アイスクリームの食べ過ぎは体に悪い?どんな危険性があるの?

皆さんはアイスクリームは好きですか?アイスクリームが好きな人は1日にどれくらいアイスを食べますか?

実はアイスクリームは様々な体に悪影響を与える成分が含まれているということが研究の結果でわかっており、気をつけなければならない食品ではないかと議論が進んでいる食品なんですよ。

今回の記事で、

  • アイスクリームの食べ過ぎは体に悪い理由
  • どの成分が体に悪影響を及ぼすのか
  • どのようなことが生じるのか
  • アイスは1日どれくらいまでなら食べても良いのか

このような内容で解説していきたいと思います。 

スポンサードリンク

アイスクリームの食べ過ぎは体に悪い?

アイスクリームがどうして冷凍されているのに氷菓のようにカチコチに固くなく、クリーミーなのかご存知ですか?それは脂分と水分が混ざり合って乳化されているからです。

牛乳はもともと水分の中に細かい脂(乳脂肪)の粒がたくさん混ざり合っているものであり、脂肪分の粒が細かく、たくさんあるほど、よりクリーミーな感じになるので、アイスクリームの場合は牛乳より脂肪分の割合が多くなるように、乳脂肪または植物油が材料に配合されます。

アイスクリームのほとんどは植物油が入っていませんが、一方でアイスミルクやラクトアイスには植物油が使われることがあります。さらに乳化を促進する乳化剤や、増粘多糖類と呼ばれる安定剤がたくさん添加されています。それが体に悪い影響をおよぼします。

スポンサードリンク

トランス脂肪酸が危険

ラクトアイスは「アイスクリーム」の中でも、乳脂肪の代わりに大量の「植物性油脂」が使用されています。パッケージには使用材料として、パーム油やヤシ油と表記されていますが、その正体は「トランス脂肪酸」でとても危険な成分なのです。

日本では「トランス脂肪酸」の表示義務がないということもあるのですが、食品に「トランス脂肪酸」が使用されていても、「トランス脂肪酸」とは表記されていないのです。恐ろしいですよね。

トランス脂肪酸の分子構造は、人体では処理しにくい構造になっていて、いったん体内に入ると非常に排出されにくく、体内に蓄積されていくと言われています。

食品添加物が危険

アイスクリームに含まれる食品添加物は、全て日本の法律で認められる基準を超えないものです。

しかし、化学物質などに関しては、まだまだ記録が少ないので、長年にわたり摂取した時の影響などはっきりわかっていないものもあるため、なるべく摂取するのを避けたいものです。

アイスクリームに含まれる、主な添加物は以下の通りです。

乳化剤

乳化剤とは界面活性剤のことをいいます。本来は混ざりにくい水と油をうまく調合して「乳化」した成分の老化や粘着・酸化を防止するために使用されているものです。界面活性剤は発がん性のリスクがあります。

安定剤

増粘安定剤、別名でゲル化剤、よくジャムなどに使用されるペクチンもその一つです。中には天然ものもありますが、すべてが安全だと証明されていません。

糖尿病になる可能性がある

アイスはとてもたくさんの糖分を含んでいます。メーカーやアイスクリームの種類によりますが、一般的にアイスクリームを1つ食べると1日の糖分の摂取量の限度に達してしまうのです。

他の食品で糖分を摂取したら、1日の糖分の摂取量をオーバーしてしまい、糖尿病のリスクも上がってしまいます。

下痢を引き起こす可能性がある

下痢・腹痛

下痢・腹痛

かき氷やアイスクリームなど食品そのものがとても冷たい冷却性の食べ物は、食べ物の通り道である胃腸の血行を悪くしてしまうため消化機能が落ちると言われています。

さらにこれらの冷却性の食べ物をたくさん食べてしまうと、体の中心部が冷えてしまい、身体全身の血行が悪くなることが確認されています。

アイスクリームなどの冷たいものを食べると消化機能が落ちてしまうということは先ほど紹介しましたが、それに加えて冷たいものが急激に体の中に入ることによって胃腸がびっくりしてしまい、体に悪いものだと勘違いし、排出を促してしまいます。

消化機能が落ちている状態で排出を促進してしまうので、水分や栄養を吸収することができず体の外に出そうとするため、お腹を下してしまうのです。

スポンサードリンク

アイスは1日何個までなら大丈夫?

ここまででアイスを食べすぎることによる影響について解説してきましたが、美味しいアイスクリームを完全に食べないようにするというのはなかなか難しいと思います。

ですがやはりアイスクリームと上手に付き合っていくには「食べる量」にしっかりと向き合っていかなければなりません。

アイスクリームを食べるなら多くても「1日1個」までにしておくのが理想です。たくさんのアイスクリームがセットになって販売されているアソートや、大きな箱で購入してしまうとどうしても手が伸びてしまうので、必ず一つずつ個包装されたアイスクリームを選ぶようにしましょう。

もしアイスクリームを食べたくなったら炭酸水や水を飲む、ハーブティーなどを飲むというように、代替品を用意するというのも大きな効果があるでしょう。

スポンサードリンク

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • アイスクリームが体に悪いと言われているのは本当
  • 植物油脂に発がん性物質がある
  • 乳化剤や安定剤も注意が必要
  • 食べ過ぎてしまうと下痢になるというのは本当
  • アイスは1日1個までにしよう 

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

スポンサードリンク