すり身、小麦粉、イカ粉、しょうゆ、みりん、砂糖、香辛料/調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、ソルビット、甘味料(ステビア、甘草)、(一部に小麦、イカ、大豆を含む)

蒲焼さん太郎に含まれる食品添加物は以下の通りです。

調味料(アミノ酸等)

グルタミン酸ナトリウムなど、旨味成分を付与したいときに使用される食品添加物です。

カラメル色素

着色料の一種で、食品に色を付けるために使用されます。

ソルビット

山イチゴの一種から取り出されたのが、始まりと言われる食品添加物です。食品に甘さを与える甘味料や、保湿剤としても使用されることがあります。

甘味料(ステビア、甘草)

ソルビット同様に甘さを与える食品添加物です。特にステビアの甘味はとても強いことで知られており、砂糖の約200倍と言われています。

原材料と食品添加物との見分け方は?
食品の裏面表示の「原材料欄」は使用している量の多いものから記載するルールとなっています。原材料と食品添加物は、その間を「/(スラッシュ)」で区切ったり、改行を行うことで明確に区分けするルールとなっています。

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蒲焼さん太郎がダイエットによくない理由

蒲焼さん太郎に含まれるカロリーは、他の駄菓子と比較すると少ないことがわかりました。しかし、蒲焼さん太郎だけを食べてダイエットすることはおススメできません。

その理由は以下の2つです。

砂糖が多い

1枚単位で見た場合、蒲焼さん太郎に含まれる砂糖の量はわずかです。そのため、おやつとして選択することは全く問題ないでしょう。

しかし、ダイエットの主食として蒲焼さん太郎を選択する場合は、1枚ではなく6〜7枚以上を一度に食べることも考えられます。

そうした場合、当然含まれる砂糖の量も6〜7倍されることとなり、通常の食事と同等の砂糖を摂取することになってしまうのです。

満腹感がない

蒲焼さん太郎がダイエット食材として向かない理由の2つ目は、食べた後に満腹感がないことです。

満腹感を得るためにはどうしても複数枚食べることとなり、結果としてダイエットに繋がりにくくなってしまうため注意が必要です。

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他シリーズとの比較

株式会社菓道から発売されている製品は、蒲焼さん太郎だけではありません。他にも色々な「太郎シリーズ」が存在します。

ここでは、蒲焼さん太郎とその他の「太郎シリーズ」について解説します。

焼肉さん太郎

引用:やおきん公式HPより

絶妙なパリパリ感と焼肉の風味を味わいたいなら焼肉さん太郎がおすすめです。実は、焼肉さん太郎に使用されている原材料もまた、蒲焼さん太郎同様に「魚肉すり身」を加工したもの。

蒲焼さん太郎と違い、香辛料が使用されているため辛いものが苦手な人は少し注意が必要です。

わさびのり太郎

引用:やおきん公式HPより

ツーンとした醤油味が決め手のわさびのり太郎。眠気を覚ますために食べると目がすっきり!

刺激が強いため、わさびのり太郎の食べ過ぎは味覚障害に繋がるリスクもあります。

酢だこさん太郎

引用:やおきん公式HPより

お酢や漬物が苦手でも食べられる人が多い駄菓子、酢だこさん太郎。原材料表示を確認したところ、「たこ」は使用されておらず他の太郎シリーズ同様に「魚肉すり身」が主原材料とされていました。

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まとめ

この記事をまとめると

  • 蒲焼さん太郎は、通常の量であれば毎日でも食べても問題はない
  • 蒲焼さん太郎に含まれる、カロリーや糖質は他と比較しても少量である
  • 一度に多くの枚数を食べないと満足しづらい蒲焼さん太郎はダイエットには向かない

いかがだったでしょうか。

駄菓子の定番として、スーパーやコンビニでも見かける蒲焼さん太郎。食べ過ぎには十分注意しつつ、しっかりとよく噛んで食べることが大切です。

この記事が皆さんの参考になれば幸いです。

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