もやしの炒めはボリュームが出て家計にも優しい料理ですが、どのくらい日持ちするのでしょうか?。もやしは通年購入できる上に安価なので、便利な野菜です。今回は、
- もやしの炒めの日持ち
- もやしの栄養と効果・効能
- もやしの炒めは腐るとどうなる?
- もやしの炒めの保存方法
この3つのテーマについてご紹介いたします。
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目次
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もやし炒めとは?
もやしとはどんな野菜?
分類 | 【緑豆・ブラックマッペ】マメ科ササゲ属【大豆】マメ科ダイズ属 |
原料の原産地 | 【緑豆】中国【大豆】中国・アメリカ・カナダ【ブラックマッペ】タイ・ミャンマー |
由来 | 発芽するという意味の「萌ゆ」に由来 |
英語でいうと | Bean sprout |
別名 | やえなり・青小豆(原料の緑豆の別名)/豆もやし(大豆もやしの別名) |
もやしは豆類などを発芽させた新芽野菜で、スプラウトのひとつです。日本では、緑豆、大豆、ブラックマッペの、主に3種類の豆を発芽させたもやしが流通しています。
もやし炒めとは?
“もやし炒め”とは、もやしを豚肉や野菜と炒めた料理で、ボリュームが出るのでメイン料理としても活躍します。
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もやしの栄養と効果
栄養
もやしは安価で通年手に入る野菜ですが、ビタミンB群や鉄分・食物繊維といった成分も含まれています。低カロリーなのでダイエット中の食材としてもオススメです。
- でんぷん:デンプンはブドウ糖が複数結合した分子です。結合する分子の形状によってアミロースとアミロペクチンという名称に分かれます。アミロースは直線状、アミロペクチンは枝状に結合した分子です。分解されるとブドウ糖としての働きを持ち、エネルギー源として使われる、グリコーゲンとして保存されます。
- カリウム:カリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果があります。
- カルシウム:カルシウムは骨や歯の主成分のリン酸化カルシウムの材料でもあり、人間の体内の筋肉や臓器の収縮に関わるミネラルです。神経伝達の正常化にも大きな働きを持ち、体の酵素の働きをサポートします。血液凝固やホルモンの分泌等、多用な働きを持ちます。
- 鉄分:鉄分は、人間の血液を運ぶ赤血球に含まれるヘモグロビンの材料として使用されます。加えて、体内に存在する酵素の材料にもなりエネルギー代謝や肝臓での解毒の働きに関わっているミネラルです。
- 食物繊維:食物繊維は、植物の細胞壁を構成する、人間の消化酵素では消化できない成分とされています。食物繊維は、植物しか作り出すことしか出来ず、水に溶けるか溶けないかで種類が分かれます。人間の腸内環境を整える免疫力改善等の働きがあります。
- ビタミンB1:ビタミンB1は、人間の代謝に関わるビタミンで、炭水化物を糖に分解し、エネルギーを作り出す経路の最初を担います。食べた糖質全般を燃焼させる工程に関わるため、不足すると疲れやすくなります。また脳の神経伝達物質にも関わり、集中力を増やすや手足の痺れにくくすると言った働きがあります。
効果・効能
もやしを食べる効果はあまりないのでは?と思うかもしれませんが、食物繊維やその他の栄養によってこのような効果が期待できます。
- 便秘解消・予防
- 美肌効果
- 整腸作用
- エネルギー代謝の促進
- むくみ改善
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もやし炒めの日持ちはどのくらい?
もやし炒めの日持ち日数の目安は、冷蔵・冷凍それぞれ下記の日数となっています。
- 冷蔵保存…2〜3日
- 冷凍保存…約1ヶ月
もやし炒めは冷蔵保存で2〜3日ほど日持ちします。保存方法については後ほどご紹介しますが、冷凍することで約1ヶ月日持ちするので、お弁当おかずとしての作り置きにも便利な副菜です。
もやし炒めは腐るとどうなる?
もやし炒めは2〜3日ほど日持ちしますが、調理方法や保存方法が上手くいかないと傷んでしまいます。もやし炒めは、腐るとどうなるのでしょうか?腐ったもやし炒めの特徴を確認してみましょう。
- もやしが黒や茶色に変色する
- 水気が出てべちゃっとする
- 腐敗臭がする
- 濁った汁気が出る
- もやしがどろどろ溶けている
もやし炒めは、傷んだり腐ったりすると上記のような状態になります。時間が経ってしまったもやし炒めを見分ける時の参考にしてみてください。
もやし炒めをできるだけ美味しく長持ちさせる保存方法についてご紹介します。
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もやし炒めを長持ちさせる保存方法
もやし炒めの冷蔵保存・冷凍保存方法は、それぞれ下記になります。上手く保存すれば4日ほど作り置きおかずとして日持ちするので、調理時間の短縮になります◎
冷蔵保存
もやし炒めは冷蔵保存で2〜3日日持ちします。長持ちさせるためのポイントはこちらです。
- もやしを茹でた後はしっかり水気をふき取る
- 濃いめに味付けする
- もやしを取る時は乾いた清潔な箸を使う
保存容器はタッパーやお皿など、比較的なんでもOKです。もやし炒めをさせるコツは、保存時ではなく“調理時の水気”にかかっています。
水分はカビなど傷む原因となるので、保存する際は調味料の水分を容器に入れない方が良いでしょう。また、味を濃いめに付けることも長持ちさせるコツの一つです。
保存容器からもやしを取る時は乾いた清潔な箸を使い、雑菌が容器の中に付着しないよう気を付けましょう。
冷凍保存
もやし炒めは冷凍保存も可能で、約1ヶ月日持ちするのでお弁当おかずとして常備しておくと便利です。
- 1食分に分けてタッパーなど容器に入れる
- 調味料の水気がある場合はよく切ってから保存
冷凍する場合、調味料の水気は一緒に冷凍しない方が美味しく保存することができます。
解凍方法
もやし炒めを食べる時は、自然解凍か電子レンジの解凍機能を使いましょう。お弁当に入れる場合は、凍ったまま入れてOKです。
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まとめ
この記事をまとめると
- もやし炒めの日持ち日数は、冷蔵:2〜3日
- 冷凍:約1ヶ月
- もやし炒めを長持ちさせるコツは①水気をよく切る ②濃いめに味付けする
もやしは安くて年中でに入る野菜なので、あと一品何にしよう?とお困りの時にもいやし炒めはいかがですか?冷蔵でも3日ほど日持ちするので常備菜として活躍しますよ!
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