ジンブーの代用として使えるものは?どんなスパイス?使い方や使い道

皆さんはジンブーというスパイスをご存知ですか?ほとんどの方が知らないスパイスだと思いますが、ジンブーはネパール料理には欠かすことができないスパイスのひとつです。

今回の記事では、

  • ジンブーとはどのようなスパイスなのか
  • ジンブーを使ったレシピ
  • どこで手に入れることができるのか
  • 手に入らないときの代用品

これらについて解説していきたいと思います。

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ジンブーとは?

どんなもの?

ジンブーはネパールでよく使われるハーブスパイスの一種です。ネパール料理ではインド料理のようにスパイスを何種類もかけ合わせて作るのではなく、種類の少ないスパイスを使うシンプルな料理が特徴的です。

そんななかでしっかりと香りが感じられるジンブーはとても重宝されています。

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ジンブーはネギ科の植物

ジンブーはネギ科の植物で、ネパールではジュムラ産の物が大半を占めています。ネパールの中でも非常に高級なスパイスで主にダル(豆のスープ)の香り付けに使用されます。

熱した油にジンブーをいれて、香ばしい香りをつけるのが一般的な使い方で、ダルスープやダルカレーなどに深みを与えてくれます。

緑色のものが新鮮

ジンブーは乾燥させたものが一般的ですが、乾燥をさせたジンブーのなかでもより緑色に近いものが香りが強く質が良いとされています。もしジンブーを手に入れることがあった場合は冷凍庫で保存しなるべく変色しないように劣化を防いであげると、美味しく長くジンブーを楽しめるようになります。

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ジンブーを使ったダルスープ

ダルスープって?

ダルスープとはネパールやインドで代表的な家庭料理の豆のスープのことを言います。ダルスープとダルカレーという二つの言葉がありますが、ダルスープという名前だけでもダルカレーを指すことがありますので覚えておくと良いでしょう。

非常に優秀な栄養素を豊富に含んでおり、栄養補給としてかなり優れている料理なので是非日常の生活に取り入れていただきたいスープになります。

ジンブーを入れるタイミング

ダルスープに必ずジンブーをでなければならないというわけでなく、入れるとより美味しくなると言う感じですね。ジンブーが入っていないダルスープもよく見かけます。ですが私好みとしてはやはりジンブーが入っている方が一気に香りが高くなるのでおすすめです。

ジンブーが入っているかどうかを見分ける方法は、ダルスープの上澄みに浮かんでいる黒い葉っぱがあるかどうかです。その黒い葉っぱがジンブーになります。

ダルスープにジンブーを入れる時は、よく温めた鍋に油とジンブーを入れて、焦げる寸前まで焦がして、出来たダルスープの中に入れます。このような感じで油に一度香りをつけてからダルスープに加えていきます。使う量は、風味付けなので、ほんのひとつまみで大丈夫です。

スパイスを焦げる寸前まで焦がすというのはネパール料理の特徴です。

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どこで手に入る?価格は?

手に入る場所

ジンブーは日本ではほとんど見られないスパイスなので、手に入れるのもかなり難しいです。一般的に海外輸入ショップなどで手に入ることがありますが、ほとんどの場合は置いてないところが多いでしょう。

おすすめはスパイス専門店などの通販サイトです。スパイス専門店の公式サイトでなくとも楽天市場にスパイスの専門店が出店していますので、そちらを確認してみてください。 

ジンブーが手に入らないときの代用品

ジンブーはなかなか手に入らないので、本格的なダルスープを作りたいのに作れない!と困ってしまう方も少なくないようです。しかしジンブーが手に入らない時は「クミンシード」をジンブーと同じように真っ黒になるまで火を通したもので代用することができます。

クミンシードは火を通すことで香りが高く仕上がり、ジンブーのような味に奥行きを出すことができます。 

価格

ジンブーの値段は25gで800円ほどで販売されています。一見するとスパイス一つで800円は高いような感じがしますが、ジンブーは一度に使う量がそこまで多くないので比較的長く使用することができますよ。

購入したら基本はしっかりとジップロックなどの密閉できる保存袋に入れて、冷凍庫で保存するようにしましょう。 

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ジンブーを使った他の料理

ジンブーはダルスープやダルカレーにしか使えないの?と思う方も多いかもしれないので他の使い方を検索してみました。

それといくつかジンブーを使ったレシピを見つけることができたので、解説していきたいと思います。

じゃがいものアチャール

アチャールとはインド版の漬物のことです。アチャールは基本的にカレーの横にある福神漬けのように使われることが一般的です。アチャールはインドの福神漬けと覚えておきましょう!アチャールは様々な種類があり、にんじんやマンゴー、レモンなど様々なものをアチャールにすることができます。

今回紹介するのはジャガイモのアチャールで漬物というよりはポテトサラダのように食べることができる方法です。

じゃがいもとレモン汁、すりごま、ジンブー、ターメリック、クミンパウダーなどを混ぜ合わせると簡単に作ることができます。

いつものポテトサラダに飽きた人は是非ジャガイモのアチャールを作ってみてはいかがでしょうか。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • ジンブーはネパール料理に使われるハーブスパイスのこと
  • 一般的にはダルスープやダルカレーに使われる
  • 直接ふりかけるのではなく熱した油に混ぜて香りをつけて使われる
  • ダルスープだけでなくアチャールの中に入れても美味しい 

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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