干し芋の食べ過ぎは体に悪い?肌荒れや老化の原因に?正しい食べ方とは |

さつまいもを天日干しにして作る干し芋って、ねっとりとした甘味とさつまいもの風味が口の中に広がってとても美味しいですよね。まるで砂糖を使ったような甘味はまさか無添加とは思えないほどで、あっという間に2～3個食べちゃえますよね。

そんな干し芋ですが、実は結構カロリーと糖質が高いので食べ過ぎは禁物な食品だってご存知でしたか？

今回の記事では干し芋はどんな食材なのか、カロリーと糖質、食べ過ぎるとどんな影響が出るのか、ダイエット中の食べ方について解説していきたいと思います。

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1 そもそも干し芋ってどんな食材？
- 1.1 干し芋とは
2 干し芋のカロリー・糖質は？
- 2.1 食べ過ぎると糖質過多に・・・
- 2.2 食べ過ぎると下痢や腹痛、便秘の原因に・・・
3 ダイエット中の干し芋の食べ方
- 3.1 よく噛んで食べる
- 3.2 食べる時は朝か昼までにする
4 まとめ

そもそも干し芋ってどんな食材？

干し芋とは

干し芋はさつまいもを蒸してから乾燥させた食品のことをいいます。その発祥は江戸時代に静岡県で誕生したと言われており、戦時中は軍人の保存食としても有効に活用されていました。

現在では全国各地で干し芋の生産がされていますが、9割は茨城県で生産されているといいます。茨城県の中でも特にひたちなか市などの県北で生産が盛んであり、ひたちなか市はさつまいもの生育に適した土壌や冬場に雨が少なく海風の吹く気候であることが干し芋の生産に適している理由といわれています。

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干し芋のカロリー・糖質は？

干し芋といえばねっとりとした甘さが特徴ですが、甘い食べ物と言うとカロリーや糖質が気になりますよね。では実際に干し芋のカロリーと糖質はどれくらいなのか解説していきます。

干し芋カロリー： 100gあたり303kcal
干し芋糖質：100gあたり66g

いかがでしょうか。この数字だけ見るとかなりカロリーと糖質の量が高い食品だと言えますね。干し芋のひと袋がだいたい130gなので、一袋全部食べると360kcal、糖質85.8g程度になるといわれています。

元々カロリーと糖質が高いサツマイモを天日干しにしてさらに栄養素を凝縮させた干し芋は、やはりカロリーと糖質が高めなので食べ過ぎてしまうと太る可能性があります。

食べ過ぎると糖質過多に・・・

干し芋を食べ過ぎると太ってしまう以外にも、糖質過多になってしまい様々な影響が出る場合があります。

＜糖質を摂りすぎると生じる体のサイン＞

早期老化
力が落ちたと感じる
常に何かを食べたくなっている
風邪をひきやすくなったと感じる
原因不明の膨満感
不眠症になった
体重増加

糖質の摂りすぎはこんなにも体に影響を与えてしまうんですね。糖質を摂りすぎる＝血糖値が高くなる＝血糖は全身の血管を傷付ける、ということになります。血管が傷つくと栄養を運ぶ血液の流れが悪くなってしまうので、やはりこのようにいろいろな場所に影響が出てしまうんですね。

食べ過ぎると下痢や腹痛、便秘の原因に・・・

干し芋には白米の20倍の食物繊維量が含まれていると言われており、食べ過ぎると消化に時間がかかって腸の中のおならのもとであるガスが発生しやすくなるといわれています。

元々さつまいもにも食物繊維がたくさん含まれているのですが、干し芋にすることで食物繊維の量がより多くなります。適度な量の食物繊維は腸内環境をきれいに整えてくれるのですがあまりにたくさんの量を一度に食べてしまうと、腸内細菌のバランスが崩れてかえって便秘や下痢などを引き起こしてしまう可能性もあります。

干し芋を食べた後はおならが出やすくなるというのは当たり前の事なので、量が増えるというのは気にしなくても良いのですがあまりに我慢してしまうと腹痛の原因になってしまうこともありますので注意するようにしましょう。

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