小さなお子さんのいる方は、日ごろから食事に気を使っていると思いますが、冷やし中華は何歳から食べても大丈夫なのかご存知でしょうか?色とりどりの具材に、さっぱりとしたタレが美味しい冷やし中華。家族全員で同じものを食べられると準備する方は楽ですが、冷やし中華は何歳から食べられるのか気になりますよね。今回は、
- 離乳食で冷やし中華はいつからOK?
- 冷やし中華を食べさせるときの注意点
- 味を薄めるときのコツ
スポンサードリンク
目次
|
|
離乳食で冷やし中華はいつからOK?
離乳食完了期(1歳過ぎ)から食べてもいい
結論からいうと、離乳食完了期であれば、冷やし中華を与えても問題ありません。もちろん、大人と全くおなじものというわけにはいきませんので、調理工程である程度のひと工夫が必要となります。
なるべく細かくカットしてあげることが大事
具体的には、野菜類はさいの目切りになるくらい細かくカットして食べやすくしてあげる必要がありますし、中華麺もなるべく長く茹でることによって、柔らかくなり、食べやすくなります。そして、1歳児はまだ麺をすするということができないので、あらかじめ麺を短くカットしておきましょう。
中華麺よりも素麺やうどんがおすすめ
中華麺には油がコーティングされているため、消化効率のよいそうめんやうどんがおすすめです。
スポンサードリンク
冷やし中華を食べさせるときの注意点
さまざまな原材料が使われているので確認すること
冷やし中華の成分表を見ると、麺やスープにはさまざまな原材料が含まれていることがわかります。気になるのは、塩分や砂糖、油、酢、香料です。1歳になったばかりの子どもに、塩分が多く含まれている食材はあまり適していません。麺は1/3~1/2程度の量にしましょう。
自家製で作ってあげた方が安心
冷やし中華のタレは、醤油ベースにごま油や砂糖・塩・レモン果汁などを合わせたものが一般的です。手作りすると余計な化学調味料や添加物を含まないので、安心して与えることができます。
味付けも薄めにしたほうが食べやすい
大人が食べると、さっぱりとして美味しい冷やし中華ですが、小さな子どもにとっては、タレに含まれている酢の酸味が刺激になります。子どもの味覚は敏感です。タレの酸味が子どもには刺激が強く「腐っている」と判断してしまうのだそうです。
特に、初めてお子さんに冷やし中華を食べさせるときは、タレは市販のものを使わずに手作りすることをおすすめします。
子ども用のお椀半分くらいの量から始める
1歳児の冷やし中華の分量に決まりはありません。いわゆる子ども用のお椀に、中華麺と野菜などトッピングを合わせて、ちょうど一杯分となるように盛り付けるぐらいの量がちょうど良さそうです。
もし完食できたら、次回も同量を目安に作れば大丈夫です。残してしまったら、次からは少し減らすようにすると、適量がわかるようになります。
スポンサードリンク
味を薄めるときのコツ
干し椎茸の戻し汁でタレを薄めると旨味が増える
干し椎茸の戻し汁を加えると、小さなお子さんでも違和感のない、やさしい風味となりますので調整してみましょう。
細かく切った野菜を多めに入れる
冷やし中華はワンプレートで食事が済むので、栄養面が少し心配です。野菜類はさいの目切りくらいに細かくカットして、多めに入れるといいでしょう。コーンや枝豆、ツナや蟹缶など、お子さんの好きなものをのせるのもOKです。
甘みを出したいときには砂糖を加えるのではなく、コーンや人参など自然の甘みのある野菜を加えてみましょう。具材を別皿に取り分けておいて、ビュッフェのように好きなものを各自とるようにすると家族皆で楽しめるかもしれませんね。
水で薄めてあげるのもOK
タレは単に水で薄めるのでもOKです。酢の酸味が和らいで食べやすくなります。味の濃さに決まりはないですが、離乳食期ですので薄めにした方が良いでしょう。あまりに薄味だとお子さんも嫌がる可能性がありますので、味見をしながら水を足してください。
まとめ
いかがでしたか?
この記事をまとめると
- 離乳食で冷やし中華は離乳食完了期(1歳過ぎ)からOK
- 冷やし中華のタレは塩分が多く、酢の酸味が子どもには刺激が強いのでできれば自家製がいい
- 干し椎茸の戻し汁を加え、小さく切った野菜を多めに入れると子ども向けのやさしい風味になる
冷やし中華は1歳でもパクパク食べられる子もいれば、4歳くらいまで食べられない(食べたくない)お子さんもいるようです。冷やし中華は決して幼児が食べてはいけない食事ではありません。ただ、タレには十分気を付けましょう。
スポンサードリンク