皆さんはフリーズドライの保存食を食べたことがありますか?フリーズドライの保存食を食べたことがある人ならわかると思いますが、市販されている一般的なインスタント食品よりもとても本物に近く味も良い印象を受けますよね。
ではそもそもフリーズドライとはどのような製法なのかをご存知でしょうか?
今回の記事では、
- フリーズドライ食品ってそもそも何?
- フリーズドライ製法について
- 賞味期限はどれくらい?
- 賞味期限が切れても食べられる?
これらについて解説していきたいと思います。
スポンサードリンク
目次
|
|
フリーズドライの食品ってそもそも何?
フリーズドライの食品と言うと水やお湯をかけるだけであっという間に一品料理が完成する、簡単に食べられる保存食です。最近では様々なフリーズドライ食品が出てきており、スープだけでなくご飯などもフリーズドライで保存食にしているものもあります。
ではそもそもフリーズドライ食品とはどのようなものなのでしょうか?
フリーズドライとは
フリーズドライとは食品を凍らせた後に真空凍結乾燥機と呼ばれる機械で真空の状態にさせて水分だけ乾燥させたものです。食品を凍らせることによって水分と食品に分離させ、その上で水分だけを蒸発させることができるので食品から水分を効率的に抜くことができます。
食品から水分を抜くことによって細菌が繁殖できない状態になりますので、かなり長い時間保存することができるようになるのです。水やお湯をかけることで戻るというのは食品から抜いた水分を出してあげているだけ、ということになりますね!
スポンサードリンク
フリーズドライにすることで美味しくなくならないの?
フリーズドライは先ほども紹介したとおり食品を凍らせた上で水分だけを乾燥して飛ばしています。食品に高い温度をかけるわけではありませんので食材の色や香り、風味、食感を損なうことなく保存性能を高めることができるとされているのです。
また高い熱を加えない事によって熱に弱いビタミンなどの栄養価が損なわれにくくなりますので、市販されているフリーズドライ以外のインスタント食品よりもかなり栄養価は高いと言えますね。
保存料を使わずに水分を抜いているだけですので安全性の高い保存方法だということも大きなメリットのひとつです。
スポンサードリンク
フリーズドライのスープの賞味期限が切れていても飲める?
フリーズドライのスープはとても保存期間が長く基本的には1年程度で設定されていることが多いです。
1年も保存できる食品というのは保存料を使った食品でもなかなか珍しいですよね。ですが保存料を使わずともフリーズドライ製法を使うことによって一年も保存することができるのは技術の進歩がかなり進んでいる証拠ですよね!
そんな保存性能の高いにフリーズドライのスープでも、賞味期限がありますので賞味期限以内に食べきることが推奨されています。ただしこのように保存性能が高い食品と言うとどうしても保存していることを忘れてしまって、賞味期限が切れてしまうことがあるんですよね。
賞味期限が切れても飲める!
基本的に賞味期限が設定されているものはその期限が過ぎても食べることができます。賞味期限の定義とは「指定されている期間内であれば美味しさを損なうことなく食べることができる」という期間です。
一方で賞味期限と対の存在として消費期限というものがあります。消費期限の場合は「必ずこの期間内には食べなければならない」という定義があります。消費期限が設定されるものは基本的に生ものが多く、腐りやすい食材ばかりですので早めに消費するようにしなければなりません。
賞味期限切れはどれくらいまでの食べられる?
では賞味期限が切れた食材はいつまでも食べることができるのかというとそうではありません。基本的に賞味期限が切れているものは風味や食感が悪くなっているものが多いので、可能な限り賞味期限以内で食べきるようにしましょう。
ちなみに賞味期限切れのものはどれくらい食べることができるのかということについて言及した情報もあります。賞味期限切れのものは「製造日から賞味期限までの1.5倍の長さまでであれば食べることができる」と言われています。
少し難しい表現になりましたが、例えば製造日から1年持つフリーズドライ商品であれば、1年かける1.5倍と考えると1年半程度であれば問題なく食べることができるということです。
3ヶ月程度の賞味期限が設定されているものであれば製造日から4.5ヶ月程度までなら賞味期限が切れていても食べることができるという風に様々な食材に応用できますので、ぜひ覚えておきましょう。
スポンサードリンク
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- フリーズドライ製法とは一度食品を凍らせてから水分だけを蒸発させたものをいう
- 保存料を使用しないのでとても安全である
- 熱を加えると壊れてしまうビタミンなども残っているため栄養価が高いとされている
- 基本的にフリーズドライ食品は1年程度の賞味期限が設定されている
- フリーズドライ食品の賞味期限が切れたとしても問題なく食べることができる。
- 1年の賞味期限が設定されているフリーズドライなら1年半程度までならまだ食べることができる
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
スポンサードリンク