ぶりの冷凍はそのままパックごと冷凍してもいいの?正しい方法は?

皆さんは魚類のブリはお好きですか?ブリはとても歯ごたえが良くしっかりとした味わいを持つお魚で、なおかつ栄養価がとても高く優秀な食材ですよね!

ブリはお刺身で食べることもできれば、照り焼きにして食べたり、ブリ大根など様々な料理に使うことができるのも大きなメリットです。ただブリは鮮魚ですので扱いに注意しないとあっという間に腐ってしまうのです。

今回の記事では、

  • ブリはパックのまま冷凍していいの?
  • 正しい冷凍方法は?
  • 冷凍する前の注意点
  • おすすめは下味冷凍!
  • ブリの栄養価

これらについて解説していきたいと思います。 

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ブリはパックのまま冷凍してもいいの?

ブリにはとても優秀な栄養素がたくさん含まれていて、日々の食生活にぜひ取り入れていただきたい食材でもあります。

そんなブリですが、市販されているものを買ってきてパックのまま冷凍している方はいませんか?確かにパックで販売されているブリはそのまま冷凍庫に入れることで冷凍することができますが、実はブリに含まれる優秀な油は空気に触れてしまうと劣化しやすいという特徴があります。

光や熱、空気などであっという間に劣化してしまうのでなるべくならパックごとではなく、正しい冷凍方法で冷凍することをお勧めします。

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ブリの正しい冷凍方法

ではどのような冷凍方法を行えばよいかについてひとつずつ詳しく解説していきますね!購入してきたブリは冷凍する前に臭み取りをした方が良いとされています。臭み取りの方法は塩を使います。

ブリの切り身に塩を少々振って水分が出てきたらキッチンペーパーでこまめにふき取っていきましょう。ブリから出た臭みは水分とともに出てきますのでキッチンペーパーでしっかりと拭き取ることによって臭みのないブリに仕上げることができますよ!

水分を拭き取ったら一つずつ丁寧にラップに包んでから冷凍用の保存袋に入れればOKです!少しの手間を行うだけで完成度が大きく異なりますのでぜひ活用してみてください。

急速冷凍機能があるなら利用しよう!

もしお使いの冷蔵庫に急速冷凍機能があるようでしたら、その機能を使った方が鮮度を保つことができますもし急速冷凍機能がない冷蔵庫をお使いの方でも金属バットを使うことによって急速冷凍機能と同じ効果を得ることができます。

金属バットの上に一切れずつラップで包んだブリを乗せて、1時間から2時間程度冷凍庫に入れます。こうすることでブリが急速冷凍されるため、カチカチに固まったらジップロックなどの冷凍用の保存袋に保存するようにしましょう。

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下味冷凍もおすすめ!

皆さんは下味冷凍を使って調理をしたことはありますか?下味冷凍とは冷凍する前に味をつけておいてから冷凍することで、冷凍に伴い食材に調味料が染み込んで美味しくなるという調理法です。

下味冷凍とブリの相性はとてもよく、照り焼きの調味料を保存袋に入れて予め軽くもんでおいてから冷凍庫に入れることでしっかりとした味わいを持つブリの照り焼きを作ることができます。

後から味をつけるよりもしっかりと味が付きますので自然に味が馴染んでとても美味しくなるんですよ!

ジップロックに照り焼きの調味料を全て加えた上からブリを入れて、よく揉み込んでから冷凍庫に入れるようにしましょう。調味料のおかげでカチカチには凍らないので、何個かの切り身を一緒に入れてもOKです。

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ブリを積極的に食べよう!

ブリをはじめとする魚類には、DHAやEPAといった脳に働きかける栄養素が含まれています。サプリにも使われており、脳の老化防止にも効果があると言われています。

また、たんぱく質やカリウム・カルシウムなどのミネラル類も豊富です。お肉では摂ることのできない栄養成分がいくつかあるので、普段から取り入れるようにしましょう。

  • DHA(ドコサへキサエン酸):DHA(ドコサヘキサエン酸)は、脳や血管、加えて代謝にも関わる多くの健康効果を持つ栄養素です。脳の栄養素としての働きは特に有名で、脳の発達や神経の機能維持に使われています。眼精疲労の解消や情報伝達にも使用され、疲労を軽減します。血液の脂質を減少させ、脂肪燃焼も助ける栄養素です。
  • IPA/EPA(イコサペンタエン酸):IPA(イコサペンタエン酸)はEPAにとも呼ばれ、人間の血管性の病気を予防する働きが特に強く、ドロドロになっている血液をサラサラにする力が強い脂質です。そのため、心筋梗塞や脳梗塞と言った病気や高血圧の改善効果があります。最近の研究ではアレルギー症状の改善も報告されている栄養素です。
  • ビタミンB1:ビタミンB1は、人間の代謝に関わるビタミンで、炭水化物を糖に分解し、エネルギーを作り出す経路の最初を担います。食べた糖質全般を燃焼させる工程に関わるため、不足すると疲れやすくなります。また脳の神経伝達物質にも関わり、集中力を増やすや手足の痺れにくくすると言った働きがあります。
  • ビタミンB2:ビタミンB2は、たんぱく質、脂質、炭水化物の代謝で、酵素に近い補酵素としての働きます。ビタミンB2は単独では酵素としての働きは持たないものの、体内で特定の分子がつくことで代謝の働きを担います。三大エネルギーの分解の他、体内の活性酸素の除去作用も持っています。
  • ビタミンD:ビタミンDは、カルシウムの働きをサポートし主に骨形成を助けます。加えて、筋肉や神経伝達において不可欠なカルシウム濃度の調整も担っています。最近の研究では、ウイルスや細菌に対する免疫効果の向上する。抗うつ作用も注目されています。

このようにブリにはとても優秀な栄養素が豊富に含まれています。うまく冷凍を活用して、使いやすくすることで日頃の食生活にブリを取り入れてみてはどうでしょうか!

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • ブリは空気に触れるとあっという間に劣化してしまう
  • 市販されているパックのまま冷凍庫に入れても良いが劣化が進みやすいので一つずつラップに包む方が良い
  • 冷凍する前に臭み抜きをしておいた方が美味しくなる
  • 照り焼きを作るならあらかじめ下味冷凍をしておくのがおすすめ
  • ブリはとても栄養価が高いので毎日の生活に取り入れたい!

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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