インドカレーやタイカレー?違いはなに?日本のカレーとの違いや特徴

最近では日本でもかなりインドカレー屋さんが増えてきていますよね。実はインドカレーだけでなくタイカレーのお店も増えてきていることをご存知ですか?そう考えると日本には様々なカレーの種類があることになりますが、それぞれの違いっていまいちよくわかりませんよね。

今回の記事ではインドカレーとはどのようなものなのか、タイカレーとはどのようなものなのか、日本のカレーとの違いや特徴について解説していきたいと思います。 

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インドカレーってどんなカレー?

インドカレーとは様々なスパイスを用いた煮込み料理のことです。日本のカレーにもスパイスは多少使われていますが、粉末にした後に固形化しているので、スパイス独特の香りや、風味があまり分かりませんよね。それにくらべてインドカレーはかなりのスパイス量なので、しっかりスパイス一つ一つの風味を感じることができます。

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インドカレーの特徴

インドカレーに使われるスパイスは、粉末にしていないホールスパイス(原形)を使用しています。トウガラシ、ターメリック、クミンシード、シナモン、ココナッツなど、数種類のスパイスを組み合わせて作っているので、スパイスの香りや味を十分に感じられ、とてもおいしく食べられます。

小麦粉を使わないのもインドカレーの特徴です。とろりとしたルーを使用するカレーもありますが、その場合はスパイスと野菜のみでとろみをつけています。本場の調理方法って感じしますよね!

インドカレーの種類

皆さんもご存知の通りインドカレーには様々な種類があります。

マサラカレー

マサラとはインドで取れる香辛料の総称のことを言います。様々な香辛料を粉状にして混ぜたスパイスのことで、インドでは家庭によって配合が全く異なります。そんなマサラをふんだんに使ったカレーをマサラカレーと言います。

キーマカレー

キーマというのは細かいものという意味です。日本でもかなり人気のあるカレーのメニューではないでしょうか。インドではヤギ肉やラム肉を使いますが日本では牛肉や豚肉のミンチを使うことがほとんどです。

インドでは一般的なカレーで、肉の臭みをスパイスなどでうまく消して調理しています。

マトンドピアザ

マトンドピアザというのはマトン(羊肉)とピアザ(玉ねぎ)をメインに使ったカレーです。癖のある的を強めのスパイスを使って臭み消しと風味づけをするのが特徴で、甘く煮た玉ねぎがとても美味しいです。

インドカレーの種類は他にもたくさんあります。

<その他のインドカレー>

  • ムルグマカニ(バターチキンカレー)
  • パニールマッカニー(チーズカレー)
  • アルパラク(じゃがいもとほうれん草のカレー)
  • ダルカレー(豆のカレー)

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タイカレーってどんなカレー?

タイカレーは東南アジアのタイで主に食べられているスパイシーなスープカレーのことを言います。タイ語ではタイカレーではなく「ゲーン」といい、タイカレーという総称は日本人が付けた名前なのです。

タイカレーの特徴

タイカレーの特徴はマイルドな辛味がクセになるような味付けです。唐辛子やパクチー、カルダモン、シナモン、ターメリックなどのスパイスを組み合わせて、最後にココナッツミルクを入れてまろやかに仕上げるのが特徴です。

日本のカレーのようなドロドロとしたとろみはなくサラサラとしているスープ状なのもタイカレーの特徴ですね。 

タイカレーの種類

タイカレーにはいくつか種類があります。代表的なものをピックアップして紹介していきますね。

グリーンカレー

タイカレーと言うとグリーンカレーが代表的です。グリーンカレーは名前の通りに緑色をしているのが特徴で、緑色の正体はタイで作られている青唐辛子です。

グリーンカレーはピリッとした辛みが特徴的ですがココナッツミルクが絡みをマイルドにしてくれるので、直接辛さが響くというよりはココナッツミルクのマイルドさと唐辛子の辛味がミックスされた味わいです。

鶏肉や茄子との相性がよく、タイのグリーンカレーにはよく入っています。肉の旨味と野菜の甘みを同時に感じることができるのでとても人気です。家で作る際はほうれん草や小松菜のペーストを入れるとより鮮やかな緑色になり、見た目も楽しめます。

レッドカレー

グリーンカレーと対照的にレッドカレーという赤色のタイカレーもあります。赤色の正体は熟した赤唐辛子です。十分に熟してから収穫した唐辛子を乾燥させて使うので、真っ赤なカレーになるのですがグリーンカレーよりも辛味は抑えられています。

レッドカレーではバジルやコブミカンの葉などをいれて、あっさりとした風味を出すのが特徴です。真っ赤な赤唐辛子のカレーに牛肉やたけのこ、ココナッツミルクを加えて作ります 。

イエローカレー

グリーンカレーレッドカレーときたらもう一つはイエローカレーです。こちらも例に漏れず黄色のカレーのことを言います。黄色の正体はターメリックです。日本のスーパーでもターメリックが必ずと言っていいほど置いてありますよね。それくらいターメリックは世界的に有名なスパイスです。

イエローカレーはグリーンカレー屋レッドカレーよりもよりまろやかで風味が豊かです。爽やかな香りをプラスするためにカルダモンを入れたり、甘味のあるクローブなどのスパイスを合わせて作るのが特徴です。

イエローカレーは鶏肉とじゃがいもと合わせて作るのが一般的です。

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国によって全く種類が違う

いかがでしたでしょうか?日本のカレーといえばごろっとした野菜とドロドロのカレールーのカレーが一般的ですが他の国のカレーでは使用する肉の種類が違ったり、スパイスを多く使っていたり、ココナッツミルクを入れてまろやかにしていたり、スープカレーの様な状態のものしかなかったりと国によって様々な違いがあることが分かってただけだと思います。

次に色々な国のカレーを食べる時は、どんな特徴なのかを考えながら食べるとより美味しく食べることができるかもしれませんね!ぜひ今度からは日本のカレーだけでなくインドカレーやタイカレーを召し上がってみてくださいね!

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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