厚削り節はそのまま食べられる?厚切りの種類やだしの使い道を解説

美味しいダシを取るのにおすすめの厚削り節。しかし、ダシ取りに便利な厚削り節はそのまま食べられるのでしょうか。ここでは、

  • 厚削り節ってどんな食材?
  • 厚切りの種類は?
  • だしの活用方法 

以上のテーマについてご紹介していきます。圧削り節はそのまま食べられるのか、種類から活用方法まで含めて解説していくので、詳しく知りたい方はこの記事をぜひ最後まで読んでください。

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厚削り節ってどんな食材?

鰹節をそのままスライスしたような厚削り節。だしを取るのに便利ということが分かりますがそもそも、どのような食材でしょうか。特徴からそのまま食べられるのかも調べたので、ぜひ参考にしてください。

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特徴

厚削り節は0.2mmを超える厚さに削られた削り節です。厚みが出ると、濃厚でコクのあるだし汁が取れます。また、表面に艶があって形も大きいものはさっぱりとした味のだしが取れますよ。

使い方

厚削り節は、うまみ成分が強いです。そのため、だしを取るのに使い調理に一緒に使うと、旨味成分がぎゅっと詰まった美味しい料理が完成します。また、出汁をとるときの方法はこちらです。

  1. 厚削り節を鍋に入れて小さな泡が出るまで煮出します。(煮出す時間によって、だしの味わいが変わってきます。お好みの時間で出しをとると良いでしょう。)
  2. また、この時に蓋をしてはいけません。蓋をすると、香りは閉じ込めてますが同時に雑味も残ってしまっているためだしが取れても魚の生臭さが残ってしまいます。
  3. お好みの時間で煮出したら、火を止めて何もせずに5分ほど待ったら完成です。

参考:和食の旨味(https://www.kobayashi-foods.co.jp/washoku-no-umami/bonito-thickshaving#i-9

そのまま食べられる?

実は、厚削り節はだしを取るためだけでなく、そのまま食べられるのでお酒のお供にもピッタリです。また、そのまま食べるのであればマヨネーズとの相性が抜群でビールも進みます。

MEMO

レンジで1分ほど加熱するとパリパリとしたおせんべいのような食感にもなります。健康に欠かせないアミノ酸も入っているので、子供にお菓子代わりに与えるのも良いでしょう。

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厚切りの種類は?

じつは、厚切りには他に3つほど種類あります。

  • 厚削り 
  • 中厚削り 
  • 厚削り破砕 
  • 本枯節の厚削り

それぞれの厚切りは、だしをとった時の香りも違ってくるので料理別に使い分けるのもおすすめです。

厚削り

一つ目は厚削りです。先ほどご紹介した通り0.2mmを超える厚さに削られた削り節です。濃厚かつコクのあるだし汁がとれます。

中厚削り

二つ目は中厚削りです。中厚削りは0.2mm~0.6mmの厚みです。香りが高く程よい旨味のだし汁が取れます。ですが、だしのコクは厚削りよりもやや薄いです。

厚削り破砕

三つ目は厚削り破砕です。厚削り破砕は、粗めの粉で上品な香りがただよいます。粉末状なので、そのまま鍋に入れて料理にも使用できます。

本枯節の厚削り

四つ目は本枯節の厚削りです。香りも優しく雑味のない濃いだしが取れます。また、味もまろやかな味わいで煮物作りにもぴったりの厚削りです。さらに、脂肪分が分解されているので、旨味成分が増しています。

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だしの活用方法

では、せっかくであればだしを活用できる方法で料理をさらに美味しくしましょう。おすすめのだしの活用方法はこちらです。

  • お味噌汁 
  • ほうれん草のお浸し 
  • 煮物 

以上3つの料理は、圧削り節との相性が抜群です。手軽にできる料理もあるので、気になる方はぜひ一度試してみてください。

お味噌汁

一つ目の方法はお味噌汁です。旨味の強い厚削り節の出汁は、お味噌汁と相性抜群です。

また、厚削りは味がはっきりしてるので通常の味噌の量も減らせるだけでなく減塩にも繋がります。普段の生活の中で塩分摂取が気になる方は、使ってみてはいかがでしょうか。

ほうれん草のお浸し

二つ目の方法はほうれん草のお浸しです。お浸しは、ほうれん草の上に鰹節などをのせた上で出汁と醤油に浸した料理を指します。

ほうれん草は、厚削り節だけでなく取れるだしとも相性ピッタリで、料理のちょっとした彩りにもおすすめです。

煮物

三つ目の方法は煮物です。厚削りのだしが煮物にもしみこむので、より味を引き立ててくれます。また、煮物であれば作り置きも可能なので、次の日にはよりだしがたっぷり沁みた料理にもなります。

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まとめ

厚削り節は料理に使えるだけでなくそのまま食べられる食材です。

この記事をまとめると

  • 鰹節をそのままスライスしたような厚削り節は、濃厚でコクのあるだしが取れるだけでなく、旨味成分が強いので味噌汁などにおすすめ
  • また、だし取りの役割だけでなく電子レンジで少し加熱するとパリパリとした食感になるため、おせんべいのようにそのまま食べられる
  • 厚削り節には、中厚削り・厚削り破砕・本枯節の厚削りなどほかに3種類の削り節がある
  • だしを活用するのであれば、お味噌汁のほかに食材に味がしみこむ煮物やおひたしもおすすめ

料理に活用できるだけでなくそのまま美味しく食べられる厚削り節は、お酒のあてにもピッタリなのでぜひ食べてみてくださいね。

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