シナモンアレルギーの症状は?食べすぎは体に悪い?気を付けるべき点

皆さんはシナモンというスパイスはご存知ですか?シナモンは非常に多くのお菓子に使われており、ふんわりと香るシナモンの香りはお菓子をより美味しそうに演出してくれますよね。

シナモンはお菓子を香りづけするだけでなく、炒め物に使用したり煮込み料理に使用したりなど様々な使い方ができる香辛料でもあります。

そんなシナモンですが、実はアレルギーを引き起こす可能性があったり摂取しすぎると体に悪影響をきたす食品でもあり少し注意が必要です。今回の記事ではシナモンとはどのようなスパイスなのか、特徴や味、効果効能、アレルギー、過剰摂取について解説していきたいと思います。

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シナモンってどんなスパイス?

シナモンは独特の甘みと香りが特徴で、お菓子作りによく使われます。お菓子作りのほかにも漢方としても使われ、体にいいスパイスとして有名です。それでは、シナモンの特徴や味、効果・効能について解説します。

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シナモン特徴

シナモンは常緑樹で、クスノキ科です。スパイスとして使われるのは幹や枝の皮を剥ぎ取って乾燥させたものです。シナモンスティックには硬いものと柔らかいものがあります。これはセイロンシナモンカシア、2種類のシナモンがあるためです。

セイロンシナモンは繊細な香りを楽しめ、お菓子やハーブティーに向いています。一方でカシアはスパイシーな香りで、臭み消しの効果が強いので、料理に使うといいでしょう。シナモンスティックの他にも粉末状にしたシナモンパウダーもあり、用途に合わせて使い分けできます。

シナモンは甘い香りとかすかな辛味を楽しめます。後味にスパイシーさが残る種類もあり、お菓子作りに使ってもすっきりとした甘さが味わえるでしょう。

シナモンの効果・効能

シナモンは生活習慣病予防に効果があります。なぜなら、抗酸化作用とコレステロール値を下げる働きがあるためです。例えば、シナモンに含まれるフラボノイドは活性酸素を取り除いてくれ、心臓病や糖尿病、がん予防などの効果があります。

また、シナモンに含まれるアラキドン酸が悪玉コレステロール値を下げてくれ、血圧を下げたり、血栓を防いでたりしてくれます。このように、シナモンは生活習慣病予防に効果的な栄養素がたくさん含まれているスパイスです。

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シナモンはアレルギーを引き起こすこともある

あまり有名な食物アレルギーではありませんがシナモンも食物アレルギーを引き起こすといわれています。ただシナモンが引き起こすアレルギーは食べた直後に症状がすぐ出る即時型の食物アレルギーと違い、数時間または数週間後に体に生じる遅延型アレルギーであると言われています。

遅延型アレルギーは何が原因だか気づきづらいのが特徴で、シナモンが原因だとしても数週間後に症状が出た場合は原因追及しにくいのです。

アレルギー

引用:miraizaidan.or.jp/allergy/anaphylaxis.html

アレルギーの症状は非常に多岐に渡っていて、どんな症状が出るかというのは具体的にこれというものを伝えることができません。ただかゆみや蕁麻疹などの皮膚症状や、鼻水くしゃみなどの鼻炎などの症状が比較的出やすいとされています。

シナモンに含まれるアレルギーの物質

シナモンにはサリチル酸、ヒスタミン、フェニルチラミン、セロトニンといった物質が含まれています。これらは基本的には悪いものではありませんが組織に直接作用するのでまるでアレルギーが発症したかのような症状を引き起こす場合があります。これを仮性アレルゲンと言います。

加熱調理することによって症状が出にくくなるのも特徴的なので、気になる方はシナモンは煮出して使用した方が良いと言えますね。

遅延型アレルギーの検査は病院で簡単にできる

食物アレルギーの検査というのは病院で積極的に行っています。ただ基本的に検査するのは即時型食物アレルギーの検査です。これはなぜかと言うと即時型食物アレルギーの方が症状が大きくなりやすく、体に負担が大きいと言われているためです。

ドクターと相談すれば遅延型食物アレルギーの検査も受けることができますので心配な方は是非、主治医と相談してみてください。

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シナモンの過剰摂取は肝臓に悪い?

シナモンはお菓子や料理に使うなど、スパイスとして使う程度の使い方では全く心配はないのですが、通常の食品よりも成分を濃縮しているサプリメントなどの健康食品では過剰摂取に注意が必要になってきます。

シナモンの独特の香りはクマリンという成分ですが、実はこのクマリンを摂取しすぎると肝臓に負担がかかりすぎて肝臓の疾患になりやすいとされています。

特にこのクマリンはシナモンの中でもカシアに多く含まれているので、サプリメントなどにカシアと記載されているものに関しては、飲みすぎに注意したほうが良いでしょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • シナモンにはセイロンシナモンとカシアという二つの種類がある
  • それぞれに特徴がある
  • シナモンはアレルギーを引き起こす可能性がある
  • シナモンのアレルギーは遅延型アレルギーであることが多い
  • シナモンの過剰摂取は肝臓に負担をかけることがある

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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