有名な川魚に「イワナ」と「ヤマメ」があります。お魚が好きな方や釣りが好きな方は、イワナとヤマメを食べる機会も多いでしょう。そんな「イワナ」と「ヤマメ」にはどんな違いがあるのでしょうか?また、さらに有名な「鮎」とはどんな違いがあるのでしょうか?
今回はイワナとヤマメの違いについて、以下のような事を解説していきます。
- イワナとヤマメの違いとは?
- イワナとヤマメの味の特徴とは?
- 鮎との違いとは?
こんな内容になっています。記事を最後まで読んで頂き、イワナとヤマメの違いを徹底理解してしまいましょう。
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目次
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イワナとヤマメの違い
最初に、イワナとヤマメの違いを見ていきましょう。結論から言うとイワナとヤマメは全く違う魚です。ただどちらも、元々は海の魚で環境の変化があり、川にとどまっている陸封魚という種類です。
イワナの特徴
イワナの特徴を簡単にまとめてみました。
- 背中側に白い斑点がある
- 身体の側面が灰色
- 海に出ると「アメマス」という魚になり60㎝から70㎝に大型化する
こんな感じで、背中に白い斑点がある川魚がイワナです。白い斑点はヤマメにはないので、その辺りが見分けるポイントになるでしょう。海に出ると「大型化する」のも特徴の一つです。
ヤマメの特徴
一方のヤマメの特徴はこちらです。
- 身体の側面に「パーマーク」と呼ばれる黒い模様がある
- 全体的に赤みのある体をしている
- 海に出ると「サクラマス」という魚になる
ヤマメは、体の側面に「パーマーク」という黒い模様があるのが特徴です。この模様はイワナには無いので、ここで見分けましょう。また、海に出ると「サクラマス」という魚になりますが、実はこれは「鮭」と同じ品種の魚なので、ヤマメは「鮭の子供」だとも言えます。
殆ど鮭と同じ魚だったのです。よく見てみると、体が全体的に赤みを帯びているのも特徴となります。
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イワナとヤマメの味の特徴
では、イワナとヤマメではどんな味の特徴があるのでしょうか?インターネットに書かれている口コミも参考にしながら、味の違いを見ていきましょう。
イワナの味の口コミや特徴
まず、イワナの味の特徴ですが「川魚特有の独特の香りがする」のがイワナの味の特徴です。癖が強すぎて食べられないという程では無いですが、イワナの味には好みが分かれるかもしれません。そんなイワナに関する口コミをSNSから拾ってきました。
SNSに書かれているクチコミには「イワナはうまい」という内容の物が多いです。釣り堀でイワナを釣って塩焼きを楽しまれている方もいらっしゃいました。美味しいイワナを手軽に味わいたいのであれば、釣り堀を活用するのもいいですよね。
ヤマメの味の口コミや特徴
では、一方のヤマメの味の特徴や口コミです。ヤマメは「癖のない味で、ほのかな甘みがする」のが味の特徴です。イワナは癖がありますが、ヤマメには殆ど癖がありません。なので川魚になれていない方は、ヤマメの方が食べやすく感じるでしょう。
川魚好きな人からすると、ちょっと物足りないと感じるかもしれません。ヤマメに関する口コミも拾ってきました。
同じくSNSのクチコミを見てみましたが、やはり「塩焼きにして食べると美味しい」という内容のクチコミばかりが目につきました。バイト前に食べたと書いてあるので、若い方でも抵抗なく食べられているようです。
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どちらもアユとは違うのか
同じ川魚に「鮎」もあります。イワナやヤマメは鮎とは違うのでしょうか?
同じ川魚である
結論から言うと、鮎もイワナもヤマメも違う魚です。ただし、同じ川魚の種類であることは事実です。なので、食べた感じはかなり似ています。とはいえ、鮎は川の下流域に住み、イワナやヤマメは川の上流域に住むので、生態系はかなり異なります。
好みでアユより好きな人もいる
イワナやヤマメは「鮎よりも癖が強い味」をしています。なので、川魚が好きな人は鮎よりもイワナやヤマメの味の方が好きだと言われるかもしれませんね。
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イワナとヤマメの旬の時期
イワナやヤマメを実際に釣ろうと思うと、どれくらいに時期が旬になるのでしょうか?
渓流釣りができるタイミングが旬
イワナやヤマメは「ゴールデンウィーク明けの初夏」あたりが最も旬です。この頃には渓流釣りがシーズンを迎えるので、最も釣れやすいでしょう。
場所によっては時期が短い
とはいえ、日本の国土は縦に長いため、川によって渓流釣りのシーズンが異なります。お住まいの地域の川のシーズンを調べて、渓流釣りが解禁される時期を見計らって釣りに行きましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はイワナやヤマメの違いについて、詳しく解説してきました。最後に記事内容をざっくり振り返ります。
この記事をまとめると
- イワナもヤマメも違う魚
- ヤマメに比べるとイワナは味に癖がある
こんな内容になっていました。あなたも早速釣り堀などを活用して、イワナやヤマメを気軽に食べてみましょう。癖はありますが、かなり美味しい魚になっています。
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