納豆の日持ちはいつまで?賞味期限切れ2日・3日・5日は食べられる?

納豆は安価で日常的に食べられている食品ですが、どのくらい日持ちするか知っていますか?発酵食品ですが、保存していると腐ることもあります。今回は、

  • 納豆の日持ち・賞味期限
  • 納豆の栄養と効果・効能
  • 納豆は腐るとどうなる?
  • 納豆の保存方法

これらのテーマについてご紹介いたします。

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納豆とは?

“納豆”といえば独特の粘りが特徴です。納豆の粘りは、納豆菌がたんぱく質を分解してグルタミン酸と糖の一種であるフラクタンという物質でできています。

グルタミン酸は昆布などに含まれる旨味のひとつで、納豆のおいしいさはグルタミン酸のおかげでもあります。フラクタンという物質には味はなく、ネバネバを安定させる効果があります。長く糸を引くのは、グルタミン酸が折りたたまれてつながっているためと言われています。

納豆の由来は?

納豆の由来には諸説あります。こちらでは代表的な由来をご紹介します。

  • 昔お坊さんがお寺の台所である納所(なっしょ)で納豆を作って食べており「納所豆(なっしょまめ)」と 呼ばれていた。それを略して納豆になった
  • 納所で作られた豆は、桶や壷などの容器に入れて保存されていたことから、「納(おさ)めた豆」を縮めて「納豆」となった
  • 神棚に供えた煮豆に、わらに住みついていた納豆菌が繁殖して豆が糸を引いた。 おいしい食べ物を授けてくれた神様に感謝し、神様に納めた豆という意味をこめて「納豆」と呼んだ。

どの由来も説得力がありますね!納豆が昔から日本人に親しまれてきたことを表しているようです。

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納豆の栄養と効果

納豆には、人が健康を維持するために必要不可欠な栄養素、5大栄養素のすべて含まれています。また、第6の栄養素と言われる食物繊維も豊富に含まれています。バランスの取れた食生活の助けになるスーパー食材です。

具体的な栄養素としては、筋肉や内臓など体の組織を作るたんぱく質、美肌効果があるビタミンB2、エネルギーになる脂質、歯や骨を作るミネラルなどが含まれています。

  • ビタミンB2:ビタミンB2は、たんぱく質、脂質、炭水化物の代謝で、酵素に近い補酵素としての働きます。ビタミンB2は単独では酵素としての働きは持たないものの、体内で特定の分子がつくことで代謝の働きを担います。三大エネルギーの分解の他、体内の活性酸素の除去作用も持っています。
  • ミネラル(無機質):ミネラルは、地球上に存在する金属元素を指し、人間の体の内部の酵素の触媒や特異的な細胞の機能の要になる成分です。体の代謝や老廃物の分解、排出にも関わっています。不足すると、人間の体の本来の機能が良く無くなるため、日頃の摂取が大事な栄養素です。
  • 食物繊維:食物繊維は、植物の細胞壁を構成する、人間の消化酵素では消化できない成分とされています。食物繊維は、植物しか作り出すことしか出来ず、水に溶けるか溶けないかで種類が分かれます。人間の腸内環境を整える免疫力改善等の働きがあります。
  • たんぱく質:たんぱく質は20種類のアミノ酸が複数個結合することで作られています。結合するアミノ酸が種類や配列によって様々な臓器や組織の材料になります。特に筋肉の材料として使用されるため、多くの摂取が望ましいです。食品では魚や肉、大豆に多く含まれており、様々な種類を多く摂ることが大切です。

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納豆の日持ちはどのくらい?

納豆の日持ち日数の目安は、冷蔵・冷凍それぞれ下記の日数となっています。

納豆の日持ち
  • 冷蔵保存…1週間〜10日間
  • 冷凍保存…約2ヶ月

納豆の賞味期限は1週間〜10日となっており、それ以上保存すると乾燥して豆がカチカチになったり、腐ってしまうことがあります。

冷蔵で保存できる期限内に消費するのが理想的ですが、冷凍すれば2ヶ月ほど日持ちさせることができます。

賞味期限切れは食べられる?

多少賞味期限の過ぎた納豆は、数日なら食べられることがほとんどです。期限切れ日数にもよりますが、納豆が腐っていないかよく確認してから食べましょう。

納豆は腐るとどうなる?

納豆は腐るとどうなるのでしょうか?冷蔵庫に入れっぱなしにしていると、納豆も腐ってしまいます。腐った納豆の特徴を確認してみましょう。

腐ると…
  • カビが生える
  • 乾燥してカチカチになる
  • 黒っぽく変色する

納豆は時間が経つと水分が抜けていくため、豆が乾燥してカチカチになったり萎んだりします。多少の乾燥であればまだ食べることはできますが、納豆が黒く変色したりカビが生えている場合は廃棄しましょう。

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納豆の保存方法は?

納豆の保存方法は、冷蔵・冷凍それぞれ下記になります。

冷蔵保存

納豆はパックのまま冷蔵庫で保存しましょう。

NGポイント
常温保存はできません。納豆は常温で保存すると発酵が進んでしまいます。

冷凍保存

ニオイが他の食品に移らないよう、納豆をパックに入れたまま、冷凍用保存袋に入れて冷凍保存しましょう。

納豆は必ず自然解凍!
冷凍した納豆は電子レンジで解凍すると味が落ちてしまいます。必ず自然解凍しましょう。また、冷凍しても納豆菌は生きているので、豆が若干柔らかくなることもあります。

まとめ

この記事をまとめると

  • 納豆の日持ち日数は、冷蔵:1週間〜10日
  • 冷凍:約2ヶ月
  • 納豆は時間とともに水分が抜けて乾燥するので早めの消費を!

納豆は安くて健康に良い万能食品なので、是非普段から食事に取り入れてみてください。冷蔵庫でも10日ほど日持ちするので、3日に1パックのペースでも十分に消費することができますよ♩

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