温めたミルクに優しい甘みのはちみつを溶かしたはちみつ牛乳。ほっとする甘さはお休み前に気分を落ち着けてくれますよね。今回は
- はちみつ牛乳ってどんな飲み物?
- はちみつ牛乳の嬉しい効果
- 飲みすぎるとどうなる?
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目次
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はちみつ牛乳とはどんな飲み物?
まずははちみつ牛乳について、簡単に解説します。
どんな味?まずい?美味しい?
はちみつ牛乳は、ホットミルクにはちみつを混ぜたもののことを言います。
ホットミルクとはちみつなんて、想像しただけで優しくて甘くて温かくて、とても体によさそうですよね。
はちみつを入れる量にもよりますが、優しい甘さのホットミルクにはちみつの香りとコクが加わり、心安らぐホットドリンクです。
はちみつと牛乳はとても相性がいいので、一緒に飲めばおいしさ倍増ですよ。
作り方
材料は牛乳とはちみつだけ。作り方もとても簡単です。
- 小鍋に牛乳を入れる
- 弱火でかき混ぜながら温める
- 温まってきたらはちみつを加えて溶かす
牛乳は温めすぎるとふきこぼれてしまうので、様子を見ながらかき混ぜてくださいね。
わざわざ火にかけるのが面倒、という人には電子レンジでも簡単にできるので試してみてください。
- 牛乳を電子レンジで温める
- はちみつを加えてよく混ぜる
火にかけた程は温められませんが、程よく温まったはちみつ牛乳が完成します。
ただし電子レンジで温めたものは、火にかけたものほど体を温める効果はありません。
寒い季節に体を温める目的で飲むのであれば、少々手間でもやはり火にかけるのがベストですよ。
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はちみつ牛乳の効果
体に優しい気がするはちみつ牛乳ですが、実際どのような効果があるのでしょうか?
安眠
ミルクとはちみつにはトリプトファンという必須アミノ酸が含まれています。
このトリプトファンはセロトニンという睡眠ホルモンの一種で、寝つきが良くなったり睡眠中に体内のバランス改善・ストレス緩和などの効果をもたらしてくれます。
トリプトファンは体内で生成できないため、食べ物から摂るしか方法がありません。
トリプトファンが不足すれば不眠症やうつ病といった精神的障害を引き起こしてしまう可能性が。
ミルクとはちみつの両方に含まれるトリプトファンには安眠を誘うだけでなく、睡眠の質を向上させるはたらきもあります。
また適度に温かい飲み物を飲むことで、リラックス効果があり心地良い眠りを導いてくれるのです。
便秘解消
はちみつの糖質の多くはオリゴ糖やグルコン酸という成分でできており、これには腸内環境を整えてくれるはたらきがあります。
またミルクにも腸内環境を整える効果があるので、はちみつ牛乳は二重に効果を実感しやすいとされています。
さらにミルクは冷たいものより温かいものの方が新陳代謝もよくなるので、はちみつ牛乳はまさに便秘解消にはもってこいの飲み物なのです。
ダイエット効果
はちみつと言えば甘みを強く感じる食材です。ですが砂糖と比べてとても体にいい自然の甘味料なのです。
砂糖は糖質100%でできており、それ以外の栄養素はまったく含まれていません。
対してはちみつは非常に栄養価の高い食材です。ビタミン、ミネラル、アミノ酸、酵素など。挙げきれないほどたくさんの栄養素が含まれています。
消化吸収の方法を見てもはちみつが体にいいのは一目瞭然です。
砂糖は消化吸収の際に大量のビタミンやミネラルを消費して分解されるので、せっかく摂取したビタミンミネラルがそこに使われてしまいます。
ですがはちみつは最初から分解された状態なのでそのまま消化吸収ができ、ビタミンやミネラルを消費する必要がないのです。
ビタミン・ミネラルは健康な体作りには欠かせない必須栄養素と呼ばれ、ダイエットにも高い効果を発揮します。
またはちみつは甘みが強いので少量で満足するという利点もあり、とても素晴らしい食材なのです。
はちみつ牛乳は飲むと太る?
はちみつ牛乳の良さはわかりました。ではたくさん飲んでもいいものなのでしょうか?
1杯分のカロリー・糖質量
はちみつ牛乳1杯あたりのカロリーと糖質量について調べてみました。
カロリー | 約170kcal |
糖質 | 約25g |
となっています。寝る前に摂取するには少し多いような気がしますね。
ですが腹持ちがいいのでお腹がすいて眠れないようなタイプの人には、満足感も得られるのでいいのではないでしょうか。
はちみつは甘みを強く感じるため少ない量で満足します。例えば同じ甘さを砂糖で出そうとすると、かなり大量の砂糖を使うことになります。
また寝る前に砂糖を摂るのは体にも歯にも悪影響です。その点はちみつは寝る前に摂っても問題なく、中には歯磨き粉のかわりになるという説もあるほどなんですよ。
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はちみつ牛乳の飲み過ぎは体に悪い?
おいしいのでたくさん飲みたくなりますが、飲みすぎはやはり良くないのでしょうか。
下痢・腹痛
牛乳には整腸作用があるため、飲んだだけでお腹を壊すという人が存在します。
これにさらにはちみつを加えることを考えると、下痢や腹痛を起こす人もいると思います。
ただしこれは悪いばかりではありません。あまりに腸内環境が乱れていると、一時的に悪くなってその後よくなる「好転反応」である可能性があるからです。
とは言え下痢や腹痛を起こしたのに無理に飲む必要はありません。自分の体には合わないのだと考え、一旦飲むのはやめておいた方がいいでしょう。
糖分の摂りすぎ
はちみつがどんなに体にいいと言っても糖質は糖質です。
糖質は日々の食事からじゅうぶん過ぎるほど摂れていますから、さらにプラスして摂ることになります。
おいしいからと言って飲みすぎなければ問題ありませんが、その分食事やおやつの糖質量は減らした方がいいかもしれませんね。
牛乳の悪影響
「牛乳にはカルシウムがたくさん含まれているから骨にいい」と聞いたことがあると思います。
確かにカルシウムは骨にいいです。その点において牛乳は確かにいいかもしれません。
牛乳の元は牛です。牛は過酷な環境で大量の抗生物質を食べて生きています。この牛から出たものが牛乳です。
つまり牛乳には、牛が摂取した大量の抗生物質などの薬物が含まれているのです。
牛乳から栄養素を摂ることとたくさんの薬物を摂ることを天秤にかけたとき、どちらがいいのかという話になってきます。
動物愛護の観点からも牛の飼育には問題点が多く、それが理由で乳製品を摂らないと決意している人もたくさんいるのです。
また日本人は元々乳製品を食べる習慣がなかったため、消化吸収がうまくできず体に合わない、という説も有力です。
1日の摂取量目安
おいしいからと言って飲み過ぎは禁物です。はちみつ牛乳は1日1杯程度にとどめておくのが安全ですよ。
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まとめ
この記事をまとめると
- はちみつ牛乳は安眠効果など、嬉しい効果がたくさん
- とは言え飲みすぎには注意!
はちみつ牛乳はそれぞれ単体で摂取してもいいのですが、併せて摂ることで相乗効果が生まれさらに優れた効果を発揮してくれます。
とても簡単に作れるのも魅力のひとつなので、色々アレンジしたりして楽しみながら飲んでみてくださいね。
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