れんこんのきんぴらの日持ち|冷凍保存方法・自然解凍で作り置きにも

「れんこんのきんぴら」は、れんこんの大量消費にぴったりの料理ですが、どのくらい日持ちするのでしょうか?作り置きとして保存しておきたい一品ですが、その日持ちや保存方法について着目しました。今回は、

  • れんこんのきんぴらの日持ち
  • れんこんの栄養と効果・効能
  • れんこんのきんぴらは腐るとどうなる?
  • れんこんのきんぴらの保存方法

この3つのテーマについてご紹介いたします。

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れんこんのきんぴらとは?

れんこんってどんな野菜?

分類 スイレン科ハス属
原産地 中国・エジプト・インドなど諸説あり
由来 蓮の根ということから
別名 ハスネ
種類 もっちり系(粘りが強い):6品種
シャキシャキ系:5品種

レンコンは「蓮(ハス)」という植物の「根」にあたる部分です。それ故それぞれの感じを組み合わせて「蓮根(レンコン)」という名前が付きました。

レンコンには複数の穴が空いていますが、穴の向こう側が見通せることから「将来の見通しが良い」として縁起の良い食べ物とされてきました。お正月の煮物にレンコンを入れるのも縁起にあやかるもので、それ外にもレンコンには種が豊富に付くことから「子孫繁栄」の象徴ともされてきました。

れんこんのきんぴらとは?

“れんこんのきんぴら”は、スライスしたれんこんをきんぴらにした料理です。にんじんを加えたり、鷹の爪を加えてピリ辛にするなどアレンジしても美味しい一品です。

冷蔵・冷凍ともに日持ちするので、常備菜や作りおきおかずとして重宝します。小分けにして冷凍すると、お弁当のおかずにすることもできます◎

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れんこんの栄養と効果

栄養

れんこんは、ポリフェノール食物繊維・ムチン・免疫ビタミンなどが含まれている健康に効果的な野菜です。免疫ビタミンは「LPS」とも言われており、免疫力を上げて風邪など病気を予防する効果があります。

  • ムチン:ムチンは、たんぱく質と糖が結合した多糖類という物質になります。水分保持力が高く、ぬめりのある食材に含まれています。粘膜を保護する力が多く、特に胃を保護する働きが有名です。目や鼻の粘膜にも存在し風邪をひきにくくする他、肝臓や腎臓の働きも良くする栄養素です。
  • ポリフェノール:ポリフェノールは、植物に含まれている成分で苦味や色素の成分で、5000種類ほど存在していると言われており、その種類ごとに特徴ある健康効果を持つ栄養素です。共通点はとても強い抗酸化作用を持ち、活性酸素の除去や体の酸化による老化に関わる病気の予防に役立つ栄養素です。

効果・効能

レンコンを食べることでこのような効果が期待できます。整腸作用があるので便秘解消にも繋がり、便秘が解消されることで美肌効果になるので女性必見です。

効果・効能
  • 便秘解消
  • 咳止め・喉の痛みケア
  • 鼻炎・花粉症改善
  • がん予防
  • コレステロールの上昇抑制
  • 動脈硬化の予防
  • 高血圧の予防・改善

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れんこんのきんぴらの日持ちはどのくらい?

れんこんのきんぴらの日持ち日数の目安は、冷蔵・冷凍それぞれ下記の日数となっています。

れんこんのきんぴらの日持ち
  • 常温保存…1〜2日→涼しい時期のみ
  • 冷蔵保存…3〜4日
  • 冷凍保存…約1ヶ月

れんこんのきんぴらは、冷蔵保存で3〜4日、冷凍保存で約1ヶ月日持ちします。涼しい時期であれば常温保存も可能で、日持ちは1〜2日となっています。

れんこんのきんぴらは冷凍すればお弁当のおかずや、作り置き常備菜としても重宝します。

れんこんのきんぴらは腐るとどうなる?

れんこんのきんぴらは腐るとどうなるのでしょうか?保存しておくと常備菜として重宝するれんこんのきんぴらですが、腐ったり傷んだりすることもあります。腐ったれんこんのきんぴらの特徴を確認してみましょう。

腐ると…
  • 黒く変色している
  • 水気が出てべちゃっとしている
  • ぬるぬる滑り気が出ている

れんこんのきんぴらは、傷んでくるとこのように変化します。特に水分は雑菌が繁殖しやすくなる原因となるので、できるだけ水気を切ってから保存するのが美味しく保存するコツとなります。

注意

水分は傷みやすい原因となる!

まだ食べられるれんこんきんぴらの見分け方

れんこんのきんぴらが腐っているのかどうなのか、わかりにくいものを見分けるポイントを見てみましょう。

 ピンク色・紫色に変色している

 穴の内側や断面が茶色や黒に変色している

❶タンニンが原因:レンコンの断面がピンク色や紫色に変色することがありますうが、これはレンコンに含まれる 「タンニン」 という成分によるものです。

レンコンが育つ畑に鉄分が含まれているとタンニンと反応して酸化が起き、それによって紫やピンク色に変色してしまうのです。

❶ポリフェノールが原因:アクは色々な野菜やお肉などに含まれているものですが、 「ポリフェノール」 という成分でできています。ポリフェノールは空気に触れて酸素と結合すると茶色く変色する性質があります。りんごやバナナが時間が経つと茶色くなるのと同じ原理です。

ポリフェノール(アク)は食べても問題はありませんので、その部分だけ切り落として食べることができますよ◎

 

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れんこんのきんぴらを長持ちさせる保存方法

れんこんのきんぴらの常温保存・冷蔵保存・冷凍保存それぞれの方法は下記になります。

常温保存

れんこんのきんぴらの常温保存は、涼しい時期に限ります。

冷蔵保存
  • 直射日光が当たらない場所で保存する
  • 高温・多湿を避けて保存する

冷蔵保存

れんこんのきんぴらは冷蔵庫で3〜4日日持ちします。保存のコツは下記になります。

冷蔵保存
  • 乾燥しないようラップをかける
  • しっかりしたフタ付き容器で保存する
  • 取り出す時は乾燥した清潔な箸を使う

冷蔵庫内は乾燥しているので、乾かないようラップをしっかりかけるか、密閉できるフタの付いた容器で保存します。また、取り出す時は雑菌が付かないよう清潔な箸を使いましょう。

冷凍保存

れんこんのきんぴらをより長期保存したい場合は冷凍保存も可能で、約1ヶ月日持ちします。すぐに消費できない時は小分けにして冷凍しておくと便利です。

冷凍保存
  • 1食分ずつラップに包んで密閉袋に入れる
  • 一度解凍したはものはもう一度冷凍しない
  • 解凍は冷蔵庫に移し自然解凍がオススメ

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まとめ

この記事をまとめると

  • れんこんのきんぴらの日持ち日数は、常温:1〜2日
  • 冷蔵:約3〜4日
  • 冷凍:約1ヶ月
  • 美味しく保存するコツは、水分を切って保存すること!

れんこんのきんぴらは、れんこんを大量消費したい時にオススメなので是非作ってみてください。お弁当のおかずとしても重宝するので、小分けにして冷凍保存してみましょう♩

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