ふきはいつまで食べられる食材?旬の時期や調理法・成分も紹介!

ふきは春の味覚の代表格として知られていますよね。煮物や炒め物にしても美味しくいただけて、山菜独特の苦味が好きな方も多いのではないでしょうか。

そんな春の味覚として認知されているふきですが、実は春以外の季節でも食べることができるんですよ!「え?そうなの!?」この記事を読まれている方はそのように思われたかもしれませんね。でも事実なのです!

そこで今回の記事では、ふきはいつまで食べられる食材なのか?について解説をします。

  • ふきの食べられる時期
  • ふきの旬の時期
  • ふきの主な栄養素
  • ふきを使った意外なアレンジ方法

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ふきの食べられる期間

ふきといえば、春が旬の食材というイメージが強いですよね。しかしふきは春以外の季節でも出回っており、食べることができます。

基本的に春に出回るふきは「3月〜5月」ごろにかけて収穫されたもので、ほとんどのふきが天然物で価格も少し高い傾向にあります。一方で春以外に収穫できるふきもあります。これは「秋ふき」と呼ばれ、10月〜5月ごろにかけてハウス栽培で収穫されます。

つまり、ふきは比較的いつでも食べれる食材なんですね!

夏以外は出回る食材

ふきが出回らない季節もあります。それは「夏」です。ではふきはなぜ、夏には出回らないのか?この大きな理由は、夏に採れるふきは固く味が美味しくないからです。そのため、基本的にふきは夏以外の季節「3〜5月、10〜5月」の季節に出回るのです。

賞味期限は1週間が目安

ふきは鮮度が命!と言ってもいいほど、美味しく食べるためには鮮度が重要です。ふきの賞味期限は1週間が目安ですが、収穫後からじかんが経過するとともにアクが強くなっていきます。入手後はなるべく早く食べるようにしましょう。

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ふきの旬の時期

ふきは夏以外の季節でも収穫できるようですが、1番美味しく食べれる季節はいつなんでしょうか?ここではふきの旬の時期についてご紹介します。

4〜6月が旬

ふきは春の味覚と言われるように、4〜6月にかけての天然物のふきが1番美味しいです。一般的に天然物のふきのほうが、山菜独特の苦味が強く、風味が良いといわれています。

春先のふきのとうもおいしい

3月の初旬ごろに収穫できる「春先のふき」もすごく美味しいです。春先のふきは柔らかく苦味が弱いのが特徴です。

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ふきの主な栄養素

栄養

ふきは古くから食べられている食材の1つで、その栄養価も非常に優れています。ここではふきの主な栄養素についてご紹介します。

食物繊維が豊富

ふき100gあたり1.3gの食物繊維が含まれます。これはものすごく多い量ではありませんが、少しでも食物繊維を摂取したいかたにはオススメです。

食物繊維とは?

・不溶性食物繊維…保水性が高く、胃や腸で水分を吸収して大きく膨らみ、腸の蠕動運動を活発にし、便通の改善に効果がある。

・水溶性食物繊維…粘着性が強く、胃腸内をゆっくりと移動するので、お腹がすきにくく、食べ過ぎを防ぐ。糖の吸収を抑えることで、急激な血糖値の上昇を防ぐ働きもする。

ふきには不溶性食物繊維が多く含まれており、便秘の方は積極的に摂取したい栄養素です。

カリウムなどで健康な体に

ふき100gあたり330mgのカリウムも含まれます。カリウムは人体に必要なミネラルの1つで、ナトリウムを排出する働きがあるため、塩分の摂り過ぎを調節するうえで重要な働きをします。

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ふきを使った意外なアレンジ方法

ふきを使ったお料理といえば「煮物」が頭に浮かんで来る方が多いのではないでしょうか。しかし、ふきは煮物以外にも様々なお料理に使うことができるんですよ。ここではふきを使った少し意外な、アレンジレシピについてご紹介します。

あんかけの具材がおいしい

ふきはあんかけの具材にしても美味しいですよ。豚肉、たけのこ、ネギなどと一緒に煮込み片栗粉を入れてトロッとさせたら完成です。ふきが持つ独特の食感とあんかけのとろみが絶妙にマッチして、ご飯のおかずにピッタリな一品です!

洋風メニューに使ってみる

「ふき+洋風…?」このように思われた方も多いかと思います。しかし意外と、ふきは洋風のメニューと相性が良いんですよ!具体的にふきを使ってどのような洋風のお料理が作れるのか?これについて下記にまとめました。

・ふきのチーズ焼き

・ふきの洋風マスタードあえ

・ドライトマトとふきで洋風味噌

・ふきとベーコンのガーリックバター炒め

・ふきのアラビータ

ふきは和風の味付けというイメージが強いかと思いますが、上記のように洋風の味付けにも実は相性が良いんですよ。ふきを購入した際は、ぜひ挑戦してみて下さい!

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まとめ

今回の記事では「ふきはいつまで食べれる食材?」について解説をしました。

最後にもう一度、本記事の要点を振り返っておきましょう。

この記事をまとめると

  • ふきの天然物は「3〜5月」ハウス栽培は「10〜5月」の季節に収穫できる
  • 夏場のふきは固くて美味しくない
  • ふきの1番美味しい季節は「3〜5月」にかけての春時期
  • ふきは煮物意外にも様々なアレンジ方法で美味しくいただける

いかがでしたでしょうか?ふきは春の食材というイメージが強いですが、実は春いがいの季節でも出回っている食材なんですね!春以外の季節でふきを食べたくなった方は、スーパーなどでハウス栽培のふきを購入してみてください。