タルトといって真っ先にイチゴタルトが浮かぶ人は多いのではないでしょうか。タルトにイチゴがどーんと乗っていると心が躍りますよね!しかし、日持ちが短いタルト。ただでさえ日持ちしないと言われるのに、材料によっては果物もたくさん乗って、さらに保存が難しくなります。冷蔵庫で1日たってしまったけど、フルーツだけでも食べられないかな?と思う人は多いのではないでしょうか。そこで今回は、
- タルトの日持ちはどれくらい?
- タルトは腐るとどうなる?
- タルトの最適な保存方法は?冷凍保存は出来る?
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目次
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タルトの日持ちはどれくらい?
タルトってケーキ屋さんのタルトでも賞味期限が短めですよね。タルトを手作りした時も、日持ちが気になりませんか?
フィリングによって変わる
フルーツタルトの場合、常温では3~4数時間しか日持ちしません。また、冷凍保存は味の面でも向いていません。フルーツタルトは1種類の果物で作る人と、いろんなフルーツをのせるミックスタルトにする人がいると思いますが、どちらにしてもフルーツタルトは冷蔵保存で翌日までの日持ちと言われています。
他には、チーズタルトの目安は「冷蔵で2~3日程度」、レモンタルトの日持ち目安は「冷蔵で3日程度」、チョコタルトの日持ち目安は「冷蔵で4日程度」です。
イチゴタルトの場合
イチゴタルトは購入した(または作った)その日のうちに食べるのがよいとされています。イチゴには水分があり、水分が多くなると、食べ物は傷みやすくなります。イチゴタルトはクリームやタルトの部分にイチゴの水分が触れますので、それもイチゴタルトの賞味期限が短い原因の1つです。
もともとイチゴは洗わずにヘタがついたままの場合、冷蔵庫で5日間位は保存できます。ただし、洗うとカビが生えたり傷みやすくなってしまいます。タルトに乗せるとなると包丁を入れて切ったりしますが、そうなると空気が触れる面が多くなりますので、余計に傷みやすくなると言っていいでしょう。
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タルトは腐るとどうなる?
後で食べようと思って保存しておいたタルトの様子が少しおかしい…なんてことありませんか?タルトは傷むとどんなことになるのでしょうか。
カビが生える
フルーツやタルト、スポンジ部分の色をよく見ましょう。スポンジにカビが生える・フルーツが溶けてカビが生える・クリームが黄色っぽく変色するといった変化が見られます。
特に傷みやすいのは生クリームやフルーツなどで、味も変わります。中でも特に生クリームは腐りやすいので、変色し始めている場合は食べない方が良いでしょう。
異臭がする
すっぱい臭いがする・異臭がする・カビ臭いなど、臭いにおかしな点がありませんか?
臭いも十分確認した上で、初めは少量ずつ食べてみてください。少しでもおかしければ、もったいないと思わずに即ゴミ箱へ!
イチゴタルトの場合は?
イチゴタルトの具材であるイチゴや生クリーム、カスタードクリームはどれも日持ちしない食材で、時間が経つとイチゴから汁気が出やすくなります。水分は雑菌が繁殖しやすいため、カビが生えることもあります。また、クリーム系は変色したり液状化してきます。
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タルトの最適な保存方法は?冷凍保存は出来る?
冷蔵保存が基本
購入したタルトで、冷蔵の指示があるものは最初から冷蔵で保存しましょう。手作りのタルトは、焼きあがったら常温で冷まし、密閉できる容器や袋に乾燥剤と一緒に入れて冷蔵庫で保存するといいでしょう。
冷凍保存は出来る?
焼く前のタルト生地であれば、1ヶ月間冷凍保存できます。タルトは生の果物をトッピングするのが好きな人も多いと思いますが、フルーツタルトを冷凍するなら、材料別に冷凍するのが正しい保存方法です。分けて冷凍すれば比較的長く日持ちします。
イチゴタルトは冷凍保存不可?
イチゴタルトによく使われる生クリーム・カスタードクリーム・ムースは冷凍に不向きで、解凍時に分離してしまいます。イチゴも冷凍すると解凍時に水分が出てべちゃべちゃになってしまうため、冷凍保存もできません。
まとめ
いかがでしたか?
この記事をまとめると
- フルーツタルトは冷蔵で翌日まで、チーズタルトは冷蔵で2~3日、レモンタルトは冷蔵で3日、チョコタルトは冷蔵で4日日持ちする
- タルトは腐るとカビが生えたり異臭がする
- タルトの最適な保存方法は冷蔵
特別感のある、お菓子のタルト。長く日持ちさせたい場合は、傷みやすいフルーツやクリームをのせる前の状態で冷凍保存するのがオススメです。とはいっても、冷凍保存したからといって、いくら日が経っても大丈夫というわけではないため、できる限り早めに食べましょう。
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