水道水の氷に賞味期限はある?凍らせた水は腐る?1年前ので食中毒に?

家庭で作る氷には賞味期限があるかどうか知っていますか?水道水で作る氷は、ずっと冷凍庫に入れておくと腐ることがあるのでしょうか?氷には期限がなさそうに思いますが、ある程度の期間内に消費した方が安全のようです。今回は、

  • 水道水で作る氷の賞味期限
  • 氷は古くなるとどうなる?
  • アイスに賞味期限がない理由

これらのテーマについて紹介いたします。

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水道水の氷に賞味期限はある?

水道水で作る氷には賞味期限や消費期限はなさそうですが、実は『1週間ほどで使い切った方が良い』と言われています。

“冷凍なのになぜそんなに期限が短いの?”という疑問が浮かぶかと思いますが、その理由は「冷蔵庫にある水のタンクに入っている水が腐ることがあるから」です。

冷凍庫で作る氷でも、その水は冷蔵庫にあるタンクに入れます。この水が古くなると、冷蔵庫の中でも腐ったりタンクにカビが生えたりするので、1週間を目安に水が入れ替わるのが理想なんのです。

氷そのものは?

氷になったものは1ヶ月以内に消費すればOK!

市販のアイスには賞味期限がないように、氷になったものは1ヶ月を目安に消費すればoKです。冷凍状態で菌は繁殖しないため、1週間以内に消費しなくてもカビたり腐ったりすることはありません◎

市販の氷の賞味期限

お酒やジュース用に販売されている市販の氷にも、賞味期限は記載されていません。これもアイスと同じで、冷凍状態では腐ることがないからです。

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冷蔵庫の氷タンクの水は腐るとどうなる?

先ほどもお話しましたが、氷を1週間を目安に消費した方が良い理由は水のタンクの中が腐りやすいからです。冷蔵庫の水の腐ると、このような変化がみられます。

注意
  • ピンク色のカビが生える
  • タンク内の水が濁る

腐った時の特徴は主に2つで、ピンク色のカビが生えたり水が濁ることです。カビた水を氷にしてそれを飲んだ場合、下痢や腹痛などの食中毒症状が出ることがあります。

タンクの水はこまめに循環させるだけではなく、スポンジなどでタンク内をこすり洗いして衛生面に注意しましょう。

1年前の氷は食べても大丈夫?

氷が腐ることはないのなら、1年前に作った氷でも食べることはできるのでしょうか?

冷凍状態の氷でも、1年前のものは劣化している可能性があるため、食べない方が安全です。また、氷は1年経つと痩せて小さくなっていることがあります。作ってからしばらく経った氷は処分し、新しく入れ替えるようにしましょう。

氷の保存方法

“氷を長持ちさせるにはどう保存すれば良いの?”という疑問についてですが、氷は冷凍庫の製氷コーナーに入れておく保存方法でOKです。

中には劣化させないためにジップロックに入れた方がいい?という意見もあるようですが、早めに消費し新しい氷を作って循環をよくした方が衛生的です。

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アイスに賞味期限がないの理由

氷と同じように、市販のアイスには賞味期限がありません。中には期限の記載があるものもありますが、アイスには賞味期限の記載義務がないのです。

その理由について、下記記事で詳しく紹介しています。あわせてチェックしてみましょう。

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まとめ

この記事をまとめると

  • 水道水で作る氷の賞味期限は1週間ほど
  • その理由は、冷蔵庫にある水のタンクを清潔に保つため
  • 長期間タンク内の水が同じだと、赤カビや水の濁りにつながるので注意
  • 出来上がった氷は1ヶ月を目安に消費する
  • 1年前の氷はお腹を壊したり痩せて小さくなっているので食べない方が安全

氷に賞味期限はないものの、冷蔵庫の水タンク内を清潔に保つために1週間を目安に消費した方が安全です。循環させるだけではなく、定期的にタンク内を掃除することでカビを防ぐことができるので、ぜひ実践してみましょう。

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