ジンギスカンとラムロースの違いは?マトンとラムとホゲットについて |

皆さんはジンギスカンを食べたことはありますか？牛肉や豚肉に慣れている人が羊肉を食べると若干匂いがきつくて食べづらいという方も少なくないようですが、羊肉はとても栄養価に優れ、それでいてヘルシーな素晴らしい食材です。

今回の記事では、

これらについて解説していきたいと思います。

スポンサードリンク

ラム肉とジンギスカンの違い

ラムとマトンの肉は羊の種類そのものが違うと思っている方も多いみたいです。羊の肉は食用となり、羊の毛はウールとなりますから本当に人間にとってありがたい動物なんですね。

ラムとマトンの違いですが、これは種類の違いです。世界でも食用として育てられている羊の種類は「マトン種」という種類の羊です。

最近ではさらに品種改良されて「サフォーク種」という食肉用の品種が有名になっています。

食用となる羊肉の中でも生まれて「1年未満の羊肉のことをラム」と呼び、「2歳以上になった羊肉のことをマトン」と呼びます。

スポンサードリンク

ジンギスカンは、ほとんどの場所で「マトン（成羊肉）」を使います。時々ラム（仔羊肉）を使っていることもありますが、基本的にはマトンを使用するのが一般的です。

そもそもジンギスカンとは羊肉を用いた日本の焼肉料理で、鍋料理に分類されることもあるが調理方法は鉄板をつかった調理方法のことを言います。北海道を代表する郷土料理とされる他、岩手県遠野市、山形県の蔵王温泉付近をはじめとする村山地方、長野県など一部地域でも盛んに食される。

発祥は東京・高円寺の店という説もあり、現在では各地にジンギスカン料理を出す飲食店や、家庭調理用の肉・タレを販売する小売店があります。

スポンサードリンク

羊の肉はクセが強く、一般的には好き嫌いがはっきりと分かれてしまうことが多くあります。しかしラム肉はそのクセがほとんどなく、非常に柔らかいので食べやすいのが特徴です。

草を食べ始める前の子羊なだけあって、ミルクのような香りがするとされています。西洋料理では古くから高級食材として使われている食材の1つです。

またラム肉は栄養価がとても高いことで注目を集めています。「必須アミノ酸やビタミン類などの栄養素」「動脈硬化や血栓を防ぎ血圧を下げてくれる不飽和脂肪酸」などを多く含むため、ヘルシー食材として世界中で人気が高い食材です。

ラム肉の融点は他の肉に比べて44℃高く、人の体温では溶けにくいことから体内に吸収されずに外に排出されるため、脂質が多くならないといった大きなメリットもあります。

マトンはラム肉よりも育った羊肉なので、羊肉特有の匂いが強いのが特徴です。マトンの方はしっかりとした匂いが感じられるため苦手な人も多い印象を受けます。しかし新鮮なマトンを選べばクセが全くないので、とても美味しく食べられるんですよ！

ラム肉に比べて赤みが強いのも特徴で、マトンにはラム肉よりも多く「 Lカルニチン」という脂肪を燃焼させてくれる成分が含まれているのが特徴です。

ラム肉に比べるとマトンは臭み抜きが必要になってくる食材で、スパイスのきいた料理やすりおろしりんご、にんにくしょうがなどに漬け込んで調理されるのが一般的です。

匂いが強いお肉があまり得意で無い方はマトンよりもラム肉を選ぶ方が良いでしょう。

日本ではあまり聞き馴染みがないですがラムとマトンの中間の肉のことを「ホゲット」と言います。

ホゲットとは生後1年以上2年未満くらいの羊肉のことを指し、ラムとマトンのそれぞれの特徴を併せ持つ非常に食べやすい羊肉のことを言います。

マトンほどの羊臭さはないものの、ラム肉に物足りない味わいを持っていて旨みやコクが多いので非常に人気が高い羊肉です。

スポンサードリンク

皆さんはラム肉の中でもラムロースという部位をご存知でしょうか？ロースとは肩から腰までの背中のお肉のことで、他の部位と比べるとやや筋っぽさはあるもののそのぶんコクのある風味で肉質が柔らかいのが特徴です。

ラムロースという言葉ではなく、骨付きのままスライスしたラムチョップという名前で販売されているものなら見たことがあるかもしれません。

ラムロースはジンギスカンやロースト、ステーキなどにして食べるととても美味しいと言われていますよ！

スポンサードリンク

いかがでしたでしょうか？今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

スポンサードリンク