アイスプラントってお腹にいいの?まずい?肝機能の病気にも!栄養・食べ方・栽培も

アイスプラント」は表面に小さな水滴が付いた珍しい野菜ですが、食べたことはありますか?プチプチとした食感が美味しい上に、栄養価が抜群らしいのです。その効果は、肝臓や糖尿病・脳梗塞など幅広く、小さいながらも体に良い食材です。今回は、

  • アイスプラントの特徴!味は?値段は?
  • 栄養がすごい!アイスプラントは病気にも効く!
  • アイスプラントは栽培もできる!
  • アイスプラントの食べ方・おすすめ料理

これらのテーマについて紹介いたします。

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アイスプラントの特徴とは?

英名 Crystaline jceplant
別名 ソルトリーフ / クリスタルリーフ

アイスプラントは、葉や茎の表面に水滴状の液体を付けた植物です。凍っているような見た目から「アイスプラント」と名付けられ、「クリスタルリーフ」や「ソルトリーフ」といった別名もあります。

アイスプラントは水耕栽培で育てられるため農薬を使わず、通年収穫することが可能です。家庭菜園としても通年栽培でき、種から育てる場合は6〜7月に収穫することができます。

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どんな味?まずい?

アイスプラントってどんな味?と気になる方、 アイスプラントはほんのりとしょっぱいのが特徴 です。クセがないので食べやすく、表面に付いている水滴が口の中でプチプチと弾ける食感を楽しむことができます。

このプチプチした水滴の中に塩分が含まれているため、食べるとわずかにしょっぱさを感じるのです。

値段

アイスプラントは野菜の中でも珍しいものなので、なかなかスーパーでは見かけることがないかもしれません。 通年収穫することができるので旬の時期はありません が、場所や時期によって流通量に差があります。

その値段ですが、1パック300〜400円と少しお高めです。栽培に手間がかかることや、他の葉物野菜と比べて収穫量が少ないことから、高めの値段となっています。

アイスプラントの栄養がすごい!

アイスプラントには、栄養価が豊富に含まれています!一見シンプルに見える葉物野菜ですが、アイスプラントには、イノシトールという 動脈硬化など生活習慣病予防に効果 のある成分が豊富に含まれている他、美肌作りに必要なβカロテンも含まれています。

また、カリウムマグネシウムといったミネラル類も豊富で、冷え性改善やむくみ改善などに効果的です。

  • イノシトール:イノシトールはブドウ糖から作られる糖アルコールの一種です。人間の体内で細胞膜に多く存在し、血管におけるコレステロールの流れを良くする効果があります。肝臓での脂肪肝の抑制や動脈硬化の予防効果が高く、脳の神経細胞の働きを正常にする働きがあります。
  • β-カロテン:β-カロテンは、人間の体内でビタミンAに変化し、細菌やウイルスの侵入を防ぐために必要な粘膜を丈夫にする作用があります。肌のシミの原因になる色素発生を抑制する抗酸化作用も持っています。緑黄色野菜では黄色の色素に多く含まれているビタミンです。
  • カリウム:カリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分
  • マグネシウム:マグネシウムは、健康な骨を作る上でビタミンDを活性型にする働きや、エネルギー代謝、たんぱく質の合成を担います。マグネシウムは、体内の酵素の要になる触媒や酵素反応を助ける働きを含めると300種類以上サポートしています。血圧の調整機能もあり、片頭痛や冷え性の改善にも効果があるとされています。

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アイスプラントは病気に効果的

アイスプラントに含まれる栄養素によって、生活習慣病などの病気にも効果があることがわかっています。効果のある主な病気をそれぞれ見ていきましょう。

肝機能アップ

アイスプラントにはピニトールという成分が含まれており、それによって 肝機能がアップする効果 を期待することができます。ピニトールには、血糖値を下げる働きもあるので糖尿病にも効果的です。

脳出血

アイスプラントは、 くも膜下出血などの脳出血への効果 もあります。血液をサラサラにする働きがあるため、脳内の血の巡りも良くなり、命に関わる脳出血予防に繋がります。

脳梗塞

アイスプラントに含まれるイノシトールの働きによって、 脳梗塞や動脈硬化といった血液に関わる病気を予防 することができます。脳梗塞は日頃の食生活や運動不足によって血液がドロドロになり、脳内の血管が詰まってしまう症状です。発見が遅くなると半身麻痺や失語症といった後遺症を伴うので、予防することが大切です。

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アイスプラント栽培も可能!

アイスプラントは珍しい野菜ですが、家庭で栽培することも可能なんです!日当たりと通気性のよい場所を好むため、春か秋を中心に栽培するのがオススメです。

冬も栽培可能ですが、外は寒いので室内で育てます。種はホームセンターやネットでも販売されているので、興味のある方はチェックしてみてくださいね。

アイスプラントの食べ方は?

アイスプラントの食べ方ですが、洗う必要はありません!アイスプラントは無農薬栽培されており、洗う必要がないほど綺麗なのです。また、洗うことによって表面の水滴を壊してしまう可能性もあります。

もしも汚れが付いていたら、ペーパーで優しく取り除きましょう。ミネラルを含んだプチプチを壊してしまうので、強くこすらないようにしてくださいね!

おすすめのアイスプラント料理

アイスプラントは生でも、加熱しても食べることができます。加熱しちゃって大丈夫なの…?と思うかもしれませんが、ある料理にすることで食感を残しつつ美味しく食べることができます。アイスプラントを使ったおすすめ料理を見てみましょう。

サラダ

アイスプラント料理でオーソドックスなのはサラダです。葉の表面に付いた水滴がほんのりしょっぱく、味のアクセントになっています。プチプチ食感を存分に食べることができ、一番簡単で手軽な料理です。

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片栗粉でフリッター 

アイスプラントを加熱調理する場合は、表面に片栗粉をつけて油で揚げることでフリッターとしてお洒落に食べることができます。フリッターは表面がカリッとすれば良いので、揚げすぎには注意しましょう。

 

まとめ

アイスプラントの効能や栄養」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • アイスプラントは栄養価が高く、糖尿病・脳梗塞・脳出血予防に効果抜群!
  • 表面の水滴には塩分が含まれており、洗わずにそのまま食べられる◎

アイスプラントは小さな葉っぱですが、含む栄養価は非常に高いのが特徴です。家庭で栽培もできるでの、興味があれば是非トライしてみてくださいね!

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