赤ちゃんや小さな子供がいる家でおやつとして非常に重宝するゼリーですが、実は与える際に注意が必要な食品でもあることをご存じでしょうか。
- ゼリーは何歳から与えてもいいのか
- ゼラチンゼリーは1歳から食べられる?
- 赤ちゃんにゼリーをあげる際の注意点
- 初めてゼリーを与えるときの量はどれくらいか
今回はこちらについて解説していきます
スポンサードリンク
目次
|
|
ゼリーは何歳から食べられる?
大人が食べる分には全く問題がないゼリーでも体が十分に発達していない赤ちゃんや小さな子供に与える際には注意が必要です。ここでは市販されているゼリーごとに何歳から与えても良いかの目安を解説します。
アンパンマンゼリー
アンパンマンが大好きな子供にあげたくなるアンパンマンゼリーですが、主原料に寒天が使用されています。ゼラチンと比べると食物アレルギーの恐れは低いため生後9カ月程度から少しずつ与えても良いでしょう。
たらみゼリー
フルーツの果肉がたっぷり入ったゼリーは大人が食べても満足出来る程のサイズです。そのため赤ちゃんや幼児が食べるには大きすぎるため大人が食べるゼリーを少しだけ与えてあげると良いでしょう。その際は、出来るだけ果肉を細かくしてあげることでのどに詰まらせる危険が無くなりますよ。
スティックゼリー
棒状で持ち運びに便利なスティックゼリーですが、吸い出す必要があることから赤ちゃんが食べるには早すぎます。目安としては3歳前後になってから与えると良いでしょう。
QOOのゼリー
ゼリーの中でも特に柔らかい「ぷるんぷるんQOO」はゼリー飲料となっています。カルシウムや鉄分が配合されており、保存料などが使われていないなど栄養面でのメリットが大きいゼリーです。こちらは1歳くらいから与えても良いでしょう。しかし1歳が食べるには量が多すぎるため与える量は調整する必要があります。
こんにゃくゼリー
こんにゃくゼリーは一般的なゼリーと違い主原料にこんにゃくが使用されています。食べるために十分な咀嚼が必要なため小学校高学年になるくらいまでは与えない方が良いでしょう。
手作りゼリー
手作りゼリーは、柔らかさや甘さも調整が可能になります。寒天を使用したゼリーであれば1歳未満であっても少しずつ与える分には問題がないでしょう。生果実とリンゴジュースを使用して作るゼリーは特におすすめです。
スポンサードリンク
ゼラチンは1歳なら食べてもいい?
ゼリーの主原料となることが多いのは主に2種類で動物由来の「ゼラチン」と海藻由来の「寒天」になります。この中でも特にゼラチンについては、赤ちゃんに与える際に注意が必要です。
アレルギーに注意
動物由来のゼラチンは体が未成熟な赤ちゃんに与えると「アレルギー反応」が起きやすいと言われており、このことは一般的に「食物アレルギー」と呼ばれています。食物アレルギーの主な症状としては
- 蕁麻疹
- 下痢
- 呼吸困難
などがあり特に呼吸困難については、症状によっては命に関わることもあるため注意が必要です。
このことから、ゼラチンが主原料のゼリーを与えるときは1歳を過ぎてからが良いでしょう。
スポンサードリンク
赤ちゃんにゼリーをあげる時の注意点
実際に赤ちゃんに対してゼリーをあげたい時はどのような点に注意が必要でしょうか。
ゼラチンではなく寒天のもの
寒天を主原料としているゼリーは、ゼラチンを主原料としたゼリーと違い食物アレルギーを引き起こす危険はないと言われているため生後9カ月程度から赤ちゃんに与えても問題ないでしょう。
やわらかいもの
赤ちゃんの歯は当然のことながら十分に発達していないため、大人に比べて咀嚼力が非常に弱くなっています。そのため与えるゼリーは出来るだけ柔らかいものを選択しましょう。いわゆる「蒟蒻ゼリー」は特に食感が固いため絶対に赤ちゃんに与えることはせず、子供やお年寄りにも注意が必要です。
甘すぎないもの
体の小さい赤ちゃんにとっては、市販の小さいゼリーであっても使用されている砂糖の量は過剰になりやすくなります。手間を惜しまないのであれば手作りの寒天ゼリーなら砂糖の量も調節出来るため安心です。
無添加のもの
食品添加物は出来るなら赤ちゃんには与えたくありませんよね。製品を選択する際は裏面に書かれている一括表示をしっかりと確認して「人工甘味料」や「保存料」が使用されていないものを選択すると良いでしょう。
スポンサードリンク
初めてゼリーを与える時の量
赤ちゃんに初めてゼリーを与える時は、まずは少しずつ様子を見ながら与えましょう。初めはひとさじ程度でも十分ですので、とにかくのどに詰まらせることのないように絶対に目を離さないように注意しましょう。
スポンサードリンク
まとめ
この記事をまとめると
- ゼリーは使用されている原料によって与える年齢を変えることが大切
- ゼラチンを使用したゼリーは食物アレルギー発生の恐れがあるため1歳以上になるまで魔待つ
- 寒天を使用したゼリーは、食物アレルギーの恐れがないため1歳未満であっても与えても良い
- 万が一子供がのどにゼリーを詰まらせた場合はパニックにならないおうに落ち着いてからしっかりと対策を方法を行うことが大切
- ゼリーを選択する際は、食品添加物や出来るだけ食品添加物が使用されていないものを選ぶとなお良い
いかがだったでしょうか。
赤ちゃんや子供にゼリーを初めて与えるときは、万が一の事故発生を防ぐためにも必ずそばを離れずに近くで見守るようにしましょう。
この記事が皆さんの参考になれば幸いです。
スポンサードリンク