イタリアンパセリが大量に余ったときの保存方法とおすすめの使い方

イタリアンパセリってご存知ですか?サンドイッチなどに添えられている普通のパセリと違って、葉が縮れていない、ちょっとパクチーにも似た見た目のハーブです。

普通のパセリは、食べるとちょっともさもさとした独特の食感で苦味が強く、はしっこに避けられることもしばしば。対してイタリアンパセリはさわやかな香りでやわらかく、料理の味を邪魔しない食べやすさで最近人気となっています。

スーパーなどでも見かけるので、料理の彩りに購入するという方もいらっしゃるかもしれません。とはいえ、そんなに大量に添えるわけでもないし、せっかく買ったのに余ってしまった・・・なんてことも多いのではないでしょうか。そこで今回は、

  • イタリアンパセリ、保存のポイントは水?
  • 家でもできる!イタリアンパセリの乾燥保存
  • イタリアンパセリを冷凍するには?
  • イタリアンパセリのおすすめレシピ
についてご紹介させていただきます。

 

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イタリアンパセリ、保存のポイントは水?


余ってしまったイタリアンパセリ、なんと切り花のように、水に浸けて保存してあげると長持ちするそうです。冷蔵庫で保存する場合も、乾燥に気をつけましょう。

容器を使う場合

容器で保存する場合は、イタリアンパセリの茎を斜めに切り落とし、容器に葉が浸からない程度の高さまで水を入れて保存しましょう。常温に置いたままで構いません。

切り花を活けるときと同じく、斜めに切ってあげることで、より水を吸い上げる面積が大きくなります。水を毎日忘れずに取り換えてあげましょう。

袋を使う場合

軽く濡らして絞ったキッチンペーパーで、イタリアンパセリの全体を包み、ジップロックやポリ袋などに入れて野菜室で保存しましょう。

保存の目安は2~3日!
萎びるのを防げても、香りは飛んで行ってしまいます。なるべく早めに使い切るようにしましょう。

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家でもできる!イタリアンパセリの乾燥保存


スパイスの棚に並ぶ瓶入りの乾燥イタリアンパセリも、実はおうちで、電子レンジを使って簡単に作ることができます。大量に余った時や、イタリアンパセリを栽培していて、たくさん収穫できた時などに覚えておくと便利です。

電子レンジで作る!ドライイタリアンパセリ

作り方
  1.  イタリアンパセリをキレイに水洗いし、ざるにあげて、水気を切る。葉先だけを摘み取っておく。
  2. 電子レンジの天板にクッキングシートを敷いて2を広げ、上にもクッキングシートを重ねて500~600wで2分程加熱する。
  3. 取り出してみて、まだ水分が残っているようなら、場所を変えるように軽く混ぜ、再度30秒から1分程加熱する。これを完全に水分が無くなるまで繰り返す。
  4. 3が冷めたら、お好みでミルや袋に入れて手で細かくし、ジップロックや瓶などの保存容器で保存する。

おいしくするためのコツ

太い茎は、乾燥させると硬くなり、食感が悪いので除いておいたほうがいいでしょう。また、パセリの量が多いときは、レンジにかける際に重なってしまうと均等に乾燥できません。食味や保存性にも影響が出てしまうので、天板に重ならない量で、何度かに分けて作るようにしてください。

常温でも保存できますが、色が変わってしまいます。冷凍すれば、数か月と長く保存することも可能になるのでおすすめです。

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イタリアンパセリ、冷凍するには?


イタリアンパセリは冷凍保存も可能です。レンジで乾燥させる手間と時間がかからないので簡単です。

冷凍保存の方法

冷凍保存の手順
  1. イタリアンパセリをキレイに洗い、茎と葉を分けておく。クッキングペーパーなどでしっかり水気を取る。
  2. 1を茎と葉、別々に保存用の袋に入れて、冷凍庫で保存する。

おいしくするためのコツ

冷凍する前に水気をしっかり取っておくと、袋の上から握っただけでみじん切りができます。使う時は冷凍のまま料理に加えれば大丈夫。凍らせるときに水気が残っていると、うまく細かくなってくれないだけでなく、水分が凍ったものが混ざってしまうので、料理に加えたときに味を損ねる原因にも。時間があるときは、洗ってクッキングペーパーで拭き取った後、さらにざるに広げて乾燥させてあげると、よりおいしく仕上がります。

やはり香りは飛びやすいので、約1か月を目安に使い切るといいでしょう。

茎は香りづけに!
レンジで乾燥させる際や、冷凍するときに除いた茎は、タコ糸などでくくって何本かまとめて冷凍しておくと便利。煮込み料理の香りづけや、お肉を調理する際の臭み消しにも使えます。

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イタリアンパセリのおすすめレシピ


料理に添えることが多いイタリアンパセリ、ですがクセが少なくさわやかな香りは主役としても活躍します。おすすめのレシピをご紹介しましょう。

イタリアンパセリのソース

イタリアンパセリとにんにく、オリーブオイルを、ミルやフードプロセッサーで混ぜ合わせるだけ!塩加減はお好みで。隠し味にレモン汁やアンチョビペーストを加えてもおいしく仕上がります。ピザやパスタのソースに、また焼いたお肉にかけるだけでおいしいイタリアンに早変わり!さわやかな香りと色あいも楽しめます。

イタリアンパセリとじゃがいものバターソテー

洗って皮を剥き、レンジでやわらかくしたじゃがいもをバターでソテーします。カリッとしてきたら塩コショウとイタリアンパセリを入れて絡めるだけ。パセリはドライでも生のものでもOK!ドライなら彩りと香りが、生のものは食材として、よりフレッシュな香りとしゃきしゃきの食感が楽しめます。新じゃがで作ってもおいしいですよ!

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まとめ

いかがでしたか?

この記事をまとめると

  • イタリアンパセリは活け花の要領で水に浸けて常温保存が可能!
  • 大量にあるときは、電子レンジで自家製乾燥パセリに!
  • 冷凍するときは水気をしっかり切るのが肝心!
  • 添えるだけじゃない!ソースや食材として、さわやかな香りを楽しもう

 

パセリよりも苦味やクセが無くて食べやすく、やさしい緑が見た目も華やかにしてくれるイタリアンパセリ。彩りとしてだけでなく、主役級の食材として、1度味わってみてください!

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