弾力のあるゼリーとして、子供から大人まで人気のある「こんにゃくゼリー」。CMやスーパーなどで、目にする機会も多いのではないでしょうか?「こんにゃくゼリー」には食物繊維が豊富に含まれている為、便秘の時やダイエット中に食べるお菓子としても知られています。
そんな馴染みのあるであろう「こんにゃくゼリー」は、本当にダイエットに効果的なのでしょうか?そこで今回は、
- こんにゃくゼリーについて
- こんにゃくゼリーのダイエット効果
- こんにゃくゼリーの1日の摂取目安
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目次
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こんにゃくゼリーとは
こんにゃくゼリーは名前の通り、こんにゃく芋を原料に作られています。煮物料理等、和食に欠かせないこんにゃくですが、縄文時代に日本に上陸し、実は歴史のある食べ物だということをご存知でしょうか?
子供から大人まで人気のあるこんにゃくゼリーですが、食物繊維が豊富に含まれているということもあり、お菓子やダイエット食品など、様々な用途で使われています。
ゼラチンの代わりにこんにゃくの粉末をつかったもの
こんにゃくゼリーは、一般的にゼラチンの代わりに粉末状のこんにゃく芋又は、精製された水溶性食物繊維を果物の果汁と混ぜ合わせ味付けされたゼリーです。一般的なゼリーに比べ、弾力があることが特徴です。
ぷるんとした弾力が人気
ぷるんとした弾力が人気のこんにゃくゼリー。近年では様々な果物の果汁を使った商品ラインナップがあり、子供から大人まで食べられているお菓子の一つです。
また市販のこんにゃくゼリーはそのまま食べべることはもちろん、冷凍庫で凍らせてシャーベット食感を味わうこともできます。
口の中で溶けないので窒息事故が多かった
弾力のある食感が特徴的なこんにゃくゼリーですが、幼い子供が食べて喉に詰まらせてしまう窒息事故が多く発生しました。ゼリーの特性上、口の内でゼリーが溶けることはありません。
食べる際には一口の量を少なくして、よく噛んでから飲み込むようにしましょう。よく噛まずに飲み込んでしまうと、窒息してしまうリスクがあるので、十分に注意が必要です。
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ダイエットに最適!
こんにゃくゼリーはダイエットに使える
こんにゃくの成分は約97%が水分で、後の約3%程度はグルコマンナンと呼ばれる水溶性食物繊維です。水溶性食物繊維は体内に吸収された後、水と混ざると溶ける性質があります。
溶けた食物繊維はお腹の中でゲル状になり膨らむため、満腹感を長時間感じることができます。
便秘改善効果
こんにゃく芋に含まれる水溶性食物繊維が、体内で吸収された後膨らむということが分かりましたね。食物繊維は体内でゆっくりと消化されるため、膨らんで量が増えたまま腸まで届き、腸を通る過程で腸壁を刺激して排便を促します。
また食物繊維は腸内細菌の餌となるため、排便の量を増やす効果があると言われています。
空腹感を軽減させる
こんにゃくゼリー独特の弾力のある食感は、咀嚼回数を増やすことにも役立っています。食事をする際、よく噛み唾液を出すことで、満腹中枢を刺激し満腹感を感じやすくなります。
また水溶性食物繊維は体内に取り込まれた後、ゆっくりと消化されるため、腹持ちが良く空腹感が軽減されます。
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ダイエット中は一日にどれくらい食べても良いの?
ダイエット中でも、こんにゃくゼリーはあくまで間食ということを忘れてはいけません。こんにゃくゼリーは満腹感を得られるお菓子でもありますが、カロリー、糖質を含んでいるため、食べ過ぎれば逆に太ってしまう可能性もあります。
一般的には、一日の間食は約200kcalが摂取目安となります。市販で販売されている商品によっても異なりますが、小分けタイプの蒟蒻畑であれば、一個あたり25g前後、カロリーは26kcal程度です。クラッシュタイプの蒟蒻畑であれば、一食当たり150g、カロリーは約39kcalです。
一日の摂取量
「日本人の食事摂取基準(2020年版)」で定められた一日の食物繊維の摂取量は、成人男性で一日21g以上、成人女性で一日18g以上です。
市販の小分けこんにゃくゼリーには、一個当たり約6.7gの食物繊維が含まれており、摂取量は一日に1袋が目安とされています。不足分の食物繊維は、食事から摂取するようにしましょう。
また食物繊維が不足すると、便秘、肌荒れ、肥満、痔、糖尿病などの病気を引き起こす可能性もあります。逆に過剰摂取をした場合は消化不良を起こし、腹痛や下痢になることもあります。
体質によっても目安量は異なるため、お腹が弱い体質の方は、少量から食べ始めるようにしてくださいね。
糖質量も注意
市販のこんにゃくゼリーは、他のお菓子に比べ低カロリーの商品が多いです。しかし裏の表示をみてみると、どの商品にも糖質が含まれていることが分かります。低カロリーと言えども、食べ過ぎれば体重が増加する可能性もあるので注意が必要です。
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まとめ
「こんにゃくゼリーの一日の摂取量、ダイエットに効果的な理由」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- こんにゃくゼリーは、粉末状のこんにゃく芋が主成分。
- 食物繊維が豊富に含まれているため、便秘改善やダイエット効果が期待できる。
- 食べすぎると消化不良を起こし、下痢や腹痛になる可能性がある。
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よく噛まずに飲み込むと窒息事故のリスクがあるため、子供や高齢者が食べる際には注意が必要。
こんにゃくゼリーには食物繊維が豊富で、便秘改善やダイエット効果が期待できるということが分かりましたね。食べ過ぎや食べ方に注意しながら、間食として上手に活用したいですね。
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