皆さんはじっくりコトコトシリーズというカップスープをご存知ですか?カップスープといえばお湯を注ぐだけで濃厚なコーンスープやクラムチャウダーなどを食べることができるとても優秀で保存がきく便利な食品ですが、今の日本にはかなりたくさんもインスタントのカップスープがありますよね。
そんなカップスープですが、どうしてもインスタントの物となると添加物が多くて体に悪いのでは?と考えてしまうことってありますよね。確かに保存が効くということは保存料がたくさん入っているという意味でもありますし、少なくとも私たちの体に少しは影響がありそうな感じがします。
今回の記事ではインスタントのカップスープは体にどんな影響を与える可能性があるのかについて解説していきたいと思います。
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目次
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インスタントカップスープは体に悪いって本当?
ではインスタントのカップスープはどうして体に悪いと言われるようになったのかについて解説していきたいと思います。体に悪いと言われている原因は「塩分が多すぎる説」と「添加物が多い説」があるようです。
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塩分が多すぎるのは本当?
私たちの体には塩分はなくてはならないものですが摂りすぎると高血圧を引き起こしたり、心臓にダメージを与えてしまったり様々な心蔵血管疾患を引き起こしてしまうと言われています。1日あたりの塩分の摂取量の目安はWHO(世界保健機関)によると、1日5g以下と定めています。また心疾患を予防するためには1日3.8g~6g程度に抑えておいた方が良いとされています。
インスタントカップスープの塩分量
<インスタントカップスープの塩分量>
- じっくりコトコト濃厚コーンポタージュ:塩分相当量1.2g
- じっくりコトコト濃厚クラムチャウダー:塩分相当量1.3g
- じっくりコトコト海老の濃厚ビスク:塩分相当量1.6g
- じっくりコトコトやさいがおいしい完熟かぼちゃクリーム:塩分相当量1.0g
- クノールカップスープコーンクリーム:塩分相当量1.0g
- クノールカップスープコーンクリーム塩分40%カット:塩分相当量0.48g
ポッカサッポロから販売されているじっくりコトコトシリーズや、味の素が販売されているクノールのカップスープの塩分相当量をまとめてみました。
クノールのカップスープで塩分カットされているものは0.48gと1gを切っていますが通常のものであれば大体1g~ 1.6g程度に抑えられているということがわかりましたね。
そこまで多くないが飲みすぎに注意
カップスープだけを見るとそこまで塩分量が多いというわけではなさそうですが、1日カップスープだけを食べるわけではありませんので他の食品との兼ね合いになりそうです。1日3回、ゆっくりコトコトのスープを飲むのでしたら他の食品では塩分の量はそれ以下に抑える必要があります。
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添加物が多いって本当?
次は添加物の有無について確認していきましょう。
<じっくりコトコト濃厚コーンポタージュの原材料>
- スイートコーンパウダー(ニュージーランド製造)
- ホエイパウダー
- 乳糖
- クリーム加工品(植物油脂、クリーム、乳糖、乳たんぱく、その他)
- 砂糖
- クリーミングパウダー
- 食塩
- チキンブイヨン
- 酵母エキス
- うきみ(乾燥スイートコーン)
- 増粘剤(加工でん粉)
- 調味料(アミノ酸等)
この中で添加物といえばクリーム加工品、クリーミングパウダー、酵母エキス、増粘剤、アミノ酸等の調味料でしょうか。基本的にどれも安全性が確認されている添加物なので身体への影響があるとは考えにくいと思われます。
基本的に食品添加物が厚生労働省の認可を得たものだけを使用することができます。食品安全委員会が添加物の安全をしっかりと確認して、一日の摂取許容量を設定できたものに関して販売することができるようになっています。
そもそも食品添加物って体に悪いの?
食品添加物は身体に良い成分であるとは言えませんが、科学的に調査して安全性が高いとされているものなので基本的には摂取しても体に問題はないといえます。しかし一部の添加物は発がん性や乳幼児への悪影響が指摘されているものもあるため、食品添加物=悪、という流れができてしまっているようです。
食品添加物なしでは保存が全く効かなくなってしまったり、味が尖りすぎていて食べづらくなってしまうものもあります。それらを上手くまとめるためにも食品添加物というのは必ず必要になってきます。
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結論:飲み過ぎなければ体への影響は考えなくてOK!
いかがでしたでしょうか?普段何気なくカップスープを飲んでいる人も多いと思いますが、じっくりコトコトやクノールのカップスープにはどんなものが含まれているのかご理解いただけたと思います。
塩分相当量もそこまで高くはないので、絶対に飲んではいけないというわけではありませんが1日であれば、1~2杯程度に抑えておいたほうが良さそうですね。添加物に関してはそこまで気にすることはなさそうです。
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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