春菊の日持ち・保存期限|保存方法・大量消費は冷凍で|腐るとどうなる?

春菊はクセのある野菜ですが、栄養価が非常に高いことを知っていますか?緑黄色野菜の中でもトップクラスの栄養価ですが、日持ちはどのくらいなのでしょうか?今回は、

  • 春菊の日持ち
  • 春菊の栄養と効果・効能
  • 春菊は腐るとどうなる?
  • 春菊の保存方法

この3つのテーマについてご紹介いたします。

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春菊とは?

しゅんぎくの歴史は古く、日本には中国を経由して室町時代頃に伝来したと言われています。その証拠に、17世紀末の書物にしゅんぎくについての記載が残っています。

漢字では「春菊」と書きますが、春になると黄色い菊のような花を咲かせることから「春菊」と名付けられました。特有の苦味と香りが特徴的な冬の野菜です。

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春菊の栄養と効果

 

栄養

春菊は緑黄色野菜の中でも特に栄養価が高く、強い抗酸化作用を持つβカロテンが豊富に含まれています。また、ビタミンCや鉄分・葉酸・カルシウムが多いのも特徴です。

  • ビタミンC:ビタミンCは、抗酸化効果が高く活性酸素を除去し、過酸化脂質の生成を押さえや動脈硬化含む血管疾患、免疫力を上げるため風邪の予防効果があります。コラーゲンの生成やメラニン生成を抑えるため美肌効果が高いのも大きな特徴です。また、脳を落ち着かせる働きの脳内物質の生成や、ホルモン合成にも関わっています。
  • 葉酸:葉酸は、細胞分裂の核酸合成に不可欠であり、胎児の発育や妊婦において重要なビタミンです。胎児の場合は、脊椎の正常な分化を促進し先天性の奇形リスクを減らします。赤血球の分化に特に関わっており、貧血予防に効果があります。アミノ酸代謝にも関わるビタミンです。
  • 鉄分:鉄分は、人間の血液を運ぶ赤血球に含まれるヘモグロビンの材料として使用されます。加えて、体内に存在する酵素の材料にもなりエネルギー代謝や肝臓での解毒の働きに関わっているミネラルです。
  • β-カロテン:β-カロテンは、人間の体内でビタミンAに変化し、細菌やウイルスの侵入を防ぐために必要な粘膜を丈夫にする作用があります。肌のシミの原因になる色素発生を抑制する抗酸化作用も持っています。緑黄色野菜では黄色の色素に多く含まれているビタミンです。

効果・効能

春菊が持つ抗酸化作用は、がん予防や美肌効果に効果的です。

効果効能
  • 免疫力向上/ 風邪予防
  • 美肌効果
  • がん予防
  • 胎児の成長形成(妊婦さん)

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春菊の日持ちはどのくらい?

春菊の日持ち日数の目安は、常温・冷蔵・冷凍それぞれ下記の日数となっています。

春菊の日持ち
  • 常温保存…約3日
  • 冷蔵保存…1〜2週間
  • 冷凍保存…約1ヶ月

春菊は基本的に冷蔵保存する野菜で、長持ちさせるコツを抑えれば1〜2週間日持ちします。冷凍もできますが、食感や風味が変わってしまうのであまりオススメではありません。

春菊は腐るとどうなる?

春菊は腐るとどうなるのでしょうか?腐った春菊の特徴まだ食べられる春菊の特徴を、それぞれ確認してみましょう。

腐ると…
  • 茶色く変色している
  • 黄色っぽく変色している
  • 葉がふにゃふにゃに柔らかくなっている
  • 枯れて乾燥している
  • ぬるぬるして水気が出ている

春菊の葉は鮮やかな緑色をしていますが、傷み始めると徐々に 黄色→茶色へと変色 していきます。また、葉の水分が抜けてしなしなになり 柔らかく なります。

また、乾燥して 葉が枯れたり  ぬるぬるして水気が出ていたらNG です。

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まだ食べられる春菊の見分け方

春菊が腐っているのかどうなのか、わかりにくい春菊を見分けるポイントを見てみましょう。

 葉が黄色味がかっている

 乾燥してカサカサしている

 元気がなくしなしなしている

春菊は傷んでくると葉が黄色っぽく変色し、やがて茶色くなって枯れてしまいます。少し黄色味がかっているかな?と思ったら傷み始めている証拠です!多少の黄色味であればギリギリ食べることができますので早めに消費しましょう◎

また、水分が抜けるとしなしなして元気がなくなってしまいます。水に15分ほど浸けておくと復活することもありますので試してみてくださいね。乾燥も傷みの原因となります。保存方法については後ほどご紹介いたします!

春菊が腐る原因

春菊はが腐りやすくなる原因を3つ見てみましょう。

 乾燥した場所で保存している

 水を入れて保存している場合、その水を替えていない

 暖かい場所で保存している

しゅんぎくは水の中に立てて入れるように保存するのが良いのですが、その水が古くなっていると水に浸っている部分から腐り、ぬるぬるとヌメリを発するようになります。 保存中の水はできるだけ毎日取り替えましょう 

乾燥は葉を枯らす原因になってしまうので、ビニール袋などで覆うようにしましょう。また、暖かい場所で保存すると痛みやすいです。

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春菊の保存方法

春菊の常温保存・冷蔵保存・冷凍保存それぞれの方法は下記になります。

常温保存・冷蔵保存

こうすることで常温・冷蔵共に1〜2週間日待ちします。暑い時期は冷蔵庫に入れましょう。冷蔵の方が数日より長く日待ちしますよ◎

冷蔵保存
  1. 容器に水を張り、しゅんぎくを立てるように入れる
  2. 上からビニールをかぶせ、乾燥しないように下を閉じる

冷凍保存

しゅんぎくは冷凍保存も可能で約1ヶ月ほど日持ちします。風味や葉の元気さは劣ってしまうのであまりオススメではありませんが、できるだけ水分を拭き取ってから密閉袋に入れて冷凍庫に入れます。

使う時は自然解凍します。水気が出るのでキッチンペーパーでよく拭き取ってから使いましょう◎

まとめ

この記事をまとめると

  • 春菊の日持ち日数は、常温:約3日
  • 冷蔵:1〜2週間
  • 冷凍:約1ヶ月
  • 春菊は冷凍するとべちゃっとするのでオススメではない!

春菊はクセのある野菜ですが、栄養成分は緑黄色野菜の中でもトップクラスです。栄養満点なので、是非旬の時期には春菊料理を堪能してみてくださいね♩

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