ピータンは中華料理の一つでクセの強い卵ですが、長期保存が効く食材であることを知っていますか?常温保存で数年日持ちすることものもあるんです。今回は、
- ピータンの日持ち
- ピータンの栄養と効果・効能
- ピータンは腐るとどうなる?
- ピータンの保存方法
これらのテーマについてご紹介いたします。
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目次
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ピータンとは?
“ピータン”は、アヒルの卵を強いアルカリ性で熟成し、食用として加工した中国発祥の食品です。鶏卵やうずら卵で作られることもあります。
独特なアンモニアの匂いと刺激的な味が特徴です。食べ方は殻を洗った後、殻を剝きスライスにしてしばらく空気にさらし、匂いが減った頃に食べると美味しいようです。前菜や食材として、皮蛋豆腐や皮蛋粥などの中華料理に使われることが多いです。
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ピータンの栄養と効果
栄養
たまごは良質なタンパク質を含んでおり、栄養の宝庫です。また、人の体で作れない8種類の必須アミノ酸すべてがバランス良く含まれており、消化吸収にも優れています。
- たんぱく質:たんぱく質は20種類のアミノ酸が複数個結合することで作られています。結合するアミノ酸が種類や配列によって様々な臓器や組織の材料になります。特に筋肉の材料として使用されるため、多くの摂取が望ましいです。食品では魚や肉、大豆に多く含まれており、様々な種類を多く摂ることが大切です。
- メチオニン:メチオニンは、硫黄を含む結合を持つアミノ酸です。加えてどの様なたんぱく質の合成にも必ず最初にメチオニンから他のアミノ酸が結合して組織が作られます。体のかゆみの原因になるヒスタミンの分泌を抑制し、抗うつ効果も注目されているアミノ酸です。
- フェニルアラニン:フェニルアラニンは脳内物質のドーパミンやノルアドレナリンの材料になるアミノ酸です。体の自律神経の働きや機能を向上させ、活動時の集中力を向上させます。人間本来持つ元気な活力の元であると同時に記憶力を高め、交感神経を優位にさせる力があります。
- トリプトファン:トリプトファンは、脳内物質メラトニン、セロトニンの材料です。メラトニンは人間の睡眠の質に関わる物質で、セロトニンは脳内を穏やかにする働きがあります。不足すると睡眠の質が低下やいつもイライラすると言った症状が現れます。摂取することで冷静で穏やかな思考を保ちます。
効果・効能
たまごは良質なタンパク質を含んでいるため、健康や美容などいろいろな面で効果があります。1日に1個食べれば継続的に栄養摂取することができます◎
- 美容効果
- 脳組織の老化防止
- 疲労回復
- 内臓の働きをよくする
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ピータンの日持ち・賞味期限はどのくらい?
ピータンの日持ち日数の目安は、下記の日数となっています。
ピータンの日持ちは、最長2年!!
ピータンは発酵食品で長期保存ができる卵です。賞味期限は製造日から8ヶ月のもの、1年のもの、2年のものなど製品によってバラつきがありますが、非常に長く日持ちします。
この日持ちは殻付きの状態での期限となっています。殻を剥いたピータンはその日のうちに消費しましょう。保存方法は常温でOKです。
賞味期限切れは食べられる?
ピータンの賞味期限は非常に長いですが、多少の期限切れなら食べられることが多いです。数ヶ月切れているものは注意が必要ですが、1ヶ月以内であれば問題なく食べられるでしょう。その際は卵が腐っていないかよく確認してください。
ピータンは腐るとどうなる?腐らない?
ピータンは腐るとどうなるのでしょうか?殻付きで保存していれば腐りにくいピータンですが、剥いた状態だと傷みやすく、腐ってしまうこともあります。腐ったピータンの特徴を確認してみましょう。
- 強い腐敗臭がする
- どろどろ溶ける
殻を剥いたピータンは、腐ると独特の匂いから腐敗臭に変わったり、どろどろ溶けたりします。殻を剥いたらすぐに食べきりましょう。
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ピータンは腐らない?
殻付きのピータンは、実は腐ることがほとんどありません 。その理由は、強アルカリ性で熟成させているからです。強いアルカリ性の環境で細菌は繁殖することができないため、中の卵が腐ることがないのです。ピータンの保存方法
ピータンはどう保存すれば良いのでしょうか?ピータンは発酵食品で腐ることがほとんどないので、常温保存のまま数年日持ちさせることができます。保存場所を選んで長期保存させましょう。
- 直射日光が当たらない場所
- 高温多湿ではない場所
ちなみに、殻を剥いたピータンをすぐに食べない場合は、冷蔵庫で保存しましょう。乾燥しないようラップをかけ、その日のうちに食べ切るようにしてください。
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まとめ
この記事をまとめると
- ピータンの日持ち日数は、殻付きで最長2年!
- ピータンは強アルカリ性なので細菌が繁殖せず腐ることがない
- 殻を剥いたピータンは冷蔵保存してその日のうちに消費を!
ピータンはクセが強いので好き嫌いが分かれる食材ですが、賞味期限は最長2年とかなり保存が効く食材です。栄養豊富なので、機会があれば是非食べてみてくださいね。
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